こちらで同じEX導体を使っていると書かれているSAECのそれとアコリバのがまったくグレードが異なることが書かれていて、自分も同感です。

この度、その電気的理由も少し考察してみました。


https://ameblo.jp/tiromie/entry-12731435022.html

平蔵さん、アコリバの会員の皆様 こんばんは♪

BelCantoです。

材質面からの深い考察、大変興味深く拝見させて頂きました。

また、最後の段落に平蔵さんの本心が書き表されているように感じました。

オーディオを極める上で、音楽への理解が大変重要だということは自分も同意見です。

残念ながらオーディオ界隈で携わっている多くの方がこの点に欠けており、目標が定まっていないためにいつまで経っても良い音が出ていないという事態になっていることも少なくありません。

したがって、生の楽器を録音された音源をリファレンスにするというのは非常に重要な事だと思います。

しかし、クラシックやジャズばかりというのは一般の方への敷居をいたずらに高くする原因になってしまっているのではないでしょうか？

昨日、弟の奥さん(弟嫁)が自分のシステムで音楽を聴いてみたいとの事で、30分ほど聴いていただく機会を得ました。

最初はAC/DCのBack in Blackというロックの中でも名録音で名曲をかけましたが、反応はいまいちでした。

そこで、耳馴染みのある曲の中でも録音の優れたNiziUのPoppin' shaikin'やKiroroの未来へなどを再生したら、
「ヤバ〜〜！！凄ーい！！！」とそれ以降はテンション高くニコニコで終わりまで聴いていただきました。

その姿を見て、オーディオは身近な音楽をより高音質で楽しむという初心がいかに大切か再認識しました。

生の楽器の音をリファレンスにするというのは大切な事ではありますが、その取っ掛かりとしては米津玄師のような身近な音楽をまずは良い音で楽しむという事から始めないとというのは引用された某ブログの著者と一部同感する部分です。

現に、自分もオーディオ店に通い始めた当初はジャズやクラシックばかりかけていることからオーディオ店の敷居がかなり高く感じていました。

因みに、ジャズやクラシックがオーディオ店でよくかかっている理由の一つには、システムの粗が出にくく無難に鳴らしやすいというオーディオ店の都合もあったりすると思います。

本題とはずれて失礼しましたが、今回も素晴らしいブログを拝見させていただきありがとうございました。

実は自分もと申しますか、先日の複数人での仮想アースの比較試聴に使ったのは、軽音。
ドイツのハイエンドオーディオメーカー、アコースティックアーツ社のノーコンプレッション、ノーリミッターシリーズから2番の女性ボーカル集だったりします。
これも生録音源も含めてジャズ、クラシックなものから十分な音場、ジャズのウッドベースより低い音域を使っていてわかりやいです。


邦楽や最近の音源より少し前の洋楽の軽音音源にこのあたりに優れたものを散見しております。

平蔵さん　Belcantoさん　にゃんたさん、皆様こんにちは。
スキャットです。

EX導体の違いについて詳細なレポートとご説明をいただき、またひとつ勉強になりました。

平蔵さん
＞アコリバはEX導体の1本の単線に対して、SAECはEX導体は撚り線、しかも極々細いものを6本、中心のPC-TripleC導体の周りに配置するスーパーストラタム構造となってます。
SAECの構造はEX導体と呼べず、評論家や出版社は構造や音の違いを全く解っていないという事は問題ですね ！

にゃんたさん
実際に比較試聴され明らかな違いが音となって現れた詳細なレポートありがとうございました。
さすが千葉支部のスゴ耳先輩は分析が素晴らしくとても分かりやすかったです 。

Belcantoさん　
>生の楽器を録音された音源をリファレンスにするというのは非常に重要な事だと思います。
全く同感です。
アコギとボーカルなどシンプルな音源は違いがよく出るのでリファレンスにしています。オーディオショップに楽器店が併設されていたらちょっと手に取って自分の耳で確かめてみるのも良いかも知れませんね。ギターが弾けなくても弦だけ鳴らしてみるとか 。

最後に平蔵さんが仰る
>技術的にも音響的にも徹底的に吟味されたオーディオケーブルは業務用ケーブルの流用ではとても到達出来ないクオリティをオーディオシステムにもたらします。
そのようなケーブルの素材を入手することは出来ませんし、構造を真似することも出来ませんので、私は本当に優れたオーディオケーブルの自作は困難と諦めています（笑）。

最近、市販の安い材料で自作したケーブルが恐ろしく高い値段で売られている投稿をネットで見ました。
技術を売っているというその自慢の半田ですが、まるで溶けたチョコレートがそのまま固まった様な酷い物でした。
素人以下の技術と見栄えは、一目で悪い音になると判断できました。自分で作り出した製品の音の違いを判断できない人が製作者になってはいけませんね

スキャットさん　皆様こんばんは。

超亀レスで恐縮です。というのも、ようやくレスできる環境が整ったからです。

このケーブルはRCA。他にXLRでLINE-1.0R-TripleCも持っています。

いずれもプリ〜パワーアンプ間の5mの最大長のケーブルが必要なところです。

Kさんの教えのとおり、最大長のところが一番影響大きいからと、予算もあってabusoluteはここだけで、あとはEX導体はないアコリバのものです。

アンプはこのSPECとGOLDMUNDパワーアンプ選びの時です。
https://acousticrevive.jp/xoops/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&topic_id=6289&forum=26

しかも使ったのはSPEC　ボリュームコントローラー（ピュア・ダイレクト・コントローラー）RPA-MGCとステレオパワーアンプ、RPA-MG5ST。

アンバランス回路なのに、RCAとXLRの2つの入力端子があるので、端子以外の条件は同じです。

きちんと聞き分けておられるスキャットさんほかレポートの皆様の部屋も含めたオーディオ環境と聞き分ける耳はさぞかしと思っています。

またレポートするかもしれませんが、一度その2種類をお借りした今の音楽室が出来る６年近く前はその良さがわからず、返却してしまいました。

ところが上記実験では数分？数十秒で違いがわかって、abusoluteでSPECとGOLDMUNDの試聴(GOLDMUNDにはRCAしかありません)をレポートの通り繰り返しました。

どの部分もほとんどそうですが、KさんのFBのとおり、いまのうちの音になくてはならないケーブルとなりました。

まずはルームチューンも含めたルーム環境や電源環境を整えれば整えるほどabusoluteのリズム、楽器の音色、実体的力感、音場がわかりますし、例えばケーブルの一部にソースや機器の音のトーンバランスや定位を変形、変質劣化するものがあった以前なら、よくわからないとなってしまった反面教師です（汗）。

PS
くだんのＳ社のものはあれから繰り返しオーディオフェアなどで聴く機会がありました。常に例えば音場の薄さというか、狭さのようなところが気になり続けました。