メイン [00-06]アナログレコード デジタルマスタリングのアナログレコードって? | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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緑のバナゴン | 投稿日時: 2014/8/20 21:23 |
常連 登録日: 2013/5/8 居住地: 埼玉県 投稿: 68 |
デジタルマスタリングのアナログレコードって? 常連の皆様、いつも投稿楽しく拝見しています。難しい話は半分以上ついていけないのですが、その他のスレッドの珈琲の話の中に岡林信康や加川良がでてきてうれしかったです。レコードの入り口がURCレコードの末期、エレックレコード最盛期くらいだったので書き込みしそうになったのですが,忙しさにまぎれついスルーしちゃいました。
レコードを綺麗にクリーニングしてから録音するようになってガクッとペースダウンして、6月に8枚録音して以来中断中。何しろ愛機E-550はA級アンプで夏は暖房機と化し暑い暑い。それでも次は何をと考えている時に気になった事があります。 デジタルマスタリングのアナログレコードって、CDほどではないにせよ可聴範囲外の高音域等は入っていないのでしょうか? CBSソニーのマスターサウンドシリーズの帯をみると「ディジタル・マスタリング・・・アナログ・オリジナル・テープから優秀な音質の物を選び,直接ディジタル方式でカッティング・マスター・テープを作成して、カッティングに使用します。その為アナログ方式のカッティング・マスターを使用した場合に比べ、雑音や歪みの少ない,澄んだ音を得る事が出来ます」とあります。 ヒスノイズと一緒に20kHz以上の高音域もカットされるなど、余計なお世話がされている、あまりありがたくないデジタル・マスター・サウンド・シリーズということなのかとちょっと疑問がわきました。 そのレコード盤のプチプチノイズのクリーニングに四苦八苦している初心者がなに言ってんだかの質問です。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2014/8/28 1:03 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: デジタルマスタリングのアナログレコードって? 緑のバナゴンさん
こんばんは ご投稿拝見しながらレスを付けるのを忘れておりました。 URCやエレック、ベルウッド等には今聴いても良いアルバムが沢山ありますね。(マッシュルームもしかり) これらのレーベルには、万人受けするものでは無いかもしれませんが、オリジナリティにあふれ、正に時代の空気を閉じ込めた様な雰囲気の作品が数多くあります。 中には色褪せてしまったアルバムもありますが、それでも各々に存在価値があったのだと思います。 日本のフォーク・ロックとピュアオーディオはあまり結び付かないと思いますが、音楽やシーンの創生の歴史を知る楽しみは音楽を聴く楽しみと同じほど魅力的で引き込まれるものがあります。 私のような完全な後追いにとっては尚更です。 気が向かれたら当時の様子を教えて下さい。 >デジタルマスタリングのアナログレコードって、CDほどではないにせよ可聴範囲外の高音域等は入っていないのでしょうか? 私が思うに、これはデジタル化されたマスター音源のフォーマットによるのではないでしょうか。 当然20kHzより上をカットしたマスターであれば、CDと同等の音質のアナログ盤という事になりますし、今で言うハイレゾのような高い周波数まで収録したマスターであればアナログマスターに近い雰囲気を残したまま、お書き頂いたようなメリットも併せ持つという事になります。 緑のバナゴンさんがアナログリッピングされる時に、サンプルレートを44.1kHz/16bitにするのか、それとも192kHz/24bitにするのかの違いと言えば分かり易いでしょうか。 44.1kHz/16bitでサンプルされたデータをアナログにしてもCDと同じ周波数の音声データしか記録されませんが、192kHz/24bitでサンプルされたデータならもっと情報量が多いに違いありません。(どこまで上の周波数までアナログに入れられるかや、またそれを聴き取れるかは別として) で、問題のCBSソニーのマスターサウンドシリーズですが、ちょっとネットで調べた限りでは20kHzより上をカットした音源の様です。(タイトルによる違いもあるかも知れませんし、詳しい方がおられたら是非真相を教えて下さい) ただ、同時に得た情報ではこのマスターサウンドシリーズにはマスターテープやカッティングへの拘りにも並々ならぬものがあったようで、それが高音質盤として人気がある所以ではないでしょうか。 |
スペンサー&ホーク | 投稿日時: 2014/8/28 17:52 |
長老 登録日: 2011/3/24 居住地: 投稿: 595 |
Re: デジタルマスタリングのアナログレコードって? 緑のバナゴンさん、こんばんは
スペンサー&ホークです。宜しくお願いします。 「緑のバナゴン」とは車の事でしょうか。 >その他のスレッドの珈琲の話の中に岡林信康や加川良がでてきてうれしかったです。 あまり役立たないスレを読んで頂き有難うございます 喜んで頂いた後にこんな事を書いては何ですが・・。 私は洋楽のロックファンだったものですから、日本のフォーク・ロックはラジオでは聞いていますが、レコードは買っていません。 当時は「ロックだぜ、フォークなんか聞かないぜ」。てな感じですね。 URCレコードというものを検索すると、懐かしい名前ばかりですね。 ここに名前が出てくる「遠藤賢司/東京ワッショイ」(ヴルウッドレコード)を1枚持っています。 派手なジャケットでしたが、横尾忠則さんのデザインですね。 たぶん、ミュージックマガジンで評価が良かったので買ったと思います。でもあまり聴きませんでした。 私のレコードの入り口は60年後半のロックですが、音楽の入り口はザ・ピーナッツや中尾ミエさんなどが洋楽を日本語で歌っていた頃でしょうか。 難しい話はzappa1993さんとどうぞ。 では、失礼します。 |
緑のバナゴン | 投稿日時: 2014/8/31 3:50 |
常連 登録日: 2013/5/8 居住地: 埼玉県 投稿: 68 |
Re: デジタルマスタリングのアナログレコードって? zappa1993さん、スペンサー&ホークさん
しょうもない疑問に返信ありがとうございます。 十代後半、親父が貰って来たおもちゃのようなプレーヤーに初めて買ったドーナツ盤のひとつが岡林の「もずが枯れ木で」と反戦フォークの終末期。 詞に直球メッセージがなきゃ!と日本のフォーク一辺倒の貧乏学生、バイトで買った小さなラジカセでFMfan/FMレコパルたよりにひたすらエアチェック。 少しバイトの身入りが良くなった頃、荒井由実も面白いとおもいつつ、引っ込み思案の琴線に触れたのが都会の村人「退屈ですね」や金森幸介,佐々木幸男のアルバム。 欲しいレコードを大人買い出来るようになった70年代終盤から80年代、ちょっとジャンルが広がり始めたら、あっというまにLPからCDに切り替わっていきました。 あれから自分でも検索してみましたが、CDとの端境期に高音質重量盤として登場したマスターサウンドシリーズのうち、デジタルマスタリング盤(DM)は「オリジナルの方が」とあまりいい評価はなく、デジタルレコーディング盤(DR)もCDと同規格か48KHzで録音したのかわからず。大事にとっといたグレン・グールドのうなり声もデジタル処理?と思ったらちょっとがっかり。 レコード盤のクリーニングをやっと始めた初心者が、スクゥエアのDM盤を192kHz/24bitでリッピングして「なんか加川良や中島みゆきと音がちがう」様な気がして、ふと疑問に思った次第です。 バナゴン、子どもがちっちゃい頃あちこちキャンプに乗り回した昔々の愛車です。原因不明のエンジン不調で手放したのですが、ちょっとダサイので「隣のサザン」か「隣のトータス」にニックネーム替えようかなとおもってます。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2014/9/4 23:00 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: デジタルマスタリングのアナログレコードって? 緑のバナゴンさん
お返事ありがとうございます。 音楽に絡めて昔を思い出したり、昔を思い返して当時聴いた音楽を懐かしんだりするのは素敵な事ですね。 緑のバナゴンさんと私とでは世代が違いますが、私もFMレコパル等でお目当ての番組に印をつけてエアチェックをし、繰り返し何度も聴いていました。 昔のフォークを語るときに必ず出てくる「反戦」や「反体制」の文字。 どちらも身近に感じたことがなく、平和ボケした私たちの世代には正直言って受け入れにくい面がありますが、それらが当時のメッセージを内包した音楽だったのでしょうね。 音楽は時代とともに生まれそして変化していくというのがよく分かります。 色んな疑問を持ちながら楽しんで(そして苦しみながら?)オーディオに取り組まれている様子をいつも微笑ましく拝見させていただいております。 色んなフォーマットも大切で気になるものですが、必ずしも最新の技術や高い品質の規格の音が良いとは限りませんし、昔の録音にも驚くほど優れたものがあります。(寧ろ昔の方が良いことが多いですね) 細かいことを気にせず心の赴くまま音楽を楽しまれるのも良いかもしれません |
緑のバナゴン | 投稿日時: 2014/10/1 2:20 |
常連 登録日: 2013/5/8 居住地: 埼玉県 投稿: 68 |
Re: デジタルマスタリングのアナログレコードって? zappa1993さん、常連の皆さま
超遅い返信ですが、細かい事にこだわらずとのアドバイスの直後、またまた迷路に迷い込んで,楽しく夜更かしが続いています。 きっかけは洗面所天井のクロスはがれ。15年位前リフォームしてくれた工務店の当時お兄ちゃん大工さんが来て「なにpcオーディオなんかやってんですか。僕はここのレコード棚みてからアナログ盤にはまって、今はモダンジャズのモノラル中心なんですよ。今度SPU貸しますから」その数日後、SPUのマイスターGEと昇圧トランス内蔵のGTE持ってきて「早速聞きましょ!」あたふたアーム調整「やっぱ昔のPioneerは調整幅広いなぁ」「何聞く?最近クリーニングしたのだとチャック・マンジョーネ?」"feels so good"のA面だけ2人で場所変りながら聞いて「じゃ当分置いてきますから。あっ奥さんのサザンにはGTEが合うと思います!」と嵐のように去っていきました。 SPU-GEの中低域の音の太さ、ベースのうなりとドラムのドスンという押し出し。うちのは「細かい音だけど低域でてないじゃん」と、カートリッジ取っ替え引っ替えしながら192/24で同じトラックに並べて録音しては,ヘッドフォンで聞きくらべの2週間。途中BabyFaceで入力を一段上げた録音はやはり音ががあれているらしい事に気づき、アキュフェーズのアナログ入力ボードを下取りに出してAD-30に買い換え、ゲインが4dB上がるもAT33/PTG2ではいまいち音が小さい。隣からAT-OC9/?かっぱらってきて、0dBにちょっと足らないくらいの音量にはなったので、まずは大蔵大臣のためにサザンのKAMAKURAと綺麗を録音し直し。以前よりキラキラ元気な音なんだけど、気持ち低音がやせて高音がうるさい。セラミックパイプアームの先、ヘッドシェル取り付け部が裏のネジを締めても若干回転するせいか? そこでクォーツレゾネーターをY.comに注文、ついでにヒッコリーキューブも。今日到着、まずへッドシェルの真上に貼ってみたものの大して変化なし。少し根元より斜めになった面に貼り直したら,SPUには少し負けるけどやせてた低音が弾み、ドラムもドスン、ピーキーだったアコギの弾ける音も聞きやすく、うそのような大変化。 BabyFaceの入出力ケーブルに一個づつ。zappa1993さんに言われたとおりヒッコリーキューブに貼ってHDDのインシュレータと交換。4個だとガタが出そうなので3点支持(滑りやすいのでHDDの上にオモリも乗せて)これもいい方に音が変わりました。 あっという間に残り2個。一日でいろいろやったので詳しい感想はまた後日ということで。QR−8!不思議ですねー!! これで何度目かの大騒ぎも一段落。夜も涼しくなって来たし,冬用アンプE-550で暖をとりながらレコード盤のクリーニングと録音し直しをのんびり再開かな |
zappa1993 | 投稿日時: 2014/10/1 20:59 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: デジタルマスタリングのアナログレコードって? 緑のバナゴンさん
こんばんは。 オーディオ・音楽楽しんでおられますね 純粋な驚きや喜びが満ちあふれているようで、少し羨ましい気持ちで拝見させていただきました。 QR-8やHQ-4の使用が良い効果をもたらした様で良かったです。 もう既に色んなことを試しておられると思いますし、ノウハウも相当お持ちだと思いますので、後は自分の信じる道を楽しみながら究めていかれるのが良いのではないでしょうか。 (もちろんお力になれることがあれば喜んで協力させていただきます) 緑のバナゴンさんの投稿を読んでいると、オーディオは一生楽しめる趣味だと強く感じますし、私もそうありたいと思います。 |
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