こんにちは。

先日、POWER SENSUALのインレット・プラグをFurutech　FI-50 NCF(貴陽石処理)にカスタムして頂きました。

そもそもオーディオ環境の改善は昨年から始めました。
ノイズフィルターからタップ、ケーブルなど、いろいろなメーカー様の商品を少しずつ試してはいたのですが自分の納得のいく効果が見られず、
「変化はしているけど、リアリティが損なわれているようで良い変化ではないかなー」
「これならむしろ導入しない方が良いなあー」
と買っては後悔して売却する日々でした。


「やっぱり何十キロあるトランスや大規模な工事に手を出さないと音質向上は難しいのかなあ」と悩んでいたところ、アコースティックリバイブさんが無償レンタルをしているというお話を聞きました。元々サンレコでよく名前を拝見していたので気になっていたのですが価格帯を理由に導入をためらっておりました。
勇気を出してご連絡させて頂いたところ、大変多くの種類の商品をお貸出させて頂けました。
これらが大変良かったです。特に音一つ一つの輪郭や分離感、そして中域の豊かさに秀でていると感じました。気づけば電源ケーブル、USBケーブル、タップの全てがアコリバに変わっていました。

さて、オーディオの知識を深めていくうちにPCOCCという単線の存在も知り試してみたところ、tripleCの様な透明感や押し出し感には劣るものの、どっしりしていて個人的にはとても好みの音でした。
先日2012年に作製されたPOWER SENSUALの方をオーディオショップの方で手に入れたのですが、店頭作成品ということもありインレット・プラグがオヤイデの既製品のP-037/C-037でした。
現行品に搭載されているスペックのより良いパーツへのカスタムを社長さんにご相談させて頂いたところ、生産完了品であるにも関わらず二つ返事で依頼を受けて頂きました。

重厚な FI-50のついたケーブルが到着して試してみた第一印象は「あまり大きな違いはないかな？」でした。既に既製品の時点でかなり気に入っていたので気づきにくかったのかもしれません。
しかし1970年代の歌謡曲を聴いてみると、昔の曲特有の曲全体にうっすら乗った「サー」というノイズの繊細な臨場感がより感じられました。上の伸びが良くなっていると思います。ハイに滲みの無い音は聞き心地が良くてずっと聞いてられるのが楽しいですね。なにより見た目がかっこいいので100点です。(笑)

この度は誠にありがとうございました。
現在電源タップにytp-6rを使用しているのですが、こちらもPCOCC-Aのものに変えてみたく、rtp-6 ultimateを狙っています。
カスタムを考えてみると、rtp-6 ultimateの内部配線だけ取り出してrtp-6 absoluteのガワに移植するなんて方法になったりするのでしょうか(笑)。
また機会がありましたらぜひご相談させて頂きたいです。

GGfoodさん　初めまして。

実に懸命な対応していただいて良かったですね。


せっかくのPCOCCやPC triple Cの導電率100％に近い、よい線材の先に20％前後のリン青銅、30％前後の真鍮(黄銅)のプラグやコネクターでは、電気のよい流れをプラグなどで塞き止めているようなものですから。

ご返信ありがとうございます。

プラグ一つで音が変わることを実感し、大変勉強になりました。