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投稿者 スレッド
zappa1993
投稿日時: 2014/5/17 1:53
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 珈琲のお話
スペンサー&ホークさん
お返事ありがとうございます。

こちらこそ要らぬ気を遣わせてしまい申し訳ございませんでした。

>ちょうど10代後半が70年安保闘争の時期にあたり、岡林さんの歌などを歌い、精神を高揚させていたものです。しかし、レコードなどを買えるか環境に無かったので、聴いていたのはラジオばかりでした。

そう言ったお話は、昔のフォークに関する書物を読めば歴史としては理解できるのですが、当時の世相や空気、若者の思想などは中々ピンときません。
何となく想像はできるのですが、きっとそんなものでは無かったのでしょう。
だから、私が聴くフォークミュージックと、スペンサー&ホークさんの様な世代の方が聴くフォークミュージック(特に歌詞に関して)とでは感じ方がまるっきり違いうのではないかと思います。
それをどうと言う訳では無いのですが・・・

>私もハードロックやアメリカンロックが好きだったので、フォークというと4畳半的な印象がありますので同じですね。

実際にその様な枕詞が付いていましたからね。
逆に、いま古いフォークを聴きたいと思ったら、そうしたものを選んでしまうところが何とも面白いところです。

>60年代のフォークは関西フォークとカレッジ・フォークとがあったのですが、京都当りは関西フォークのメッカでしょうね。高田渡さんもいましたね。
また、変わったところではフォーク・クルセダーズのイムジン川もいいですね。やはりフォークは関西でした。

私の世代にはその様な実感はまったくありませんが、京都にはアンダーグラウンドシーンがあったようですね。
京都大学の西部講堂などは未だにどこか昔の空気を感じさせる雰囲気を醸し出しています。

>すると、zappa1993さんの住まいは高級住宅地ですか。

とんでもない。
京都府の中でも、昔はもっと北の方に住んでおられたようで、都会ではないところがお好きなのではないでしょうか。

>10年くらい前にダリル・ホールのコンサートがスタンディングでした開演前から立っているのも疲れますね。。
しかし、ロックコンサートは開演すればスタンディングと同じですが。(笑)

ダリル・ホールのスタンディングもちょっと想像できませんが
ハードロックのオールスタンディングは恐ろしく激しいですよ。
私も最近の客の暴徒ぶりにはついていけません。

>調べたら鈴木さんのブログに出ていますね。

そうだったかもしれません。
ところで鈴木智雄さんの自伝は読まれましたか?
あれを読むと、つくづく凄い方だと思います。

>私などはアーティストしか目が行きませんが、このようなエンジニアの方などがいて、はじめて音楽が聴けることも忘れてはいけませんね。

そうですね。
昔に比べ良いアーティストが少なくなってきているのと同様、良いエンジニアの数も減る一方と聞きます。
コンピューターは人一倍早く扱えるけど、マイクの立て方ひとつ知らないそうです。
何でもコンピューターで編集する時代になりましたからね。
本当は、最初の録音がすべてで、いくら上手に編集したところで、それは編集後の音楽でしかないという事がなぜわからないのでしょうね。

スペンサー&ホーク
投稿日時: 2014/5/16 17:42
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: 珈琲のお話
zappa1993さん、レス有難うございます。

まずお詫びしなければなりませんが、岡林さんのアルバムはあの1枚だけしか持っていませんし、フォークのアルバムもあまり持っていません。
PP&Mなども紹介していたので誤解を与えたようでしたら申し訳ありません。

ちょうど10代後半が70年安保闘争の時期にあたり、岡林さんの歌などを歌い、精神を高揚させていたものです。しかし、レコードなどを買える環境に無かったので、聴いていたのはラジオばかりでした。

レコードを買える環境になった時は、ロックやブラックミュージックが好きになっていましたので、日本の音楽ものは殆どありませんでした。

3年ほど前ころから、アコリバさんに出会いましたら、20代の頃の音楽に対する情熱が蘇り、またアルバムを集めだしたところです。

岡林信康には興味はあったので、「ラブソングス」買って聴いてみたら、評判どおりの内容でしたので紹介した次第です。
1曲目の「Mr.Oのバラード」はディランに似たギターを弾いています。また、彼自身の事を歌っているのではとも思われます。

「あっという間に人気者
ところがそこで怯えだす
見上げられてるような気に
すごい男であらねばと
背伸びとポーズで強がって
ばれる怖さに逃げたんだ」


岡林信康というと、昔ラジオで聞いた「君に捧げるラブソング」という曲がかなり印象に残っています。私はバラードが好きなようです。ストーンズの曲も好きなのラブ・バラードです。

「悲しみにうなだれる君を見て
そうさ何も出来ないでいるのがつらい
せめて君のために歌を書きたいけど
もどかしい想いはうまく歌にならない
今書きとめたい歌
君に捧げるラブソング」

>私にはどうも昔のフォークは暗く、どれも同じように聴こえてしまうのです。

私もハードロックやアメリカンロックが好きだったので、フォークというと4畳半的な印象がありますので同じですね。

60年代のフォークは関西フォークとカレッジ・フォークとがあったのですが、京都当りは関西フォークのメッカでしょうね。高田渡さんもいましたね。
また、変わったところではフォーク・クルセダーズのイムジン川もいいですね。やはりフォークは関西でした。


>岡林信康さんですが、実は拙宅から車で5分ほどの隣駅に住んでおられるのです。
何とも奇遇でしょ。

すると、zappa1993さんの住まいは高級住宅地ですか。
私はチバリー・ヒルズ(笑)


矢野顕子さんのことが出ていましたが、当時のニューミュージック系はどうも苦手で殆ど聴いていません。(冷汗)

矢野さんはピアノが上手いというような評判を聞いたことがありますが、それでスタンディングとは珍しいですね。

10年くらい前にダリル・ホールのコンサートがスタンディングでした開演前から立っているのも疲れますね。。
しかし、ロックコンサートは開演すればスタンディングと同じですが。(笑)


zappa1993さんはジャズのボーカルコンテストにも行かれてお忙しそうですね。

ジャズボーカルで私が聴いているのは古い人ばかりですね。メル・トーメ、ダイナ・ワシントン、E・ジェラルド、B・ホリデー、パティ・ペイジのスタンダードも良かったですね。

というわけで、現在活躍しているジャズボーカリストというのは殆ど知りません。

よく考えると、新譜は殆どアフリカン・ミュージックだけのような状態です。


吉野金次さんというお名前は初めて聞きました。

>エンジニアの鈴木智雄さんは、当時は社内に外部の人間が入ることに反発がある中、志願して吉野さんのアシスタントに着いたと言うようなことを書かれていました。

調べたら鈴木さんのブログに出ていますね。

CBS/ソニーの録音部長がヒット曲に貢献できるエンジニアを育てるという目的で、当時フリーだった吉野さんを招いたということのようですね。
しかし、社内のエンジニア達が拒否したので、鈴木さんがアシスタントとして付いて多くの事を学んだということが書かれています。
「類は友を呼ぶ」の例えどおりですね。
(私もこのブログはチェックしていますが、ここは見逃していました)

お二人の経歴をざっと見ての違いは、鈴木さんは外国人アーティスとも結構やっていますが、吉野さんはあまりなさそうですね。
この当りは鈴木さんがCBS/ソニーだったからかもしれません。

私などはアーティストしか目が行きませんが、このようなエンジニアの方などがいて、はじめて音楽が聴けることも忘れてはいけませんね。
zappa1993
投稿日時: 2014/5/16 1:50
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 珈琲のお話
スペンサー&ホークさん
こんばんは
遅レスですみません。

昨晩、矢野顕子さんにしては珍しいオールスタンディングのライブに行ってきました。
今回は新譜の内容に沿ってエレクトロニカを含むステージだったのですが、ふとスペンサー&ホークさんが先日投稿されていた岡林信康さんのことを思い出しました。
何作か前のピアノ弾き語りアルバムで岡林信康さんの楽曲を取り上げていたからです。
(調べて見るともう4年も前のことでした)
岡林信康さんについては、所謂フォークシンガーの中心的な人物としてのイメージしか無く、「はっぴいえんど」人脈で初期のアルバムを数枚聴いた程度の知識しかありません。
私にはどうも昔のフォークは暗く、どれも同じように聴こえてしまうのです
ところが、矢野顕子さんがアルバム「音楽堂」で取り上げた「嘆きの淵にある時も」にはいたく感動しました。
とても良い曲ですね。
(当時のライブで、岡林さんの奥さんから「オリジナルより良い」と言われたと冗談のように語っていました)

このアルバムは、病気で療養中だったエンジニアの吉野金次さんの復帰作となるのですが、この吉野さんの名を初めてしったのも細野晴臣さんの「HOSONO HOUSE」だったように思います。(後追いですが)
ご存知の方も多いと思いますが、吉野金次さんは日本を代表するレコーディング・エンジニアの一人で、日本で初のフリーエンジニアとしても有名な方です。
(どこで読んだか忘れましたが、エンジニアの鈴木智雄さんは、当時は社内に外部の人間が入ることに反発がある中、志願して吉野さんのアシスタントに着いたと言うようなことを書かれていました。私はそれを読んだだけで目頭が熱くなりました。「そうだったのか!と」 やはり才能ある人は他とは違うのです)

あまり良い印象がなかった昔のフォークソングですが、ちゃんと聴くと良い楽曲も多いですね。
聴かず嫌いは良くありません。
私は、友部正人さんの「一本道」なんか好きですが、スペンサー&ホークさんはどんな曲を聴かれますか?
ところで、岡林信康さんですが、実は拙宅から車で5分ほどの隣駅に住んでおられるのです。
何とも奇遇でしょ

スペンサー&ホーク
投稿日時: 2014/5/8 18:27
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: 珈琲のお話
皆様こんばんは

GWの谷間の4月30日に出勤して車の中で何時ものように、InterFMのバラカンモーニングをかけると、アフリカンミュージックと思える音楽がかかっていました。誰だろう、良い音楽だと思っていましたがCHEIKH LôのAPARTHEIDという曲でした。APARTHEIDはアパルトヘイトのことらしいです。
この日は、ネルソン・マンデラ特集でしたのでこの曲がかかっていたようです。
当日かかった曲目です。
http://www.interfm.co.jp/barakan/blog/2014/04/30/

最後にKEITH JARRETTの MY BACK PAGESをかけるとの紹介があり、曲が流れましたが、タイトルはディランの曲と同じですが、ジャズとディランが結びつかずに同名異曲であろうと思って聴いていました。(JAZZファンではない私はKEITH JARRETTはこれまで聴いた記憶がありませんでした)

曲の途中で目的地に着きましたので消して車から降りましたが、メロディアスで良い曲だと感じましたので、会社に戻って来て、調べたらなんとディランのMY BACK PAGESでした。
私はまったく分かりませんでした。最初にベースソロが入るのですっかりだまされた感じです。

以前、マリアリー・パチェーコのアルバムで、COUNTRYというKEITH JARRETTの曲をピアノソロで弾いていましたが、この曲もメロディアスで凄く良い曲でしたので、KEITH JARRETTというアーティストはこのような曲を書くのかと勝手に思い込んでいましたのも一因であろうと思います。

という訳で早速購入いたしました。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%9B%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC-%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%AA/dp/B00C2WF75W/ref=ntt_mus_dp_dpt_14
試聴できますのでお試しください。

ディランの曲以外はモダンやフリージャズのようなものばかりでした。この1曲だけ異色ですね。でも結構楽しめました。

ジャズピアノ、ネルソン・マンデラとくればやはりダラー・ブランド/アフリカンピアノが聞きたくなりますね。左手のリズムが印象的なアルバムです。
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%95%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E-%E3%83%80%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89/dp/B0000CD7YJ

昨年の暮れ頃だと思いますが、NHK-BSでダラー・ブラントを取り上げていました。ダラー・ブラントが南アフリカを紹介したり、浜辺にピアノを置いて弾いている場面も有りました。

「APARTHEID /CHEIKH Lô」も買おうと思ったのですが、廃盤のようでありませんでした。
スペンサー&ホーク
投稿日時: 2014/4/30 15:17
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: 珈琲のお話
皆様こんにちは

GW前半の4連休はラテン音楽三昧、特にエルゼッチ・カルドーゾを聴いて過ごしました。
みんな古い録音のものばかりなので、音質は悪いのですが、気にしない。

エルゼッチ・カルドーゾは1920年生まれで、90年に亡くなっています。ブラジルではさまざまな称号でよばれていますが女神などもそのひとつで、単にすばらしい歌手というだけでなく人柄が大変よかったようです。

彼女の代表作とよばれているのが、「ジョアン・カエターノ劇場のエルゼッチ・カルドーゾ」という68年のライブアルバムですが、廃盤で中古しかないようですね。
ゲッツ/ジルベルトがあんなに出回っているのに、エリゼッチの代表作すなわちブラジルの代表作がカタログ落ちとは、一体この差は何なのかと腹が立ちます。

このアルバムのLPは第1巻と2巻がブラジルで発売されましたが、日本での国内盤の発売はありませんでした。

このライブの中で最も人気のあったのは「バラカン(丘の上のあばら家)」という曲で
エリゼッチの最高傑作といわれています。
日本ではこのライブアルバムの発売はありませんでしたが、75年発売の「ディスコ・ジ・オーロ」というベスト盤に入っています。
このアルバムを持っていますが、この曲は、音は悪いのですが、ジャコー・ド・バンドリンの伴奏とエリゼッチのボーカルが素晴らしいです。

77年になって、1,2巻に入っていない曲を第3巻として日本でも発売されました。
私も第3巻のLPを持っています。
やはり音がよくないのですね。アンペックスのトゥー・チャンネルの録音機でとったそうですが、ブラジルの録音技術の水準が低かったようです。
(ブラジルの鈴木智雄さんがいなかったのが残念です)

現在は94年発売のCDの方を聴いていますが、LPよりも雑音は少なくなった印象があります。


このライブは日本と関係があります。
68年に日本に初来日することになっていました。そこで、リオの人にお別れ挨拶のつもりで開いたチャリティーコンサートがこのライブでした。
コンサートは成功に終わり、いざ日本に出発という直前になって日本公演のキャンセルの連絡が入ったようです。
コンサートの収益金はすべて寄付しているし、スケジュールはがら空きになっているしで、お金がなくて弱ったということを言っていたようです。

70年にも大阪万博のブラジル・デイに出演することになっていましたが、ブラジル国内での西独外交官誘拐事件で、外務大臣が出国停止になりブラジル・デイも中止となったようです。
この時には、ポルトガルのアマリア・ロドリゲスは来日していますので、もしかしたら、ポルトガル語を母語とする2大歌手が同時に日本に来ていたかもですね。

エリゼッチの初来日は77年になりますが、この時は私も中野サンプラザに行きました。ブラジル大使館からも見えていたようです。

やはり外国ということもあり、少しよそ行きの感じで、芸術性を全面に出したコンサートとなりました。

ジョアン・ジルベルトでヒットした「想いあふれて」という曲は、エリゼッチが最初にレコーディングしています。伴奏はジョアンです。
これがボサノバ第1号といわれています。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B001KZNVQY/ref=oh_details_o03_s00_i00?ie=UTF8&psc=1

なかなかの美人ですよね。

後半の連休はキューバ音楽三昧としますか。
スペンサー&ホーク
投稿日時: 2014/4/18 15:42
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: 珈琲のお話
皆様こんにちは

またまた、CDのご紹介です。
CDを買う場合は、好みの合う音楽評論家などの批評を参考にされていると思いますが、私の場合は中村とうようさんでした。
しかし2011年に亡くなられたので、現在はその弟子にあたる田中勝則氏製作ものや、音楽プロデューサーの藤田正氏(この方は、とうようさんとは喧嘩別れだったようですね)の批評を参考としています。
他では、ピーター・バラカンさんです。

今回ご紹介するのも、とうようさんの本を読んでいたら聴きたくなったので購入したCDです。
ミュージックマガジンでのレコード批評で唯一100点をつけたアルバム「岡林信康/ラブソングス」です。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%96%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B9-%E7%B4%99%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E4%BB%95%E6%A7%98-%E5%B2%A1%E6%9E%97%E4%BF%A1%E5%BA%B7/dp/B001HPGQC8

夜しんみり一人で聴くのにいいですよ。

こちらにその時のとうようさんの批評が載せられています。
http://rocks.studio-web.net/japan/okabayasi/love.html

私が少年時代、岡林信康といえば、仲間達と「友よ、夜明け前の闇の中で、友よ戦いの炎をもやせ〜」とやっていました。
この保守化した時代にははやりませんね。
スペンサー&ホーク
投稿日時: 2014/4/16 18:05
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: 珈琲のお話
皆様こんばんは

アメリカでシングル及びアルバムを1億枚超売った女性歌手をご存知でしょうか。
この記録は現在も破られていないようです。

その歌手の名はパティ・ペイジです。
パティ・ペイジは「テネシーワルツ」が有名ですね。私は江利チエミさんの歌のものしか記憶にありませんが、中村とうようさんが愛したアーティストとしては知っていました。

先日オフィース・サンビーニャさんから、メールでパティ・ペイジのCDの先行予約(4月7日発売)を受け付けるというのがは届きました。
編集は田中勝則さんが行ったという事でしたので、パティ・ペイジはまだ聴いたことがありませんでしたが、期待して予約しました。

https://www.sambinha.com/e-commex/cgi-bin/ex_disp_item_detail/id/DISCOLOGIA-005/
この編集盤は、彼女の全盛時のマーキュリー時代のもので構成されています。そのためSP盤や10インチLPを音源としていますが、適正音量で聞く分には私の耳では問題ありません。

8日に到着してから、毎日聴いています。完全に嵌りました。仕事で神経をすり減らした身体を優しいメロディーと清純な歌声で生き返らせてくれます。歌唱力も抜群です。
この人は下積み時代が無かったのがよかったようですね。

8日の古館さんの報道ステーションの天気予報のBGMで、パティ・ペイジが流れていました。(曲はよく分かりませんでした)ここの担当者も同じCDを買ったのでしょうか。

このCDの中で聞き覚えのあるのはテネシーワルツとモッキン・バード・ヒルだけでした。
このモッキン・バード・ヒルは、あのレス・ポールが先に発売していたようですが、直ぐにパティ・ペイジも発売し、こちらの方が大ヒットしたようです。

レス・ポールも多重録音で有名ですが、パティ・ペイジも多重録音を多用しています。

田中勝則さんが、このCDを作った動機は2013年1月1日にパティ・ペイジが亡くなりましたが、何処かで追悼盤が出るだろうと思っていたが、出ないので、では自分の手でという事のようです。
グラミーではパティ・ペイジに特別賞が出たようです。


歌好きの方には良いですよ。
スペンサー&ホーク
投稿日時: 2014/4/9 17:12
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: 珈琲のお話
zappa1993さんこんばんは

クラシックは結構安価なBOXが出ていたのを知っていましたが、ロック関係ではこのようなBOXが出ているのは初めて知りました。

聴く前は、価格から考えて音質はあまり期待していませんでしたが、意外とよかったので、ニッコリでした。

一枚一枚集めた人は複雑な心境でしょうが、若い人がこのような古いアーティストに興味を持って聴く場合は、安価に購入できるのでいいと思います。
解説などは付いていませんが、ネットで探せば情報は有るでしょうからね。

今回の場合は、同じ商品で一度は商売をしているわけですので、安くて当然なのではと思いますが、アーティストなどへの印税はどうなっているのでしょうか。

Rhinoレ−ベルというのは初めて知りましたが、音質にこだわる方はレーベルも一つの要素とされてわけですね。

ブルーノートというのは音質がいいという定評がありますが、ヴァン・モリソンがブルーノートから出したアルバムは、他のアルバムと較べてもかなりいいと思いましたので、やはりレーベルも判断基準となるようですね。

私の場合は好きなアーティストやアルバムがあれば買うという事で、音質まで考えて買いません。但し、ティートックさんのように、普通のCDと音質の良いCD-Rが有れば良い方を買います。

これは、音楽だけではなく、私の場合は全てこのパターンとなります。(経済的に負担とならない程度の話ですが)

CDの価格破壊ということが書かれていましたが、確かに輸入盤は安いのがありますが、国内盤は安いというのはあまり知りません。

しかし、70年代にLPレコードを買っていた頃からすると今のCDは安いですね。当時の国内盤のLPレコードは2000円〜2500円位していましたので、今のCDから考えるとなんであんなに高かったのかと不思議です。
zappa1993
投稿日時: 2014/4/9 0:17
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 珈琲のお話
スペンサー&ホークさん
こんばんは

RhinoのBOXセットは私も重宝しています。
Rhinoのリマスターは昔から定評がありますし、安価とは言え、どの音源をマスターにしているのか分からないような冴えない音質の廉価盤とは比べ物になりません。

それにしても最近のCDの価格破壊は何なのでしょう?
今やレコード会社も古いカタログで少しでも利益を得ることで必死なのでしょうか・・・
通常盤で買っても、BOXセットで買っても、紙ジャケであろうがなかろうが収録作品の価値は何も変わりません。
買い易い方法で音楽を楽しめばいいと思います。(作品を台無しにしたような音質の盤は別として)

スペンサー&ホーク
投稿日時: 2014/4/7 18:24
長老
登録日: 2011/3/24
居住地:
投稿: 595
Re: 珈琲のお話
皆様こんばんは

zappa1993さん返信頂き有難うございました。

Spring Songがラジオをで流れていたわけですね。
センスがいいDJさんがいたようですね。



先週はライ・クーダーBOX SETが届きました。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00F8OV4HQ?ref_=pe_492632_48821362_pe_302852_34649732_M3T1_dp_1

11枚入って3500円なので飛びついて注文しました。
ダブっているものもありますが、これだけそろえると20,000円くらいかかるので助かります。
昨年、スタジオAにライ・クーダーのLPを持って行って聴きましたが、ずば抜けて音質がよかった事を覚えています。

このCDも音質も結構いいですね。

11枚有って、どれも音楽的に素晴らしいです。これはもの凄い事ではないかと思います。
これだけ質の高いアルバムを連発できるのは他に、ストーンズ、ボブ・ディラン、フランク・ザッパくらいでしょうか。(フランク・ザッパは全然聞いていないのですが、いつかは挑戦しなければならないでしょう)

ライ・クーダーはロックという枠には収まらないアーティストで、世界各国の音楽を研究して吸収し表現するという人ですね。

ボーカルはうまいというタイプではないのですが、味が有ります。ギターはピカイチで、太い弦から出る音はライ・クーダーと直ぐ分かります。
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