皆さん
　　こんにちは。

この季節、爽やかな5月の光と風を大きく吸い込み、群るように泳ぐこいのぼりを見ていると、
実に気持ちが良くなるようです。（季節だより）

国内唯一のビッグバンドでもある”No Name Horses”が開放的に聴かせるアルバムです。

＜ ジャングル／小曽根真 フィーチャリング・ノー・ネーム・ホーシス ＞

小曽根真
エリック・ミヤシロ
奥村 晶
木幡光邦
岡崎好朗
中川栄一郎
片岡雄三　他

UCCJ-2075

1) ジャングル
2) ココナッツ・ミーティング
3) ノー・シエスタ
4) ケイヴ・ウォーク
5) サファリ
6) B＆B
7) ムーン・フラワー
8) ラ・ベルダ・コン・ロス・カバジョス
9) オアシス

そのビッグバンドの各セクションでの、さらにその中の各楽器ごとに胸のすくような高域がスムーズで音の
抜けがよく、かつ開放感が感じられ、飛び出してくる音像の乱舞はまさに圧巻といっていいでしょう。
そのダイナミックなサウンドが炸裂する中、小曽根のピアノのアタックも鮮やかに浮かび上がり、ピアニ
スティックな実に美しく軌跡を描き、楽器のエナジーに空気感をともなった深みと厚みが加わって、音像感
豊かで、そのボリューム感が炸裂するシーンに圧倒されるのです。

オーディオファンなら、その見事なサウンドはDSD方式デジタルマスタリング採用も貢献しているとは思うの
ですが、ここはまさに、ベスト小曽根のビッグバンドには完全にノックアウトされるのです。