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   [00-01]ACOUSTIC REVIVE全般
     ACOUSTIC REVIVEレーベル『二挺のヴィオールによるコンセール集』発売。
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投稿者 スレッド
スキャット
投稿日時: 2021/11/4 23:15
長老
登録日: 2020/12/11
居住地:
投稿: 349
ACOUSTIC REVIVEレーベル『二挺のヴィオールによるコンセール集』発売。
皆さん こんにちは。
スキャットです。














先日Facebookで管理人Kさんが『めぐり逢う朝』のDVDとACOUSTIC REVIVEレーベル『二挺のヴィオールによるコンセール集』発売の投稿をされていたので、早速映画とCDを取り寄せて視聴してみました。


映画『めぐり逢う朝』フランス 監督アラン・コルノー 1991年12月18日













サント・コロンブは17世紀フランスのヴィオール奏者・作曲家で、
この楽器の第一人者と目されていたにもかかわらず、宮廷に仕えることなく純粋に音楽を愛し孤高の生涯を送った人物。    
弟子のマラン・マレを『お前は真の音楽家ではない、投げ銭でも貰っているが良い』と言い放ち破門してしまう。
マレは野心家で宮廷音楽家として名声と富を手に入れた人物。
しかもコロンブの娘を恋人にし、さんざん利用して自分が出世したらポイ捨て。
コロンブとマレが音楽に向き合う姿勢と考え方、生き方、二人の確執を描いた物語です。
音楽界だけでなく、どこの世界にも存在する正反対の二人の姿は頑固で不器用な生き方をしている人と、処世術に長け要領よく生きてゆく人の縮図を見ている様でした。

後世に伝わる古楽器ヴィオラ・ダ・ガンバは崇高な芸術であり音楽であり、コロンブとマレが残した曲は今も大切に伝承されています。
太陽と月の様なこの二人がいなかったら、ヴィオール奏法や曲は伝えられなかったのだろうと思います。
マレが晩年、亡き師コロンブに尊敬の念と伝承を誓う場面は感動しますが『マレさん、本当に反省してるの〜?』とつい、ツッコミを入れてしまいたくなる私は俗世間で揉まれ、心が汚れてしまっているのかもしれません。反省


ACOUSTIC REVIVEレーベル『二挺のヴィオールによるコンセール集』2021・10・01
酒井 淳・マリオン・マルティノ

サント・コロンブの名作を酒井淳・マリオン・マルティノ夫妻がまるで会話しているかの様に聴かせてくれます。
コンセール第44番 トンボー『悔恨(Le Tombeau Les Regrets)』は映画『めぐり逢う朝』の劇中で演奏されている曲でもあります。
静かに低く流れる音で包まれる様に心が安らいで落ち着き、ヴィオラ・ダ・ガンバの音色が人間の声に近いと言われる意味が理解できた気がします。
ルイ14世、ルイ15世、ルイ16世などの、王族の洗礼、結婚、葬儀が行われた歴史あるフランスのヴェトゥイユ・ノートルダム教会で録音された
響きはさらにヴィオラ・ダ・ガンバの音色を崇高なものにしています。
現在フランスで注目を浴びているご夫妻の演奏ですので、宜しければお聴きになってみて下さい。
おすすめします
管理人K
投稿日時: 2021/12/3 19:33
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: ACOUSTIC REVIVEレーベル『二挺のヴィオールによるコンセール集』発売。
スキャットさん、皆様こんばんは。

スキャットさん、素敵な投稿をありがとうございます。

ACOUSTIC REVIVEレーベル第8弾はサント・コロンブ『二挺のヴィオールによるコンセール集』になります。

サント・コロンブはヴィオールという楽器の構造や奏法を確立した人物と言われていますが、正式な記録は殆ど残っておらず楽譜も今回の『二挺のヴィオールによるコンセール集』を含めて極僅かしか存在しません。

宮廷音楽家として名を残したマラン・マレが師事したというのは事実のようで映画『めぐり逢う朝』で描かれるサント・コロンブの人物像やマラン・マレとの関係も事実に近いものがあるようです。

今回、酒井ご夫婦たっての依頼で録音はフランスの片田舎の教会で行ったのですが、それはフランスの森の中の一軒家に隠居しながらひたすら自身の芸術に没頭していたサント・コロンブへの想いもあったのでしょうね。

滋味深い『二挺のヴィオールによるコンセール集』はぜひ映画『めぐり逢う朝』を観て頂くとより深く心に浸透して来ると思います。

ぜひ双方をご体験頂ければ幸いです。
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