メイン [00-06]アナログレコード インピーダンス適合の必要性 | 投稿するにはまず登録を |
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管理人K | 投稿日時: 2013/7/24 20:12 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: インピーダンス適合の必要性 Yoさん、こんばんは。
>これ以上突っ込んだ質問をしてもお困りになるだろうとその言葉を使っただけで はい、これ以上話が進みますと事実を明らかにせざるを得なくなり、結果、メーカー批判にも繋がりかねなくなるのはメールでお伝えした通りです。 Yoさんの「図太い」と表現が良い状態を表しているのか?それとも悪い状態を表しているのかが、いまいち判らないのです。 「図太い」音の製品を使わなくなったということは、悪い状態を表していると判断して、その原因はトランスの巻き精度の問題もあるのではないかと推測したまでです。 客観的にこれまで発売されてきたトランスを見渡してみても、ネガティブな評価の原因が巻き精度やインピーダンスマッチングにあったのではないかと思えるものが多いのです。 トランスのポジティブな意見としては、 音が太くなる、音が厚くなる、まったりして聴きやすくなる、 などが多いのに対し、 トランスのネガティブな意見としては、 音が鈍る、音の抜けが悪くなる、高域がナローになる、解像度が落ちる などがあり、この結果から明らかにトランスに音の傾向があることを物語っています。 その傾向とは総じて音が低域寄りになり高域特性がナローで解像度が落ちるという傾向だと思います。 私は昇圧トランスではありませんでしたが、ライントランスで恐ろしく音が太く猛烈に低域が巨大化(肥大化)する製品を聴いたことがあります。 とにかく低域が増えれば良いという低域フェチにはたまらない製品なのかもしれませんが、音楽のバランスは完全に崩れてしまい「これは違うだろ」とまともな感性の人ならすぐに駄目だと判断するものでした。 これは極端な例ですが、トランスの巻き精度の悪さを利用してあえて意図的な音作りも出来るということだと思います。 今回、無印のトランスの内容を知ることで、トランスの音の問題が巻き精度やインピーダンスマッチングにあったことを私も初めて知った次第で、長年の疑問も解けました。 優れたトランスは正確な位相特性を実現し、繊細で透明な高域と低重心でエネルギー感豊かな低域を両立出来るものなのですね。 言葉でいくら説明するよりも実際の出音を聴いて頂くのが一番です。 マイソニック用の超低インピーダンスにマッチングさせたトランスの試作が出来たらぜひとも一度体験されてみて下さい。 |
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