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   [00-01]ACOUSTIC REVIVE全般
     創立20周年記念コンサートのCD
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投稿者 スレッド
dsphile
投稿日時: 2016/10/5 15:39
常連
登録日: 2013/9/2
居住地:
投稿: 46
創立20周年記念コンサートのCD
皆さん 今日は
dsphileです。

6月末に行われたAcoustic Revive創立20周年記念コンサートを収録したCDが届き、早速聴いてみました。

一聴して、当日紀尾井ホールで味わった生の雰囲気が直截に感じられる見事な録音だと感じました。同ホールについては、数年間レジデント・オーケストラの「紀尾井シンフォニエッタ東京」の定期会員だったため足しげく通ったことでもあり、そのアコースティック特性は肌で十分理解しているつもりでしたが、木質系の柔らかく芳醇なホールトーンが再生システムでも過不足なく再現されていることに驚きました。アコリバ製品の贅を尽くした録音機材、そして優秀なプロデューサー、技術陣が見事にコラボしていることを如実に感じました。

モーツアルトの弦楽五重奏曲では弦楽器の瑞々しい倍音がにおい立つように空気中に飛散し、各奏者の自己主張と全体としてのハーモーニーがほどよくバランスしていることが感じられます。シューベルトの「鱒」では新垣さんのピアノの打鍵の一音一音が明晰に響き、弦楽器群との掛け合いの妙がこれでもかと感じ取れます。それにしても作曲家としての新垣さんの才能は言うまでもありませんが、ピアニストとしての技量にも目を見張ってしまいました。神童と言われた人は違いますね。

Acoustic Reviveの節目の年に素晴らしいCDを作り上げたKさんの手腕に心から敬意を表し、益々の発展をお祈りする次第です。

zappa1993
投稿日時: 2016/10/8 10:06
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 創立20周年記念コンサートのCD
dsphileさん
みなさん
おはようございます。




私のところにも先日CDが届きまして、リッピングした音源を何度か聴かせていただきました。
当日のコンサートを録音したCD-Rが届くものとばかり思っていましたので、市販のCDと何ら変わらない物が送られて来て驚きました。
KOIKE STRINGS with 新垣 隆のCD(ARCD-0002)に続くARCD-0003の品番がついていますので、ACOUSTIC REVIVEレーベルの新作という位置づけになるのかもしれません。
正にコンサートに参加した人に送られる特別なプレゼントになりました。
Facebookにもアップされていましたようにレコーディング・エンジニアは鈴木智雄さん、マスタリングはDEDEという鉄板の組合せでDSDに拘った録音がされているようです。
(当然ACOUSTIC REVIVEの製品も多くの箇所で使われています)

聴き始めて直ぐに当日のステージの様子が目の前に浮かんできました。
凛とした静寂さの中に優しい響きが広がってコンサート会場の空気を肌で感じているかのような感覚でした。
驚いたのは観客の拍手の音で、これほど自然な拍手の音を聴いたのは久しぶりです。
本当に自分が今会場にいるかのような聴こえ方で、これ一つを取ってみても変な加工の無い如何に自然な録音に徹しておられるのかというのがよく分かります。
演奏の方はレコーディングとはまた違ったコンサートらしい生々しいもので、観客に聴かせるというところに意識が働くためか多少のミスはあるようですが、感情のこもった緩急のある演奏だったと思います。
先のCDと比べますとやや粗い部分はあるものの、臨場感という点ではこちらの方が優っていると思えるところもありますし、両CDを対と考えて聴き比べることに意義があるように思いました。
今回両CDを聴き比べて同じ演奏者であっても会場や録音のしかたでどの様に音が変わるのかという事、そしてコンサートで聴いた音がCDになってどの様に再現されるかという事、更にレコーディングというものがどの様な工夫や苦労の中で行われているかという事などを知ることができ私自身とても勉強になりました。
この様な機会を与えていただいた事に深く感謝いたします。




昨日ACOUSTIC REVIEからメールが届きまして、第2段ともいうべきコンサートが催されるようです。(会員の皆さんにも届いていると思います)

吉田誠 クラリネット・リサイタル
サントリーホール
Miyazawa&Co.主催
2016年11月3日(木・祝)
会場13:30  開演14:00
入場料 (税込)全席指定¥4,000

こちらも参加された方に当日のライブレコーディングCDがプレゼントされるという事ですので、都合のつく方は是非参加してみて下さい。


ニュース番組等を見てご存知の方も多いと思いますが、新垣隆さんの作品がDECCAからリリースされるようです。
これは是非聴いてみたいですね。
dsphile
投稿日時: 2016/10/9 9:03
常連
登録日: 2013/9/2
居住地:
投稿: 46
Re: 創立20周年記念コンサートのCD
zappa1993さん

私は残念ながら前作のCDは聴いていませんが、おっしゃるように両者の聴き比べで見えてくる風景の違いが明瞭になるのも面白いですね。

「LAN TripleCとRLIの組み合わせ」で私も触れましたが、聴衆の拍手の音だけでその録音のおよその方向性が感じ取れるのも興味深いことです。

アメリカのReference Recordingsの某博士が「リスニングホールの特性を知るには拍手をするだけでよい」と言っていたことを思い出しました。

サントリーホールでの吉田誠さんのクラリネット・リサイタルに早速参加を申し込みました。楽しみです。
zappa1993
投稿日時: 2016/10/9 12:56
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: 創立20周年記念コンサートのCD
dsphileさん
こんにちは

>サントリーホールでの吉田誠さんのクラリネット・リサイタルに早速参加を申し込みました。楽しみです。

残念ながら私は予定があって今度は参加できないので、是非ご感想などをお聞かせください。


>アメリカのReference Recordingsの某博士が「リスニングホールの特性を知るには拍手をするだけでよい」と言っていたことを思い出しました。

その言葉のことは知りませんが、仰りたいことはよく分かります。
リスニングホールの特性判断とはまた別の話ではあるのですが、私も音の良し悪しの判断には普段自然に耳にする単純な音を使うのも有効であると考えています。
件名から脱線して申し訳ないのですが、以前投稿してみようかなと考えていた事なので少しだけお付き合いください。

私が時々利用するのが水の流れる音です。
但し、これを使ってオーディオの調整をすると言うよりは、定期的にこれを聴くことで音に自然さが失われていないかを確認する感じです。(定期的と言っても完全に無定期ですが)
もともと不自然な録音のものでは意味がないかもしれませんが、ごく普通の自然の音をそのまま録音したCDなら何でもいいと思います。
定期的にこれを聴くことで、意外に音の変化を見分けることができるのです。
水の流れる音ですから、高域がどうとか低域がどうとかそういう部分的なことではなく、ただ自然な音に感じられるかどうかという部分の確認なのですが、耳をそばだてて聴きに行かなくてもごく普通に、しかも短時間で感覚的に違いが分かります。
これは水の流れる音という生まれてからずっと何処かで自然に聞いていた音であるがゆえに、頭の中にかなり強い記憶として残っていて、容易にこの記憶との照合が出来るのではないかと考えています。(水音と言っても色んな音がありますので、色んなサンプルが頭の中に記憶されているという点も良いのではないかと思います)
人間の五感というのは想像以上に優れているようで、特段意識しなくても変化というものを無意識の中で捉え、日常の中でも違いは特定できなくても「どこか変だな」と思う事はよくあると思います。
水の話に戻りますと、私の感じる所ではオーディオの音が良くなってくると水の流れる音もとても自然な音になる事が多いです。
聴いていてとても気持ちがいいですし、本当にそこに水が流れているかのような感覚になることもあります。
楽器を演奏する方ならオーディオで音楽を聴きながら、楽器の持つ質感や実在感のようなものを聴き分けて音の良し悪しの判断にされるのではないかと思いますが、水の音の場合にも同様の事が言えると思いますし、楽器の音よりもはるかに身近で長い間聴いてきた音であることと、楽器の経験を問わず誰もが繰り返し聴いてきた音であることがこうした自然の音をオーディオの調整に用いることの優位性ではないかと思います。
もちろん本格的な調整には役不足かもしれませんが、時々こうした自然の音をオーディオで聴くことで偏った音になっていないかの確認にすることはできます。

拍手の音も水の流れる音も記憶と照らし合わせて自然な音であれば真に迫って聴こえますし、そう聴こえるという事は音楽も自然な音で再生されているのではないかというのが私の考えです。
おそらく同様の事は昔から言われているのではないかと思いますし、活字にもなっているのかも知れませんが、興味をお持ちでしたら是非ご自分のオーディオで定期的に試してみて下さい。
もしかしたら何か参考になることがあるかも知れません。

dsphile
投稿日時: 2016/10/9 18:14
常連
登録日: 2013/9/2
居住地:
投稿: 46
Re: 創立20周年記念コンサートのCD
zappa1993さん

音の良し悪しの判断に水の流れる音を使われるという発想、とても新鮮で説得力があると思います。

考えてみれば生命の根源は水であり、人間誰しも生まれる前は母親の胎内で羊水に浸かっていたわけですから、生まれながらに水への親和性は高いものがあるはずですね。水の流れる音に安らぎを覚え、打ち寄せる波に心地良さを感じるのはごく自然な生理でしょう。この水の音が自然に聞こえるか、作り物に聞こえるかでオーディオシステムの自然さをチェックするのは確かに有効な手立てでしょうね。

音楽専門衛星放送MUSIC BIRD124chのTHE AUDIOで放送される「行方洋一のサウンド紀行/Water&Nature」を時々聴きますが、穏やかな水の音に癒されます。これがシステムチェックに知らず知らずに役立っているならば嬉しいことです。

余談ですが、つい先日友人二人と荻窪の角川庭園を訪れた際、水琴窟に出会いました。ご存知と思いますが日本庭園の手水鉢の近くに作られた地中の空洞に手水鉢から水を落とし、底にたまった水に当たる音が地上に聞こえるというものですが、やや断続的な鈴のような微妙な音がとても魅力的に感じられました。初めて聞く水の音でした。
PAKA
投稿日時: 2016/10/10 23:20
長老
登録日: 2008/2/22
居住地: 兵庫県
投稿: 764
Re: 創立20周年記念コンサートのCD
dsphileさん
zappa1993さん
みなさん

こんばんは。
私も6月に参加させていただいた、Acoustic Revive創立20周年記念コンサートのCDが先日到着し、やっと本日聴くことができました。
まだ「鱒」しか聴いていませんが、当時のコンサートの記憶を頼りに感想を投稿してみようと思います。

まず一聴して感じたのは、当時目で見た演奏者の配置やその奥行きを感じる誇張のない音像・音場であったことです。
また、演奏のハーモニーが心地よく、ピアノの質感や奥行き感などは我が家のシステムでも良く再現されていると感じました。
しかし同時に課題も見えてきて、我が家ではバイオリンなどの弦の質感が瑞々しさはなかなか良いのですが若干キリっとしていて、コンサートでは高解像度ながらもふわっとした心地よい包まれるような質感だった記憶と比較すると、もう少し柔らかな質感で再現したいと感じました。

このような実際に聴いた演奏で自宅システムの音とのすり合わせができるという大変貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
今後も当時聴いた演奏に少しずつでも近づけることを目標に、システムの音を昇華させていけるようにコツコツと頑張ろうと思います。
dsphile
投稿日時: 2016/10/11 19:58
常連
登録日: 2013/9/2
居住地:
投稿: 46
Re: 創立20周年記念コンサートのCD
PAKAさん

dsphileです。初めまして。宜しくお願いします。

実は私も最初の最初、ヴァイオリンの高域にやや硬質な感じを抱きましたが、聴き進むうちにそれも次第に薄れていきました。日頃聴きなれている音以上に念入りに録音されているだけに、耳が敏感に反応したのかなと思ったりしています。

それにしてもホールでの生演奏と収録された音源の両方を聴くことが出来るというのはなんとも贅沢なことですね。このような機会を与えていただいたKさんにあらためて感謝したいと思います。
PAKA
投稿日時: 2016/10/13 18:32
長老
登録日: 2008/2/22
居住地: 兵庫県
投稿: 764
Re: 創立20周年記念コンサートのCD
dsphileさん

こんばんは、PAKAです。
返信をくださり、ありがとうございます。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。

不思議なもので3ヶ月以上も前にもかかわらず、当時の演奏の雰囲気や音というものはなんとなく記憶しているものなのですね。
実際に聴いた演奏を自宅オーディオで再生するということは今までありませんでしたので、今回は本当に貴重な経験をすることができました。

11月3日のコンサート、なんとか仕事の調整がつきそうですので今回も参加させていただくことができそうです。
とても楽しみです。
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