メイン [14-01]その他の話題 とうようズ・デイ 2013 | 投稿するにはまず登録を |
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スペンサー&ホーク | 投稿日時: 2013/7/20 16:55 |
長老 登録日: 2011/3/24 居住地: 投稿: 595 |
とうようズ・デイ 2013 皆様こんにちは
昨日(19日)に「とうようズ・デイ 2013」と題した、中村とうようさんを偲ぶ会に行ってまいりました。 出演者は以下の皆様でした。 司会:大鷹俊一 出演者:湯川れい子、折田育造、小倉エージ、北中正和、深沢美樹、関谷元子、亀渕昭信(敬称略) (裏方で田中勝則さんがおられたようでした) ミュージックマガジンでは、もうお馴染みの方々です。 開演で、最初に登場したのがプログラムになかったサンディーさんと山内雄喜さんのライブでした。このお二人も、とうようさんとは縁の深い方たちですが、サンディーさんが1曲目はマイク無しで歌っていただいたハワイアンはブルースを感じさせます。2曲目は山内さんのギターをバックに歌ってくださいました。 山内雄喜さんはハワイアン研究の第一人者であり音楽家です。お二人共ライスレコードからアルバムを出されています。 続いて大鷹さんの司会で、出演者の方々と、とうようさんとの思い出話がありました。 途中に、とうようさんが出演されたラジオの放送やテレビ番組が披露されました。 亀渕さんは、この会にたまたまみえていたのを、トークに引っ張り出されたようですが、オールナイトニッポンのDJで、ホリエモン騒動の時はニッポン放送の社長でしたね。 私はビーチ・ボーイズの記事を書かれていたのを思い出します。 相変わらず話は面白いですね。 とうようさんに先生と言うと、「先生なんて言うじゃない」と怒られたと言われていました。 「業界ではセンセイなんて言っても、別に尊敬しているわけじゃないですからね。そのほうが話が進みやすいので言ってるだけですから」なんて言って、笑わせていただきました。 湯川さんは、とうようさんとは音楽の話はしなかったそうです。理由はお互いテイストが違うからということでしたが、ここで会場は大笑いです。 このふたりは、ぜんぜん好みが違っていました。 折田さんも音楽の話はあまりしなかったようですが、とうようさんはロックを本当に分かってなかったのでは、とも言われていましたが、そんなことが言えるほど親しかったのではと想像します。 また、とうようさんは批評家というより研究者ではなかったのかとも言われていました。 皆様のお話を聞くと死に至る準備を着々と進められていたようで、コレクションは武蔵美大に寄贈されたりしています。 私の音楽の趣味は、とうようさんからロックだけでなく世界の音楽を聞くことを教わりました。 私は青春の多感な時代にとうようさんと出会えたことで、素晴らしい音楽を聞くことができたと感じています。 とうようさんに感謝いたします。 p・s・ 最後に湯川さんはからP・マッカートニーの来日が決まりましたとの話が有りました。 湯川さんは、前日アメリカから帰国されたそうですが、NYとミルウオーキーでP・マッカートニーのライブを見られたそうで、38曲楽器を取り替え引っ変え歌って演奏してくれたそうです。 東京、福岡、大阪での公演があるようです。私も行ってみようかな。 もう今回が最後でしょうね。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2013/8/1 22:44 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: とうようズ・デイ 2013 スペンサー&ホークさん
こんばんは 私の世代(また聴く音楽ジャンル)には中村とうようさんはあまり馴染がなく、zappa関連以外は文章もあまり目にしたことがありません。 亡くなられてから、とうようさんを偲んだ本の中で過去のアルバムレビューを見、多種多様な音楽に精通しておられたことを知りました。 スペンサー&ホークさんのWorld Music好きはとうようさんの影響もあるのですか? |
スペンサー&ホーク | 投稿日時: 2013/8/2 18:37 |
長老 登録日: 2011/3/24 居住地: 投稿: 595 |
Re: とうようズ・デイ 2013 zappa1993さん
こんばんは とうようさんは、ミュージックマガジン‘(MM)の創始者で、日本に活字メディアとしてロックを広めた功労者の一人であろうと思います。 MMはニューミュージックマガジン(NMM)として69年に発刊されています。 このニューミュージックという言葉は、アメリカの雑誌にビートルズのラバー・ソウルやボブ・ディランの音楽をさして使われたようですが、この「ニューミュージック」という言葉に触発されて、NMMを創刊されたようです。 NMMは各評論家の年間ベスト10というのを毎年やっていましたが、70年代半ば頃までは、とうようさんのベスト10もロックアルバムが半分以上あったと思いますが、80年代に入るとロックアルバムはベスト10に入らなくなりました。ほとんどワールドミュージックになったと思います。 そのため、80年代以降にロックを聞き始めて人たちは、「中村とうよう」という評論家にあまり馴染みが無いかも知れませんね。 とうようさんは、NMMの他に、テクニクス銀座で「レコード寄席」というものを月に1度だったと思いますが、やっていました。 これには40~50人くらいのお客さんが来ていたと思いますが、そこで主にロックのレコードをかけてアルバムの紹介をされていました。 まだ、松下がテクニクス・ブランドでオーディオ製品を作っていた頃で、そこには巨大なスピーカーがあり、私もよく通いました。 音楽雑誌はMMしか読んでいなかったので、当然そこで紹介されたものを主にレコードを買っていました。 当初は私もロック専門で聴いていましたが、ブルースやR&Bの紹介も多くなり、その方も聴くようになりました。その他にサルサやサンバ、レゲエなどのラテンに、アフリカも少々聴くようになりました。 ロックの比率は半分くらいでした。 ロック関係でとうようさんが、評価していたのはボブ・ディラン、ジョン・レノン、フランク・ザッパ、ツェッペリン、ストンーズ、ランディ・ニューマン、ライ・クーダー、ステータス・クオー、ザ・バンドetcです。 好みではなかったのが、ニール・ヤング、ジャクソン・ブラウン、デビット・ボウイ、スティービー・ワンダー、マイケル・ジャクソン(スリラーは0点でした)あたりを思い浮かべます。 私も、ニール・ヤング、ジャクソン・ブラウン以外は好みではありません。 本格的にワールドミュージックを聴きだしたのは、オーディオを再開し、アコリバ化しだしてからです。 その場合も、ミュージックマガジン社から出ている「定盤1000」と「ミュージックマガジンの500枚」などを参考にしています。 本日以下のCDが届いていると思いますので、今週はアジア三昧で楽しみたいと思います。 ■V.A./インドネシア音楽歴史物語(2CD) ■ネティ/いにしえのクロンチョン ■サローマ/ポリネシア・マンボ〜南海の国際都市(コスモポリタン・シティ)歌謡 昨日はキューバの「アルセニオ・ロドリゲス/ソン・モントゥーノの王様」を楽しみました。 https://www.sambinha.com/e-commex/cgi-bin/ex_disp_item_detail/id/CSR-412/ 古い録音で音もよくありませんが、哀愁があり、ほんわかしてきます。 現在ワールドミュージックを紹介している評論家の方々も、コアはロックなんですよ。 私のようにロックからワールドミュージックの方向に行く者や、ホワイトメタルさんや、きくりんさんのようにクラシックに行く方など様々で面白いですね。 |
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