オーディオアクセサリー187号に掲載された福田雅光氏、寺島靖国氏、石黒謙、氏の特別対談を読みました。
石黒氏のおっしゃるように、私も本来２次元であるのステレオから３次元の的な要素が聴こえてくる体験でオーディオマニアになりました。ボーカルが立体的に、スピーカーの間から飛び出してきたときの驚きと感動は、いまでもはっきり覚えています。
経験上、この３次元体験は、ケーブルを始め、アクセサリーを導入しないと不可能だと言えます。また、ヒスノイズ・ハムノイズ・ハイ上がり・聴き疲れなどの対策も同様です。逆に言うと、完璧なオーディオルームでなくとも、工夫次第でシステムの性能を引き出すことができるということだと思います。

現在、システムに使用しているRCAケーブル１本が故障し、管理人Ｋ様に修理とチューンナップをお願いしています。その間、とりあえず昔使用していたケーブルを接続しているのですが、せっかく届いた山中千尋の新盤「Today Is Another Day」が、素晴らしい曲にもかかわらず左右の音がスピーカーに張り付き、音離れが悪くなってしまい、さらに音自体もハイ上がりのドンシャリとなり、がっがりという状況です。プリ・パワーを接続するRCAケーブル１本が欠けただけでこの状況です。

個人的な意見ですが、機器を導入し、思ったように音が鳴らなくても、すぐに機器を買い換えるのではなく、地道にケーブルなどを導入し、研究していく必要があるように思います。
私のスピーカー、ダニエル・ヘルツ M8もACOUSTIC REVIVEの製品を複数導入し、やっと思い通りの音が出るようになってきました。

こんばんは。

まことに同感です。

寺島先生の足りないところ、出すぎるところを補うケーブル系と機器を最大限能力発揮させるアコリバケーブルは今回やっていたGOLDMUNDとSPECのハイエンド対決でKさんも踏まえてつくづくです。


また詳しいレポートをします。

平蔵様　返信ありがとうございました。

GOLDMUNDとSPECのブログ、拝読させていただきました。
機器の正当な評価には、能力をフルに発揮させるためのケーブル類が必須であることがよくわかりました。

雑誌などの機器試聴レポートは、あらかじめどのケーブルを使用して機器を接続したのか、記載してくれたほうが親切だと思いました。

お読みいただいてありがとうございます。

お書きのとおりですね！

オーディオ機器の試聴は、それの音か、ケーブルや足元のクオリティーを聴いているのかわからないほどで、kさんすら「どの部分のクオリティーを聴いているのか？」と独り言を言われた程です。

僅か2週間のレンタル試聴でしたが、ケーブルや足周りの大切さを身に染み入りました。