私にとっては初の御社製品である「POWER STUDIO」の感想です。

ちなみに、私は今まで他社製毛電源ケーブルは2本しか購入した
事が無く、かつPC付属の電源ケーブルとさして違いを感じなか
った感性しかありません。（ぉぃ
今回は10年ほったらかしで、より有効活用したいと考えてDP-
85(SACDP)に使用しました。
それまでは製品付属の電源ケーブルです。

当初は「変わったようで変わってないし、変わってないようで変
わっている気がする」のが本音でした。今は「より底上げされた、
またはより掘り下げられた」と考えています。奇妙な表現になり
ますが、製品付属の電源ケーブルと比較しても、姿形が変わって
いる訳ではないのです。「違い」を認識する事は出来ても、具体
的に「何が」と問われると表現に窮する。大げさな表現は嘘臭い
一方、控えめだと効果が薄いと捉えられかねない、いい塩梅の言
葉が浮かばず、多分間違いの無い表現としては上記の通りです。

より具体的に書くと、例えば「高域がよく出る」とか「明度が高
い」等、個々のファクターで「違い」を書き切る事は不可能でし
た。キリがない。変化(へんげ)せず変化(へんか)している為、
変化(へんげ)の裏に表出する弱点にあたるものが少なくとも私に
は捉えられない、表裏一体が無いのは私には戸惑いでした。

また、POWER STUDIOはおそらく悪条件に強いと思われます。
POWEER STUDIOをT-109V(TUNER)に使い、NHK-FMの夜の深夜便を
録音して昼聴くと、深夜に聴くのとあまり差がありません。
これを他社製ケーブルにすると、現場の空気感が一変して狭く
なります。性能差を実感させられるという意味ではこれが一番
解りやすい、アナウンサーの声だけなので残酷に差が出ます。

と、なるべく感情は排して感想を書かせて頂いたつもりですが
ごめんなさい、「装置を１ランクUPさせるのと同義だ」と書い
てしまったほうが良かったかも。嘘臭く思われても。嘘と思わ
れるなら、試聴機があるそうなので、関心のある方は一聴して
みて頂きたいです。性能差を認識したければ、NHK-FMで試して
みれば、モロに差は認識頂けます。

POWER STUDIOは御社の製品エントリーとしてはローにあたるの
も感嘆せざるを得ません。まだ上があるんですね？成る程御社
の固定ファンが多いのも納得出来ました。さて、これから私は
何処をアップグレードしていきましょうか。タップ？ラインケ
ーブル？参ったな...

HKさん　はじめまして。
スキャットです。

POWER STUDIO、POWER STAGEは『SSシリーズ』としてプロ向けに開発された製品ですが分解能が高く、帯域にクセを持たない製品なのでプロ、マニアの方々と幅広く支持され自分も音楽再生や制作に活用しています。
価格はエントリークラスでありながら、素材や構造はミドルクラス同様の作りとなっているところにACOUSTIC REVIVE製品の音作りに対する拘りを感じています。
https://www.miroc.co.jp/product_info/acoustic-revive_ss/

>他社製ケーブルにすると、現場の空気感が一変して狭く
なります。性能差を実感させられるという意味ではこれが一番
解りやすい、アナウンサーの声だけなので残酷に差が出ます。

全く同感です。
他社製品では特定の帯域が持ち上がってしまったり、低域が薄く聴こえないことが多かったので電源ケーブルの選択は特に重要と感じています。

アップグレードプランを考えるのも楽しみですよね。
HKさんの投稿を楽しみにお待ちしています 。