メイン [00-03]音楽全般 私にとっての名盤 (ジャズ編) | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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RANZAN | 投稿日時: 2009/8/10 10:37 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
『 渡米50周年日本公演/秋吉敏子&ルー・タバキン・スーパーカルテット 』 秋吉敏子(p) ルー・タバキン(ts,fl) ジョージ・ムラーツ(b) ルイス・ナッシュ(ds) 秋吉敏子とルー・タバキンの二人は結婚して既に40年になるそうですが、当時から秋吉敏子のオーケストラでルー・タバキンは活躍をしていたということです。 このアルバムは秋吉敏子が長年培ったキャリアを生かし、日本の心を誰よりも親身にとらえた作品です 秋吉敏子の色彩感豊かで鮮明なピアノが美しく響きわたっていくのです。 その音の良さが直ぐ判断できるくらい、この録音の実に見事なのも魅力です。 秋吉敏子の色彩感豊かで鮮明なピアノが美しく響きわたっていくのです。 また名手ルイス・ナッシュのドラムスでのブラッシング・ワークは表現豊かな 響きと繊細な粒立ちで、上品にして豊潤、鮮明な響きでリスナーに生々しく 迫ってくるシーンは圧巻です。 やはり秋吉敏子が長年温存していたという日本の心が、一挙に花開したような 印象を抱雲のです。れる素晴しい演奏です。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/8/22 16:42 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
「 ヤン・ラングレン・イン・ニューヨーク/ヤン・ラングレン」 ヤン・ラングレン(p) ピーター・ワシントン(b) ケニー・ワシントン(ds) 人気のあるこのトリオの魅力を知ることができるもので、ラングレンのオリジナルリティ性を醸し出してくれてい区のです。 全曲にわたりラングレンの美しいピアノの響きと、ピーターのほどよく弾力性を利かせた余裕のあるベース、ドラムスではケニーのブラシュ・ワークの変化が楽しくもあるのです。 お互いじっくりと会話し合いながら、このしなやかなアドリブの美しさは比類なきものなので、内容の濃い演奏はメロディー・センスとドライブ力と自然なテンションで、クオリティの高さはまさにラングレンの世界なのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/9/10 8:19 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん おはようございます。
「エスターテ/グラント・スチュワート」 グラント・スチュワート(ts) エリック・アレキサンダー(ts) エイフッド・アシュリー(p) ジョー・コーン(g) ジョエル・ファーブス(b) フィル・スチュワート(ds) スチュワートは骨太で男性的なトーンで、歌心溢れるフレイズを繰り出す彼のプレイには豪快なブロウが感じられ、ジャズがジャズらしくあった60年代のオーソドックスな味わい深いトーンと、現代的かつ斬新なスイング感のハーモニーを聴くと、思わずジャズ心をくすぐられ芯から癒されるのです。 スチュワートもコルトレーンのようにテナーを吹きたいと願ってジャズ界に進出してきたと聞くのです。ニューヨークの摩天楼をも切り裂いていくような情景と、素晴らしい歌心を持ったテナーマンだということが、このアルバムを聴くとよく分かるのです。 ここは二人のテナーは先陣を切ってスチュワートが挑戦していくように、 それをエリックが受けて立つというような感じで、演奏が繰り広げられていくのです。その様子は両者一歩も引かない熱いバトルが繰り広げられ、ライバル二人の闘争はこれからも続いていくのです。 ピアノ、ギター、ベース、ドラムスが分厚くかつ繊細な質感で表現されていて、全体に伸びやかで開放感もあり、それでいて十分な鮮度感も楽しめるのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/9/23 13:58 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
「 渚のアデリーヌ/アダム・バーンバウム・トリオ 」 アダム・バーンバウム(p) マット・ブリューワ(b) クインシー・デイビス(ds) それは豊かな音調と美しい旋律のメロディで評判だった、ピアニスト、リチャード・クレイダーマンの爆発的な大ヒットで知られる、美しくセンス溢れるメロディを、アダム・バーンバウム・トリオは、上手く引き出し曲を盛り上げていくのがよくわかるようです。 生き生きとした、生命力のある新鮮さに満ち溢れている音質を聴くと、 これは素晴らしいと、感じずにはいられないのです。 このシンプルなトリオ演奏は、リスナーの勘どころをしっかりと押さえた、オーソドックスな演奏でまとめ上げられているのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/10/10 11:41 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
何時もご覧頂き、ありがとうございます。 ジャズの楽しさが少しでも伝われば嬉しく思います。 「ディア・マイルス/ロン・カーター」 ロン・カーター(b) ステファン・スコット(p) ペイトン・クロスリー(de) ロジャー・スクイーテロ(per) ロン・カーターの常任ピアニストのステファン・スコットを中心に ドラムスの ペイトン・クロスリー、パーカッションのロジャー・スクイーテロ の参加で、 演奏は素晴らしいのです。 骨太でエッジのよく効かせたカータのベースソロは、さすがベースの神様だと思えるその演奏で始まるのです。 ドラムスのペイトン・クロスリーのシンバルも透明感があり繊細で非常に 綺麗な音を奏でていくシーンにはジャズファンなら魅せられるでしょう。 スピードもあり聴くものをジャズの魅惑の世界へと誘ってくれるようです。さすが大ベテラン、ここはジャズでもベース好きにはたまらないのです。 ピアノも美しく力強い音を聴かせてくれます。そこにドラムスとパーカッション が加わり、スインギーで陽気に全体の絡みも素晴らしいものです。 ベースは伸びやかで反応の鋭い低域感と、ピアノの響きも実にきれいで、 豊かに奏でられているくのです。ドラムスも繊細な透明感とその艶やかさ、 そこにパーカッションが加わり小気味よいリズム感で、ベースの神様が,そのキラ星のような輝きを放っていくところは魅力です。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/10/25 11:04 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
日に日に秋の深まりを感じる今日この頃です。 このような秋の夜長に聴くに相応しいアルバムです。 ましてこの季節、乾いたリスニングルームの空気感は、よりオーディオの 音が心地よく響くようです。 『ラスト・タンゴ・イン・パリ /カレル・ボエリー・トリオ 』 カレル・ボエリー(p) ヘイン・ヴァン・ダイヘン(b) ハンス・ヴァン・オーシュタハウトゥ(ds) あくまでもボエリー屈指の透明感あふれるピアノは、深い海の色でもあるようです。カレル・ボエリーの奏でるピアノの美しさは、オランダ的な音楽のあり方を 反映してきたのです。それは聴いていても心が癒されるからで、クラシック音楽 の影響が直感できるものです。 ボエリーは本来のジャズが持っているエネルギッシューで、ノリのあるリズムで、 そのピアノの奏でる透明感溢れるハーモニーの繊細な響きの美しさで表現していくのです。 正統派ピアノ・トリオは、ファンタジックな世界へと誘ってくれるようです。 ベースのヘイン・ヴァン・ダイヘンは、ボエリーと、そのテクニックには、 関心しきりです。 ボエリーはこのトリオを全体によく見渡してリズムを刻み、正確な音作りに 高い音楽性を秘めて貢献している野が分かるのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/11/10 13:27 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
『 アドロ/ドミニク・ファリナッチ 』 ドミニク・ファリナッチ(tp) ミルトン・フレッチャー(p) ヤスシ・ナカムラ(b) カーメン・イントレjr,(ds) 何時もそうですが、ファリナッチはどちらかと言うとストレートで 抜けのよい トランペットも持ち味が心情とするところです。それにもまして心憎いばかり の鮮やかなミュート技巧も披露してくれているのも新鮮に映るのです。、その絶妙なテクニックは実に見事なものです。 ここではタンゴのメロディに乗せて、美しいトーンの響きには艶があり、 勢いよく飛び出す音の輝きと、力強さが加わり表現も素晴らしのです。 トランペットの色彩感豊かな歌心と表現には、その実に品格の高いプレイは 見事です。 ふくよかなファリナッチの美しい響きが生きて、リスナーに心地よく響くようで、またそれがちょうどの音域なのかも 知れないのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/11/25 10:31 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
『 ケリー・ブルー〜ウイントン・ケリー・トリビュート・アルバム〜/ダン・ニマー・ トリオ 』 ダン・ニマー(p) ジョン・ウエバー(b) ジミー・コブ(ds) ダン・ニマーから伝わるオーソドックスさは、哀愁を帯びたそのフィーリングに おいて非常に現代的なスピード感溢れるプレイに徹しているのも、彼の若さ ゆえのものです。 彼が奏でる4ビートの効いた心地よい響きは、本来のジャズが持っていた 奥深い味わいを堪能させてくれるものです。 リズム感もよく軽快にスイングしていくので、軽快なリズムは気持ちよく弾んでいくのです。 ダン・ニマーの個性とスタイルをアピールした、オーソドックスなスタイルを保ちつつ、フレッシュな演奏に専念しているのです。 また、ドラマーはその当時、ウイントン・ケリー・トリオのレギュラーだった ジミー・コブだが、これが心地よく嬉しいことです。 ベースも太く安定感が増していくようで、ドラムスは言わずと知れた ジミー・コブですが、そのシンバルの音の響きは繊細感が漂い、その捌きは 素晴らしのです。 三位一体となりうまく溶け合っていて、そこから生み出される繊細で緻密な 音は実にいいものです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/12/6 14:02 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
「ジャズ・モーツァルト/ロマンティック・ジャズ・トリオ」 ジョン・ディ・マルティーノ(p) ボリス・コズロフ(b) エルネスト・シンプソン(ds) ジャズに打ってつけのロマンティックなモーツァルトの名曲を、ロマンテ ィックなジャズのフィーリングで、また美しくスリリングなメロディでモーツァルトの名曲をお洒落な雰囲気で奏でていくのです。 ロマンティック・ジャズ・トリオなのです。 美しい名曲をさらに美しく構築していくフレーズが、とてもモダンな 感覚を呼び起こしてくれているようです。 ジョン・ディ・マルティーノのピアノは、いろんな意味でバランスが素晴しいと 感じるのです。 マルティーノのピアノのイントロの後に、エルネスト・シンプソンの品格ある 繊細なシンバルが、まるでプラチナの粒子をイルミネーションのごとく散り ばめたように繊細で明快な再現性と、その素晴らしいリズム感で盛り上げて いくのです。 これはロマンティック・ジャズ・トリオには欠かせない存在であると感じるのです。 リズムの切れ味、全体の凄いテンションを与えてくれているのが素晴らしく、リニアリティな音の世界へと導いてくれるのです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2009/12/25 11:50 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3266 |
Re: 私にとっての名盤 (ジャズ編) 皆さん こんにちは。
「ブルー・モンク/エリック・リード 」 エリック・リード(p) ロン・カーター(b) カール・アレン(ds) ピアニスト、エリック・リードは今回も熱く燃えているようです。 特に音質が進化してきていることに気づくのです。 エリック・リードが放つこの「ブルー・モンク」ですが、ますます その演奏には鮮やかさが加わり、新鮮な感じさえ抱かせるのです。 オーソドックスでブルージーな雰囲気で紡いでいく、そこには何とも云われぬ 哀愁をおびた表現が、聴くものを魅惑の世界へと誘ってくれるようでもあるのです。 このトリオが持つ力強く美しい演奏に終始しており、ベースの重低音とピアノとシンバルが絶妙に軽快なリズムを刻んでいく、この再現性は実に見事なものです。。 またそのサポートでの大きな立役者は言わずと知れた、ベースの巨匠 ロン・カーターとドラムスのカール・アレンであり、更にテンションを高めて いくあたり、まさに何事にも精通したベテランの存在が大きく貢献しているのです。 |
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