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     RCA-1.0PAを入れました!
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投稿者 スレッド
kab907
投稿日時: 2010/6/8 19:24
新米
登録日: 2008/4/20
居住地: 東京都
投稿: 12
RCA-1.0PAを入れました!
みなさんこんにちは、kab907です。

以前この掲示板で、「 LINE-1.0RとRCA-1.0PAの音質差について教えてください!」と投稿しました。その後、管理人さんから掲示板へ回答をいただき、ウ〜ム…なるほど…と思ったものです。

私は今年の1月からマイシステムにて、ACOUSTIC REVIVEのPCOCC-Aシングルコアシリーズ(電源ケーブル、ラインケーブルおよびスピーカーケーブル)の導入を進めており、撚り線からの切り換え率はおよそ全体の2/3になりました。

振り返ってみると、今までで一番 ”ビフォー vs.アフター”の差が大きいのは、スピーカーケーブルSPC-2.2PA(RYG-1付きダブルバイワイヤ仕様)の導入によってですが、その次はLINE-1.0Rでした。
影響度はシステム内のケーブル長さに比例するように感じます。

さて、RCA-1.0PAの音をしっかり自分の耳で確認したいとの思いは募るばかり……
このままじゃ精神衛生上よろしくない…と行動開始、まず無料貸し出しキャンペーンを利用して、確認して、それから奮発してRCA-1.0Rを入れました。
違いが判りましたよ!納得!

以下、LINE-1.0Rに比べての、RCA-1.0PAの視聴記です。


1)サン=サーンス 交響曲第3番「オルガン付き」/アンセルメ、スイスロマンド管弦楽団 (SHM-CD)

これをかけると違いがすぐ分かるほど、私にとって聴き慣れたCDになりました。
第1楽章冒頭、オケの中央やや右手から木管ソロが立ち上り、スーッと天井に消えて行く……聴きながら、リアルな演奏会の雰囲気を彷彿させる。
いや〜参った、このような空間表現力についてRCA-1.0PAは本当に素晴らしい。
LINE-1.0Rに定位感、奥行き感、S/N感で差をつける。

基本的には同じ音調である。
LINE-1.0RはRCA-1.0PAに比べるとごく軽微なメリハリ感があり、高弦やシンバルなどがクローズアップされるようだ。、また音場の立体感がわずかに希薄になる印象もあるが、それもしっかり聴き比べればそう感じる程度。
個人的には、このくらいの差ならば、逆にLINE-1.0Rのコストパフォーマンスは驚異的に素晴らしい、と誉めたいくらいだ。



2)ニューイヤー・コンサート ライヴ 1987/カラヤン、VPO(SHM-CD)

1曲目「こうもり序曲」では、RCA-1.0PAのフワ〜ッと広がる柔らかい弦は強調感を感じさせないばかりかLINE-1.0Rに比べ、分解能がさらにアップするのが判る。
また曲間に収録された拍手がハッとするほど生々しい。これはRCA-1.0PAの基本的特性が優れていることの表れでしょうね。

余談だが、「拍手」をいかに自然に再生できるか……がシステムやソースの良し悪しがすぐ分かる判定方法なんだそうで、昔、ある評論家がオーディオ誌上でそう語っていたことを思い出した。

9曲目「春の声」ではキャスリーン・バトルのソプラノが実に伸びやかで、ムジーク
フェラインザールに同席しているかのごとく臨場感を最高潮に盛り上げてくれる。
VPOの柔らかくも生気に満ちた弦の美しさがよく判る。
…このCD、こんなに音良かったんだっけ?
ここでもRCA-1.0PAの、強調感とは無縁で無駄な力が抜けたごく自然体の音に、心が解き放たれる。
RCA-1.0PAの素性の良さもあるが、この高分解能でフワ〜ッと広がる美しい弦は、スピーカーケーブルSPC-2.2PAのパフォーマンスが大きく寄与しているだろう。
ACOUSTIC REVIVEシングルコアPCOCC-Aシリーズの連携プレイがマイシステムの音質をしっかり支えていて、もはや普通の撚り線のケーブルを使っては絶対に出せない音の世界に踏み込んでいる、と感じる。
撚り線のラインケーブルおよびスピーカーケーブルによってシステムの音決めをされている方にはこの桃源郷、残念だがお判り頂けないだろう・・・

ところでこのCD、昔の輸入盤では花に包まれたコンサート会場のカラヤンとVPOのカラー写真がCDジャケット両開きで封入されていたし、ケース裏面タイトル写真には赤いドレス姿のキャスリーン・バトルを真中にウィーンPOのメンバと向かい合うカラヤンが揃ってほほ笑む姿が目を引いていたが、国内盤ではSHM-CD化の時も売価は大幅アップしたのにペラペラの解説のみ、は変わらず。

一般論だが、CD発売元にはコスト削減一辺倒でなく、もう少し志を高く良い仕事をしてもらいたいよね、パッケージメディア大好き人間としては…



3)for Jazz Audio Fans only Vol.1/Terashima Records

"ベースとドラム一筋でジャズを聴いてきた"という寺島靖国さんプロデュースのCD。
ゴリゴリ、シャキシャキのオンパレードかと思いきや案外ふ・つ・う、というのが第一印象。
1曲目「PATCHWORK」、LINE-1.0Rでも充分いけるが、RCA-1.0PAに換えるとシンバルの粒子が極限まで細かくなり、シンバルワークが見える、ドラムのタイコやシンバルの高さの差も明快になる。

ところで、2曲目もそうだが、ドラムは右ch寄りだったはずが、左chからも遠慮なく飛び出して来る。なんか変じゃない?
こんなに横に広いドラムセットってあるんですか?

3曲目「STENSON」、Pf左、Bs右、Ds中央奥、奥行き感が自然で、かつ音調もウォームになり、なんだかホッとする音場感。
4曲目「WHAT ARE YOU DOING THE REST OF YOUR LIFE」、Pfのにじみのない、エネルギーに満ちたクリスタルな音が実に美しい。

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まとめ:
RCA-1.0PAはLINE-1.0Rに比べ、何処にも強調感が無く、ごく自然な音です。解像度も一層高い。
更に一言。LINE-1.0Rの価格はRCA-1.0PAの約1/4、コストパフォーマンスの良さは格別です。
それを今回の聴き比べで再認識しました。

両者の差はあります。
好きな音楽を"さりげない高音質で聴きたい"方にはRCA-1.0PAはお薦めです。
一度聴くともう戻れませんゾ!(笑)…

私は今回RCA-1.0PAを1セット入れましたが、一方LINE-1.0Rを2セット使っています。
LINE-1.0Rのパフォーマンスを活かして、アナログでエアチェックした音源(この道楽30年、捨てられないカセットとMDがあるんです〜!)の再生に使います。
これらのやや淡泊で平板だった音が、潤いがあって陰影感に富んだソースになるから不思議です。


余談が多い私の話にお付き合い頂いて、感謝!
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