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     光電式カートリッジ試聴記
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投稿者 スレッド
marchan
投稿日時: 2016/5/23 14:33
一人前
登録日: 2008/5/9
居住地:
投稿: 101
光電式カートリッジ試聴記
皆様、こんにちわ marchanです。
前から気になっていた「光電式カートリッジ」をある販売店様のご厚意で自宅試聴させて頂きました。想像以上の音に感激しました。 一方で聴かない方が良かったと思う面がありました。(欲しくなる欠点 )「オーディオの趣味を長く続けていて良かった」というのが今回感じた事です。1967年〜1968年に東芝他2社より光電式カートリッジが販売された事がありました。(シャープ:オプト二カ PC-153、東芝:オーレックス C-100P、TRIO:サプリーム20)その音の新鮮さに驚いた記憶があります。当時光源が白熱球を使用していて発熱でカートリッジのダンパーゴムが伸び、LPの聴き始めと終わりで音質が変わる欠点があり普及しなかったと聞いています。光源を最近の高性能LEDにした事で温度問題が解決し製品化が実現した様です。
ファーストインプレは、
(1)低域、高域の伸びが従来のMCカートリッジよりスムーズに伸びていて、且つ癖が少なく、従来品に色付け要素がある事に気づかされた。
(2)音の鮮度が高く、癖がなくどこまでも伸びやかな高域、力強さとどこまでも低い方へ伸びる低域等、情報量の多さは、特筆もの
(3)解像度の高さと情報量の多さが引き立つと同時にSNが圧倒的に良い(コイル類がないためノイズが拾いにくい)無音溝のSNは素晴らしい。
(4)音の反応が早く、音の立ち上がり、消え際が素晴らしく、今までに聴いた事のない世界でした。
(5)昔、某音響研究所勤務時に聴いた、カットしたてのラッカー盤の音を彷彿させる音を聴くことが出来た
(6)欠点としては、カートリッジへの電源供給、特性補正(RIAAより補正量は僅かだそうです)のため新たに専用EQアンプが必要になる事
気になる点:お借りしたカートリッジのチャンネルセパレーションスペックが20dB以上(1kHz)という点です、聴感上も使用中の他のMCカートリッジに比して音が中央に集まる傾向がある様な感じがします。オルトフォンのSPUでも23dB(1kHz)ですので若干悪いかもしれません。ワイヤーサスペンションを採用したフラッグシップ機のMASTER-1は、セパレーション25dB以上(1kHz)ですので改善された様です。アンプを安価なものと組合せても¥1,100,000(税別)になります。それにしても高価!手が出ません。
この分野で新しい選択枝が増えるのはいい事だと思いました。
管理人K
投稿日時: 2016/6/5 1:38
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: 光電式カートリッジ試聴記
marchanさん、こんばんは。

光電式カートリッジはDS Audioですね。
http://www.ds-audio.biz/

DS Audioは数年前、弊社のショールームスタジオAに試作品を持ち込んで試聴させて頂いたのがきっかけで知り合いました。

試作段階から、その透明で広大な音場表現に驚きまして、出版社や評論家先生をご紹介させて頂くことになりました。

その後、DS Audioの光電式カートリッジはカートリッジと電源ユニットの完成度も高まり、弱点と思われた低域方向の厚みなども増した素晴らしいクオリティに到達してました。

あれから数年経ち今や世界中で高評価を受ける日本を代表するオーディオメーカーとなったのは嬉しい限りです。

一つ気になるのですが、音が中央に集まる傾向を感じられましたか?
私が以前に聴いた限りでは逆に既存カートリッジに比べて聴感的にセパレーションの広さを感じたのですが・・・。

いずれにしましても、かつての画期的な手法が現代の技術によって再び日の目を見ることは素晴らしいことだと思いますし、DS Audioさんにはこれからもご活躍を期待したいと思います。 
marchan
投稿日時: 2016/6/7 8:25
一人前
登録日: 2008/5/9
居住地:
投稿: 101
Re: 光電式カートリッジ試聴記
Kさんお早うございます。
今回試聴させて頂いた機種は、DS AUDIO DS-W1のセットです。
感想で書かせて頂いた通り従来のMCカートリッジとは、違った良さを体験させて頂きました。音の立ち上がり、低域、高域の伸び,音場表現等が素晴らしかったです。
比較した現用MCカートリッジMYSONIC Lab.EminentGL+アキュフェーズC-27Phono ampの組み合わせと比べるとこちらの方が僅差で中央に寄らず。セパレーションが良く聴こえました。
クロストーク=セパレーション(違っていましたらご免なさい )と考えるとEminent 30dB以上(1kHz)、DS-W1 20dB以上(1KHz)の差が聴感上出たのでは、ないかと感じました。新製品のMaster1カートリッジのセパレーションは、25dB(1KHz)になったようです。
いずれにしても新発想のカートリッジの誕生にエールを送りたいと思います。そして可能なら安価にしてほしいです。
追伸:オーディオテクニカより7月8日、AT-ART1000 MCカートリッジが発売されます。コイルが針の真上にセットされ、ダイレクトに針の動きがコイルに作用する事で今までにない切れの良い音が期待できるそうです。セパレーションも30dB以上(1KHz)あり申し分ありません。(1986年頃Victor MC-L1000スーパーダイレクトカップルMCカートリッジ以来の登場です。) 新思想のカートリッジの登場がアナログを楽しいものにしてくれる事は、喜ばしい事です。
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