メイン [00-03]音楽全般 クラシック音楽の基本的な事柄のあれこれと、強力なお勧め1枚 | 投稿するにはまず登録を |
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ゲスト | 投稿日時: 2008/5/17 9:43 |
クラシック音楽の基本的な事柄のあれこれと、強力なお勧め1枚 オーディオファイルが音楽鑑賞をする場合、クラシック音楽はほかのジャンルである、ジャズ・ロックンロール・ポップス・フュージョン・歌謡曲などと異なり、敷居が高く感じることが多いように見受けられます。
それはクラシック音楽が曲の長さだけでなく、固有の伝統音楽であるからとも言えそうです。 この「伝統」とは古くから聴き継がれてきた伝統があるという意味ではなく、「伝統的な形式に基づいて作曲された音楽」という意味なんですね。 まずは時代背景があります。 現在市販されている音楽CDなどは譜面が後世に残されているものから演奏者が研究し演奏するわけですが、だいたい10世紀頃の中世からルネサンス時代、その後のバロック時代、バロックの枠を抜け出したウィーン古典派時代、そして物語性に重きを置くようになったロマン派時代(ロマン派は初期と後期ではまるで音楽の様相が異なりますが)、そして20世紀音楽や現代音楽という大河のような流れの中で音楽がつくられています。 たとえばいくつか例を挙げますと、中世ルネサンス時代の音楽はポリフォニー(多声)音楽に基づいてつくられており、一つの曲の中で幾人もの演奏者(教会音楽の声楽が中心になります)が同時に違うメロディーを歌う−だから多声−という形式でできています。それとある一定速度で川が流れるように作曲されているのが特徴と言えましょう。 そして17世紀初頭からのバロック音楽は、メロディーラインを担当する楽器(声も含まれます)と、重低音のいわゆるベースパートを担当する楽器(通奏低音といいます)により、ルネサンス時代よりも劇的な効果を狙った、しかも奏者に任せられるアドリブ演奏が主体でした。イタリアでオペラがつくられたのもこの時代です。当然前の時代であるルネサンスからのポリフォニーな部分も発展形で取り入れられています。ですからバロック音楽は、基本的な作曲された音楽とともに解釈する演奏者により単純な譜面に奏者のインスピレーションを加味した演奏が内容の良否を分けることになります。その頂点に立つのがバッハの音楽と言われています。 そして現在コンサートで主流に演奏されるのが次の時代であるウィーン古典派以降の音楽です。クラシック音楽は基本的にはいくつかの楽章と呼ばれる作品の集合体ですが、これが体系的に完成されたのがこの時代になります。音楽の速さは急−緩−急−急ですが、これはバロック時代からすでにヴィヴァルディなどにより一定の完成を見ていますが、この時代の特徴としては「ソナタ形式」が挙げられます。交響曲などの第1楽章のほとんどはこのソナタ形式で作曲されています。このソナタ形式とは、おおまかに示すと第1主題と第2主題の提示部、展開部、再現部、コーダ、終結という形式です。これはなぜそのようになったのかは一般的には人間の感受性にとってもっともアピールする様式として琢磨されてきたと言えるでしょう。このソナタ形式の完成者がモーツァルトで、交響曲第41番「ジュピター」は完全無比なソナタ形式の典型です。その後ロマン派の時代に入りより物語性が重要視され、ソナタ形式も形を変幻万化させながら発展し、マーラーなどの後期ではほとんど形式を理解するのが困難なほど進化発展していきます。 交響曲に関してはアレグロ(速い)の第1楽章の後にアダージョなどの緩徐楽章がきて、第3楽章は3拍子のメヌエットやベートーヴェン以降はスケルツォ、第4楽章はロンド形式や変奏曲などの形式が基本となります。当然ロマン派以降は楽章数も増えてきたり、順番が入れ替わったりしています。 また協奏曲では、3楽章制が基本であり、カデンツァと呼ばれるオーケストラ抜きの独奏者だけで即興的に演奏される部分もあります。 このほか間接的ではありますが作曲家の作曲時期の個人的な生活背景、また作曲された時代背景(ベートーヴェンとナポレオンに由来する英雄交響曲など)なども、音楽をより深く理解する上でとても参考になると思われます。 以上雑ぱくですが、これからクラシック音楽を聴こうというオーディオファイルの参考になれば幸いです。また、誤った部分等があればご指摘ご訂正を願えればと思います。 書籍では、「クラシック音楽入門」や「西洋音楽史」などの文庫本などをお読みになるのが近道かと思います。 ところで、小難しいことはさておき、クラシック音楽にチャレンジしようとするオーディオファイル向けのこれはという1曲を紹介したいと思う。 これはmaroさんとの会話の中でも出たのだが、私自身が学生時代にクラシック音楽にハマるきっかけとなる強烈なインスパイアを与えられた音楽である。 それはベートーヴェン作曲のピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』だ。 演奏は、現在手に入るもので演奏&録音とも申し分ない演奏として次の1枚を挙げたい。 ピアノ:クラウディオ・アラウ 指 揮:サー・コリン・デイヴィス 管弦楽:ドレスデン・シュターツカペレ [1984年、デジタル録音、フィリップス] とにかく音楽がカッコイイ。いきなり冒頭から華やかにピアノのカデンツァで威風堂々と、まさに肩で風を切って王宮を闊歩するようなたたずまいを見せるまったく隙のない、どこから聴いても名曲である。私はこれを聴いて胸が躍るような興奮を覚え、エキサイトした。「クラシックってカッコイイじゃない!」と。 瞑想的な第2楽章と切れ目なく第3楽章に突入する(アタッカという)のも聴き手を惹きつけずにおかない。まさにベートーヴェンの面目躍如たる名曲中の名曲で興奮ものである。 この曲を聴いて何も感じないような感性なら、クラシック音楽など聴くのはやめた方がいい。 併録された第4番も哲学的な瞑想に深く沈む曲で、まさに皇帝とは対照的な内省的な音楽で、これはこれでベートーヴェンの高貴な知性を感じる名品である。 リマスタリングも24bit、96Khzの高音質である。 ドレスデン・シュターツカペレとは、ドレスデンのザクセン州立歌劇場付きのオーケストラを指す。 是非、この演奏でなくても構わないが、皇帝協奏曲を聴いた感想をお寄せいただきたいものである。男ならまずはこれしかないでしょっ! 【参考・HMVのレビュー】 ○巨匠アラウ晩年の至芸! ベートーヴェン『皇帝』 ベートーヴェン演奏の大家として世に知られたアラウ晩年の名演。作品造型を隅々まで知り尽くした巨匠ならではの表現の余裕が、聴き手に独特の充足感を与えてくれます。南米出身ながら、ドイツのピアニストもはるかに及ばないと謳われた重厚なピアニズムの健在ぶりは『皇帝』で存分に味わえますが、かつてのやや脂身の多い表現からスッキリとアク抜けた晩年の境地は、特に第4番での見通しよく澄み渡った世界の感銘深さに結実しています。 デイヴィスとドレスデン・シュターツカペレの見事なサポートも、どれだけ絶賛してもし足りないところ。特に『皇帝』における重厚な力強さ、奥深い味わいをたたえたサウンドには惚れ惚れと聴き入るばかりで、これぞドイツのオーケストラ、言いたくなるほどです。 ねっ、聴きたくなったでしょ(笑)? |
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ゲスト | 投稿日時: 2008/5/18 9:48 |
追加自己レスです 6月25日に、あの伝説的なポリーニ、ベーム/ウィーン・フィル[1978年]の演奏がSHM-CD盤で再発売されるようです。国内盤2,800円。
以下HMVサイトからの引用です。 【Super High Material CD】SHM-CDシリーズ 生産限定 ポリーニ&ベーム/ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番、第5番 ベートーヴェン: ・ピアノ協奏曲第4番 ・ピアノ協奏曲第5番『皇帝』 マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:カール・ベーム 録音:1976、78年、ウィーン(ステレオ) 【SHM-CDとは?】 ・CDの新たな可能性を追求! CD発売から25年、様々な形で音質の向上を目指した商品が開発されてきましたが、昨年、ユニバーサルミュージックと 日本ビクターの共同開発により、新素材による高品質CDを発売いたしました。通常のCD素材とは別種のポリカーボネート樹脂系を使用することにより、さらに透明性を向上させた新たなCDの誕生です。 ・SHM-CDの品質・音質特性 1 通常のCD素材とは別種のポリカーボネート樹脂系で透明性を向上、さらに優れた信号特性を兼ね備えております。 2 高流動性、高転写性により、ピットが正確で精密に形成されます。 3 従来のCDに比べ、歪度の少ない、透明感の高い音質。 4 解像度が大幅に向上したことにより、よりバランスのとれた音質を実現。 5 従来ありがちだった、低域の量感不足も解消。 ・SHM-CD商品は生産限定商品となります。初回生産限定商品ではありませんが、生産上の都合により限定とさせていただきます。(ユニバーサルミュージック) SHM-CDについては下記のスレッドを参照してください。↓ https://acousticrevive.jp/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=thread&topic_id=89&forum=2 管理人Kさんのコメントを読むと、従来の皇帝のCDはのっぺりとしたものに感じましたが、どう変わるか大変興味が湧きました。私も欲しくなりましたねえ(笑)。 |
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maro | 投稿日時: 2008/5/19 18:12 |
一人前 登録日: 2008/2/21 居住地: 上州 投稿: 140 |
Re: クラシック音楽の基本的な事柄のあれこれと、強力なお勧め1枚 シュテファンさん
実に深く説得力のある内容に感嘆致しました。 でも、、難しい〜〜(^^;) > 私自身が学生時代にクラシック音楽にハマるきっかけとなる > 強烈なインスパイアを与えられた音楽である。 > それはベートーヴェン作曲のピアノ協奏曲第5番変ホ長調 op.73『皇帝』だ。 > ピアノ:クラウディオ・アラウ > 指 揮:サー・コリン・デイヴィス > 管弦楽:ドレスデン・シュターツカペレ > [1984年、デジタル録音、フィリップス] うっ。。。持ってないです。 同じアラウですがハイティンク/コンセルトヘボウは有ります。 が、録音にはちょっと古さを感じますね。 早速、購入せねば。 この曲はかなり名盤が多く、選択に迷うものですね。 最近は、グリモーなんぞ聞いてます。女性ですが良いですよ^^ http://www.hmv.co.jp/product/detail/2597254 > 是非、この演奏でなくても構わないが、皇帝協奏曲を聴いた感想をお寄せいただきたいものである。 > 男ならまずはこれしかないでしょっ! おっと、男なら・・・でしたね > この曲を聴いて何も感じないような感性なら、クラシック音楽など聴くのはやめた方がいい。 いたく同感。 |
ゲスト | 投稿日時: 2008/5/19 22:18 |
Re: クラシック音楽の基本的な事柄のあれこれと、強力なお勧め1枚 maroさん
>実に深く説得力のある内容に感嘆致しました。 >でも、、難しい〜〜(^^;) →先輩、そんなこたーないでしょ! maro様ならより平明に分かりやすく解説なされたと思います、古文じゃなくて。 でも中学・高校などでは、今はどうだか知りませんが、このようなことは教えてくれませんでしたからね。音楽の授業は苦痛でしたね、つまらなくて。 私も書いたことはお勉強で覚えたことではありませんもん。 学生時代の一般教養課程の音楽の教授が日本におけるバロック音楽の権威である皆川達夫先生でした。先生は当時昭和38年からはじまったNHK-FM「バロック音楽のたのしみ」(テーマ曲がヴィヴァルディでした)の番組を持っていたこともあり、他大学の女子学生が大勢聴講に来ていて授業はいつも満員でした。 銀髪の颯爽とした姿で授業を行い、レコードを掛けながら「今が第1主題」などと黒板に具体的に書いて、とても分かりやすかったのを覚えています。 >おっと、男なら・・・でしたね →いや、そういう意味じゃなくて(汗 貴方が男なら「皇帝」くらいは聴いておけ、という意味だったのですが…。 オオカミ少女グリモーは、私も「クレド」を持っています。 彼女、性格が完全に逝っちゃっていますよね。 どうしてもビジュアル的に見てしまうので、次回の来日公演は真剣に音楽を聴いてみようと思います。 |
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管理人K | 投稿日時: 2008/5/20 3:20 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: クラシック音楽の基本的な事柄のあれこれと、強力なお勧め1枚 シュテファンさん、こんばんわ。
詳しいご説明ありがとうございます。 どのような音楽も(例えばROCKであっても)時代背景や形式などを知った上で聴けばより楽しめますね。 ちなみに、ルネサンス時代、バロック時代、ウィーン古典派時代、ロマン派時代、20世紀現代音楽など、それぞれの時代を代表する作曲家とその代表曲、代表的な名演などを時代を追ってご紹介頂けるとクラシック初心者の方も入りやすくなると思います。 お手数おかけしますがお時間のある時にでもお願い出来れば幸いです。 宜しくお願い致します。 |
ゲスト | 投稿日時: 2008/5/20 13:47 |
Re: クラシック音楽の基本的な事柄のあれこれと、強力なお勧め1枚 >ちなみに、ルネサンス時代、バロック時代、ウィーン古典派時代、ロマン派時代、20世紀現代音楽など、それぞれの時代を代表する作曲家とその代表曲、代表的な名演などを時代を追ってご紹介頂けるとクラシック初心者の方も入りやすくなると思います。
→この件については、実際に執筆をするかどうか相談させてください。 クラシック音楽入門者の方たちに対して、専門家でもない人間が一人で筆を進めるというのは非常に責任が重大であるという感想を率直に持ちます。 また私の個人的なプライベートなサイトであればいくらでも好きなことが書けますが、ここはアコリバさんの公式サイトという特別な場所であることも大いに考慮しなければなりません。 私一人の独断で進めて果たして音楽史的にも正しく、かつ公平で公正な演奏水準や音盤の音質判断ができるものかどうかという音楽的かつオーディオ的な疑問も正直あります。 |
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管理人K | 投稿日時: 2008/5/20 22:43 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: クラシック音楽の基本的な事柄のあれこれと、強力なお勧め1枚 シュテファンさん、こんばんわ。
私がお願いしたかったのは、例えばヴィヴァルディがバロック時代の作曲家に当たり、代表曲には「四季」があるとか、べートーヴェンはウィーン古典派を代表する一人で交響曲の他にはこんな名曲があるとか、ブラームスやワーグナーはロマン派に該当しこんな名曲があり、その曲の中の名演と呼ばれるものにはこんなものがある、程度のご紹介を戴ければと思っただけです。 そんな程度の事すら解らないのだったらクラシック音楽など聴く資格なし、自分で調べろと言われてしまえばそれまでですが、残念ながらクラシック音楽に親しみのない若い人達の殆どは、このような事すら解らないのが現状だと思います。 私の学生時代までは音楽の授業においてクラシック音楽鑑賞などがあり、音楽の教師から時代背景などの説明を受けた事もありましたが、現在の音楽授業ではレコード鑑賞など殆どなく、音楽を聴かせてる時間があるならパソコンを使った作曲の勉強をいきなりやらせている所もあると学校関係者からは聞いています。 このような状況ですから、クラシック音楽に全く馴染みのない若者が増えるのは当然の事だと思います。 私はオーディオというのはクラシック音楽に限らず、多くの優れた音楽を聴くきっかけになる素晴らしい趣味だと考えております。 オーディオを趣味とする事で、これからクラシック音楽も聴いてみたいという若者は多いはずです。 せっかくクラシック音楽の時代背景とかをご説明頂いた訳ですので、補足的な形でそれぞれの時代を代表する作曲家や作品、それらの名演などをご紹介頂けば凄く若い人達の参考になると思うのです。 個人的にはクラシック音楽はまず聴いてみる事が必要だと思います。 ある方から紹介された一つの名曲の演奏を聴いたならば、また違った演奏者による同じ曲を色々聴いてみる。その中でどの演奏が自分は一番好きなのか、良いと思うのかを判断すればいい事だと思いますがいかがでしょうか? |
ゲスト | 投稿日時: 2008/5/20 23:22 |
趣旨了解いたしました 管理人Kさん、おっしゃりたいことの趣旨がよく判りました。
よりパーフェクトなものをどうやら考えすぎていたようですね。 というのも、クラシック音楽の場合でもやはりコアな(マニアックなと言ってもよいでしょうか)ファンがいて、ルネサンス音楽大好き人間や、近代フランス音楽大好き人間などが出現し、相当凝った質問などを投げかけられ辟易した覚えがありました。 私自身は、大学の一般教養課程の授業、好きな音楽家の出版物、CDなどのライナーノートを読んだ程度の知識しかありませんので、どれほどのお役に立てるか分かりません。 もちろん若い人たちに限らず、大人になってからでも「いったいクラシック音楽はどこから聴いたらよいのか分からない。」という声を聞きます。 一人でも多くの方が楽しんで読んでいただけるものにできればとも考えます。 と言うことで、私だけなく是非maro先生のお力もお借りしなければなりませんね! |
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管理人K | 投稿日時: 2008/5/21 0:23 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
ありがとうございます シュテファン返信ありがとうございます。
私は音楽とはそんなに堅苦しい理論で語るものではないと思います。 これいいと思うよと言って薦められたものを聴いてみて、自分がどう思うのか、どう感じるのかが全てだと思うのです。 それで同じ曲、同じ演奏を素晴らしいと同じ気持ちになれたら素晴らしい事じゃありませんか。 それ以前に何を聴いたらいいのか、何から聴けばいいのか解らないで聴かずで終わったりする方が悲劇だと思うのです。 お時間の余裕のある時で結構ですので、ご紹介頂ければ幸いです。 宜しくお願い致します。 |
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