バカボンのパパです。

電源ケーブルに価格別のヒエラルキー（価格帯別の価値観と解釈してくれ）があるかと言えば、絶対にない。私は、この事実を身をもって体験してきた。身銭を切ってだ。

最初にクリーン電源を導入したのが間違いの根本だ。私は青森にあるメーカーの、カタログ価格が３０万位の（うろ覚え）クリーン電源から手を付けた。当初、オケの楽器の各パートが生き生きしてきたように感じられ、この後（パワーリファレンス導入後まで）使い続けた。

その結果、Ｎ製作所のトランスを４台導入する羽目になった。２台は安価なタイプだが、残り２台でSR-009が買える。クリーン電源も２台導入したので、この６台で楽々デノンDCD-SXが買えた、と気がついた時には後の祭りである。

私は、この経験をもとに、ワンボックス・デュアルリファレンス２系統だと勧めている。いい加減見飽たひとも多いだろう。

それでも繰り返す、電源系はパワーリファレンスしかない（PCOCC-A時代の感覚で書いている）

トランスは音の躍動感が消え去る。クリーン電源は、突き詰めればノイズ発生機だと誰もが気がつく。ウソだと思うなら、パワーリファレンスとアコリバ電源ボックスの組み合わせを用意して試せばよい。

ここまで書いても、一度数十万の投資をしてしまったら引き下がれないだろう。その気持ちは分かる

成仏できることを祈るだけだ

チーン