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     やはりアナログはいいね!
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投稿者 スレッド
RANZAN
投稿日時: 2008/2/27 17:20
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
やはりアナログはいいね!

皆さん こんにちは。

オーディオにおいても、ますますデジタル浸透時代が加速する今日、我々はその時代に遅れまいとニューメディア機器ばかりを追い求めているようですが、最近あらためてアナログの良さを再認識させられたのです。

2月上旬オーディオにおいてもアナログファンだとおっしゃる、ベテラン・オーディオファイル仲間のA氏宅に伺う機会があり、好きなJAZZを真空管アンプとアナログレコードで聴かせてもらったのです。これがまた実に音に温かみがあり、今年も全国的にも厳しい寒さだっただけに、この日は心の芯まで暖まり、そのいい音にゾッコン惚れ込んでしまったのです。
そのA氏も同じくJAZZとオーディオが好きだということで、特にソースはレコードを数多く収集されており、50年から70年代にかけての4ビートが心地よいモダンジャズ・アルバムが多く、サックス、トランペット、オルガン、ピアノ・トリオ、カルテット、クインテット、ヴォーカル等々多種多様の収集だということです。
それもJAZZが一番華やいだ頃のレコード盤と、また好演奏も多く幅広い分野に及んでいることからも、その趣味の深さが分かるというものです。

また「JAZZファンであれば、誰が聴きに来てもらっても喜んでもらえる!」と満足気でした。
最近はアナログだけでなく、CDプレーヤーとトランジスターアンプでの組み合わせも整っていましたが、本人いわく「デジタル系の音は、立ち上がりも速く鋭い切れ味はあるが、やはり音が硬くその音は冷たい。やはり深い温かみのある管球アンプと豊潤なアナログレコードが最高だね!」と、おっしゃておられたのです。

その主な機器のラインナップ(アナログ機器関係)
スピーカー : ALTEC 612 C
パワーアンプ : Mclntosh MC 275
プリーアンプ : LUXMAN CL35MK?
アナログプレーヤー : DENON DP-80
フォノアンプ : LUXMAN E-07α
カートリッジ : DENON DL-S1 (MC) , SHURE M75ED? 等々

以上のラインナップで早速テナーサックス「ズート・シムズ」「コールマン・ホーキンス」から聴かせてもらいました。
ALTEC(602C)から一音が出た瞬間から固唾を飲んで聴いていました。
その音は実にナチョラルでダンピングの効いた太い音が繰り出されてくるのです。「いやぁ・・とにかく音が柔らかく自然な感じで飛び出してくる!」サックスの図太い音色と、程よい音階でのベースワーク、
またドラムスでのスネアの何ともいわれぬ繊細で透明感のあるブラッシュワークには、ある意味でデジタルにない温か味のある再現性を聴き、感激してしまったのです。それほど幅広いレンジの再生帯域ではないですが、JAZZに最適なエッジの効いたサックス、ピアノ等での必要な音域はリアルで十分にクリアしていると感じたのです。
ウッドベースがよく沈み込み、ピアノの低域部分も明快なタッチで表現されている。確かに音場空間というか瞬発的な量感と弾みがもう少しほしいところですが、最初の予想では、こういう鮮明でS/N感の高い音質はデジタル機器群でないと再現されないのでは、と思っていたのです。それは予想に反し逆に管球アンプとアナログプレーヤーでしか出しえない柔らかで包みこむような豊かな音質だと思うくらい魅せられる音だったのです。

このことは管球アンプ、アナログプレーヤーでも機器の組み合わせと相性においても、音質にかなり影響してくることもあると思ったのです。しかもこの機器類のベストマッチングが高度で抜群な高音質再生に貢献しているのには間違いないだろうと強く感じ取ったのです。
A氏がおっしゃるには最初にJAZZレコードを買ったのは昭和35年頃だったそうで、生活にもかなりゆとりが出てきて、趣味にも力を入れていきたいと思ったちょうどその頃、日本が経済高度成長途上にあるよき時代であったということも手伝い、「心身ともにリフレッシュするため好きだった熱きJAZZをもう一度良い音で聴きたい!」と思ったということでした。そして「スピーカーも絶対ALTECと決めていた!」と、力がこもるのです。

おっしゃるのです。「最近CDはいつどこでも聴けるし、勿論CDプレーヤー、最新のトランジスターアンプ等は常置しているが、なぜか逆にその便利さが私の情熱を誘ってこない!」また「アナログプレーヤーでトーンアームをレコード盤に降ろすまで、一通りの儀式を得て聴くレコードの醍醐味は聴けば聴くほど、そのアナログの音の良さに酔いしる!」ともおっしゃる。(同感です)
また「最近カートリッジをS製からD製に替えた途端、断然音が良くなり好みの音質になった!」と、嬉しそうに仰るのが印象的でもありました。また「私にはLPの片面の時間が最もリスニングするに最適な時間だと思う!」とも云っておられました。
「大体片面20分くらいがちょうど疲れもないし、また身体も動かすこともできる。コーヒーの一杯も入れる休憩時間の余裕もできるのがいい!」それと「CDソフトの時間はとにかく60〜70分というのは長すぎる!」ということでした。
そして「夜JAZZを聴く時は管球アンプとアナログレコードでしか聴かない。その聴く時間が一日の疲れを何よりも癒してくれ、それが私にとって贅沢な時間でもある!」という言葉には説得力があり、
また安心感さえ与えられる話しばかりでした。

今回リスニングさせてもらっての感想は、最新アンプのようにS/N比の高い鮮明な解像力を求めると最適とはいえないが、これは逆に現在にないゴリッとした骨太な音と豊潤で柔らかく包みこむよな、
情感や質感は、現代のデジタル機器では到底出せない、温か味ある音は素晴らしいと感じたのです。

そう言えば最新情報では、オーディオマニアの間では静かではあるが、年々アナログ熱が高まってきていることは確かなようで嬉しいニュースでもあります。
伺ったこの話しには少しは心をゆり動かされるところもあり、実際にその音を聴いてメカ好きには、たまらない管球アンプが持つ温かみと、豊潤なアナログプレーヤー回帰へのロマンでもあるような、そんな暖かい気持ちを抱いたのです。何しろこの音は長く聴いていても、全く疲れないのが一番良かったと感じさせられました。
マニアックで豊かな趣味の良さを再認識させられ、少し背中を押されたような感触でA氏宅をあとにしたのです。


管理人K
投稿日時: 2008/2/28 20:15
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: アナログ回帰へのロマン
ALTEC 612 CやMclntosh MC 275のようなビンテージ機器は現代オーディオ機器では中々再現出来ない暖かい音色やエネルギー感を持ち合わせていますね。
当時の音源を聴くならば、ビンテージシステムで聴いた方が心地良く聴ける事も少なくありません。
更に音源がアナログレコードであれば尚更です。
アナログレコードはCDで感じる電気的な刺激音や疲労感を感じない事が多いです。
CDなどのデジタルメディアにおける刺激成分や疲労感はD/A変化時に避けられない、ジッター(時間軸の揺らぎ)やエラーによるサーボが働いた際の起電力発生などが原因と言われています。
SACDやDVD-Audioなど、いくらデジタル波形を細分化してアナログ波形に近付けても、ジッターやエラーの問題は避けられませんし、アナログ波形をそのまま取り出せるアナログレコードには音の繋がりのスムーズさや滑らかで及ばないのは仕方のない事です。
音楽信号はアナログ波形ですから、アナログ波形をそのまま取り出せるアナログレコードはいまだ持って、最高峰のメディアと言えるのです。エジソンは偉大ですね(笑)
RANZANさんはアナログはやられてませんでしたか?
RANZANさんお使いのMclntoshのプリアンプはフォノイコライザー内臓でしょうし、もしも古いプレーヤーなどを持っておられるようなら、まずは安いMM型カートリッジなどを購入されれば気軽に再開する事が出来ますので、最チャレンジされてみてはいかがでしょうか?

もちろん、CDやSACDなどで滑らかで暖かい音が出せないという事はなく、消磁器RD-3やマイナスイオン発生器RIO-5?によるディスク処理を行えばエラーやジッターを低減出来ますし、D/Aコンバーターなどを使用されてる場合には、デジタルケーブルのDSIX−1.0PAを使えばジッター自体の発生を防ぐ事が可能になり、結果、アナログに近いサウンドが得られるようになります。

それぞれ、無理のない形で心地良い音を追求して行って頂ければと思います。

RANZAN
投稿日時: 2015/3/31 16:57
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
オープンテープ・デッキ (TC-777-4J)
皆さん
  こんにちは。

目まぐるしく移り変わる時代の変化の中で、オーディオでも時代が進化していくと同時にその技術は日進月歩の道をたどり、アナログからデジタル時代の幕開けでのレコードからCDへと進化していき、その音質は目覚ましいものがありました。
そしてこれからのオーディオでは、更に進んだこれまたハイレゾ音源が欠かせなく、まさに次世代オーディオの主役となる勢いです。

しかし、ここはデジタル化する早足を一旦止め、ゆっくり振り返ってみると、そこで懐かしく甦って来るのはアナログの音でした。
それもレコードではなく、手に取ったリールテープをテープテンションに掛け作動させることで、オープンテープの音が大変気に入っていた時代を思い起こすのです。

1961年頃、SONYがアメリカで先行発売したセミ・プロ級オープンテープ・デッキ TC-777-4J (3モーター、3ヘッド、4トラック)が大変人気を博したという時代でした。
1年後には日本でも発売になり、ちょうどその時日本でもFM放送が開始され、オープンテープ・デッキがオーディオマニアの心を掴んだのです。
そのオープンテープ・デッキでマニアに人気のあったのは、SONY、TEAC、DENON、AKAI等が挙げられます。

こうして当時、中学生ながらオーディオの魅力に嵌り込みFM放送の美しい音に魅了されていったのです。
どうしてもそのTC-777-4Jでエアーチェックがしたく、高価なTC-777-4Jであるがゆえ、なおそんな高額な機器を買える小遣いもないことから、一身に親に頼み込んで何とかTC-777-4Jを手に入れたのです。
そのTC-777-4Jの雄姿は見た目のかっこよさもあり、ダイキャスト製骨格の美しい造りはビクともしない頑丈なものでした。
さすが、メーカーがいうセミ・プロ級といったイメージがプンプンするものでした。

最初、羨望していた購入希望機はTEACの俗にいう2トラ・3パチ・デッキだったのです。
でもここはオーディオの物流ルートからいって、まだTEAC製品の入手ルートが無く、地元オーディオ店で手に入りやすいのがSONYだったことから、ここは憧れでもあることから高価ではあるがTC-777-4Jをやっと手に入れたのです。

以来、FM放送でのステレオ音楽番組を毎日のようにエアーチェックして楽しく聴いていたのです。
高まるオーディオマニアの究極な音の願望は、レコード会社のマスターテープと同じ音のクオリティを得ることでした。何しろオープンテープの音が非常に気に入り、FM放送でのエアーチェックでのテープだけでは物足りなく、その頃まだ日本では発売されていない海外でのクラシック、ラテン、ジャズ音楽テープを、わざわざレコードショップに無理をお願いし、何度か取り寄せてもらった思い出がよみがえるのです。
それまでにして聴くマスターテープからのミュージックテープの音に惚れ込んみ、オーディオの虜となり邁進していったのです。

なお現在、そのTC-777-4Jはリスニングルームの片隅にデーン!と居座っていますが、ヘッドアンプと磁気ヘッドがダメになり音は出ませんが、それは往年のオーディオ・インテリアとしてはまだまだ貫禄十分であり、今でもそこからアナログ色の濃い雰囲気がカッコよく伝わってくるのです。



RANZAN
投稿日時: 2015/4/22 18:28
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
アナログレコード ブーム!
皆さん
  こんにちは。

最近、オーディオ機器において、その最先端をいくハイレゾ音源に人気があるのも確かです。

そうかと思えば今の若い人達は決してそうではないようです。
これも意外やアナログレコード全盛期を知らない、現在の若者に意外とアナログブーム旋風が巻き起こっているようです。

先日、古くからあるレコード店を久々に覗くと“中古レコードバーゲンセール”を開催していたのです。
店内には意外や多数の若い人達が好みのレコード盤を探している情景を見ていると、まさにアナログレコードの音にも似て、心が温かくなり思わず微笑ましくなってくるようです。

そういえば横浜にあるレコード製造会社の2014年の生産では、66パーセントの高い伸び率を記録したということです。
そのことからも今年は更なるアナログ・ブームが起きても不思議ではないようです。

また、最近TVのニュース番組においても、アナログレコードの支持が団塊世代並びに現在の若者にもその音は、今のCDにはない柔らかで温かみのある音として人気が上昇してきているようです。
TV番組の中でのインタービューでも「アームを手に取ってレコード盤に下す、その一瞬が非常に緊張しマニアックでリリングなところが断然魅力!」だということのようです。

 たしかに!

RANZAN
投稿日時: 2023/5/29 17:02
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 3266
Re: アナログレコード ブーム!

皆さん
  こんにちは。

最近特にアナログレコード人気が高まっているようです。

アナログレコードは真空管アンプと組み合わせれば、温かみある柔らかな音色に魅了されて、アナログファンは
着実に伸びているのです。最近のCDを上回るような勢いは売上枚数でも35年ぶりに逆転したというのです。

そのためか最近レコードの売行きが好調で、レコード製造カッティング生産量も増加して、アナログ熱の再発で
プレーヤーの売れ行きも好調ということです。
特に限定販売の高級機となれば、売れ行きも早く人気ということです。

アナログレコード再熱で、今後に期待が高まるばかりです。



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