皆さん、こんばんは

海外のオーディオ界ではRR-77が注目されており、一種のブームのような状態です。弊社には数ヶ月前から、海外の代理店や評論家、そして個人のお客様からRR-77についての多くの問い合わせが入っています。

先日、米国でのRR-77のレビューを投稿しましたが、今度はオランダからのレビューをお伝えしたいと思います。今回レビューを行って頂いたのは、オランダのネット雑誌「サウンド・マウンテン」という雑誌でして、評論家はルードルフ・ブルーイル氏です。ブルーイル氏は超期間に渡りRR-77の効果を試したようでして、面白い検証を行いましたので、皆さんにとって参考になれば幸いです。

http://www.soundfountain.com/amb/r77acousticrevive.html

「ある日、私の友達がRR-77のホームページのリンクを送ってくれて、そのページにアクセスしたのだが、最初はこのメーカーの人間はクレイジーな人達だと思った（笑）ただ、何も試せずに効果を疑うのもおかしいので、早速試したいと思い手に入れてみた。

まずRR-77が出しているシューマン共鳴波について調べてみた。この共鳴波は地球が出来た頃からある共鳴波で、科学者によるとシューマン共鳴波は人間の脳に非常に良い作用があるという。ただ、現代社会は様々な電波や電磁波が飛び交っており、そのせいでシューマン共鳴波がかき消され、人体や環境に悪影響を及ぼしているわけである。そこでRR-77は人工的にシューマン共鳴波である7.83Hzを発振しているわけだ。人間に脳に良い作用があるのだから、音にもきっと良いはずだ。

しばらくしてRR-77が届いたので早速、私の自宅システムにて試してみた。まずはRR-77の電源はオフの状態で、レファレンス的なレコードを再生。もちろん聴き慣れた音だ。今度はRR-77の電源をオンにして同じ曲を再生。その効果は歴然だった。意識しなくても簡単にその効果を感じ取れる。しかもRR-77を使用したことより、今まで気がつかなかった自宅システムの問題点が見つかったのだ。RR-77をオフにすると、中高域が混濁してしまう。逆にRR-77をオンにすると、その混濁は無くなり、音が開放的になり圧迫感も無くなった。」


















↑ブルーイル氏の自宅システムに設置されたRR-77

「ここでふと思ったのが、RR-77は人間の脳だけに効果が及ぶのか？という疑問。そこである検証を行った。検証方法はレコードをCDライターのデッキに接続し、RR-77オフの状態とオンの状態で同じ曲を２回録音し比較するという方法。まずはRR-77オフの状態でレコードをCD-Rに録音。そして次はRR-77オンの状態で同じ曲をCD-Rに録音。そして出来上がった二枚のCDの音を比較するわけだが、公平な比較をする為に再生時はRR-77をオフにして試聴。その結果だが、間違いなく音に変化があった。しかもかなりの変化である。RR-77がオフの状態で録音されたCDに比べ、RR-77がオンで録音されたCDのほうは明らかにSNが向上しているし、空気感も出ている。RR-77を使用すると音の動きや流れが滑らかになり、高域は非常に洗練された音に変化。ディテールも明瞭になり、空気感がプラスされ全体的に開放的な音になった。とくに効果的に感じたのは、古いモノラル録音のソースだった。もちろん他のソースでも効果は歴然で、音がとにかくリアルになる。

RR-77を使用することは音の好みとかの問題ではなく、各オーディオ機器、そしてシステム全体の持っているパフォーマンスを高次元まで引き上げてくれるアクセサリーだと私は思う。オーディオとは関係ない話だが、私がある朝起きた時に良質な睡眠を取ったと感じた朝があったのだ。考えてみたら、それはRR-77が設置された翌日のことだった。

この記事を読んでRR-77の存在が気になった貴方、近くの販売店に行き、RR-77の貸出し品の依頼をされてはいかがだろうか？実際に自分のシステムでRR-77を試してみるのが一番良い方法だ。私のシステムにRR-77を導入して約２ヶ月は経つが、RR-77はずっと使い続けるつもりでいる。そしてまた何かRR-77に何か新たな発見があったら、このレビューを更新したいと思っている。」