レビューをお伝えしたくて、しかし大変時間がかかってしまいました
コロナがここまでになる以前に購入させていただいたので、実に2か月ほぼ毎日、聴き倒しております

私が購入したUSBケーブルは、現行最上位機種のTripleCのカスタム品で
・50cmにしてもらったこと
・2本のケーブルのうち、電源を担当する線をなくしたこと
が特徴です
なので、PLですが、信号担当の1本しかケーブルは存在しません

私の環境です
Mac mini 2018 - RME FIREFACE UFX(230V) - YAMAHA MSP5
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　- Focal CMS Sub

Mac miniとRMEの接続がこのUSBケーブルになります
スピーカーへはベルデン88760で繋いでいます

私はプロではありませんが音源制作を行っています
リスニング目的はもとより、出音を判断する目的が強く、レンタル品で試聴して納得して購入しました


音について

音質については人それぞれの感性があり、良い悪いの評価軸だけでなく、好き嫌いの評価軸もあるので、私には何とも説明が難しいです

そうでない、モニタリングとしての音についてレビューさせていただきます

若干たとえ話になりますが、私にとって基本的にスピーカーから聞こえる音は、
右、左、真ん中、と、上、下、真ん中、以外に、
自分の前に３層のレイヤーがあり、手前、真ん中、奥、を
聴き取るものでした

それがこのUSBケーブルをつないで音を聞くと、
右、左、真ん中、と、上、下、真ん中、という配置は変わりませんが、
３層のレイヤーが消えたような、無段階可変になったような感じでした
手前、真ん中、奥、だけでは表現しえない、距離感の表現が精細なものだと感じます
「どのくらい手前」とか「どのくらい奥」というのが、
それまで聴いていたものとはっきり変わります

私の表現能力の限界でレビューを読む方に正しくお伝えできているかわからず、
また非常にドライな聴き方をしていますので、素晴らしさが伝わっているか不安もありますが（汗）

音源には、ぼやけた音とくっきりした音が合わせて収録されています
ぼやけたものとくっきりしたものを、それぞれ正確に再現できること、
これがこのケーブルの大きなメリットだと感じています
ミックスをしている音の配置の確認が、非常に楽になりました

併せて、音楽を聴くのが実に楽しいです
これまで慣れ親しんできた曲も聴きなおしていて、
「この曲のこの音ってこんな音でここに置いてあったんだ」
みたいな現象が度々起こっています

素晴らしいケーブルをありがとうございます
次はリアリティエンハンサーをレンタルしたくて、お金をためている次第です（笑）

ちゅうさん、皆様こんばんは。

信号線のみのUSB-0.5PL-TripleCご購入頂き誠にありがとうございました。
効果が発揮されたようで嬉しい限りでございます。

音楽制作における立体感、更には距離感の再現は非常に大切ですね。
モニター環境でこの項目が再現されてなければ立体的な音楽を制作すること自体が難しくなってしまいます。

ちゅうさんが感じられた通り、ACOUSTIC REVIVEの製品はUSBケーブル以外のどの製品もこの立体感や距離感を正確に掴めるようになります。

それはノイズや歪みなど余計なものだけを除去し、S/N比や位相特性が向上するからに他ありません。

今後も弊社製品が素敵な音楽制作のお役に立てれば幸いです。

宜しくお願い致します。