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     私のJAZZ 名盤 Part 2
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投稿者 スレッド
RANZAN
投稿日時: 2015/3/25 17:52
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2613
Re: 私にとっての名盤?(JAZZ編)
皆さん
  こんにちは。

分厚く勢いある音で人気のテナー・サックス奏者、エリック・アレキサンダー・カルテットのレギュラーメンバーとして長年活躍してきたジョー・ファンズワーズがリーダー作を発表したのです。
つまりこのグループからエリック・アレキサンダーからジョー・ファンズワーズへと主役が代わっただけなのです。

「 スーパー・プライム・タイム/ジョー・ファンズワーズ 」

ジョー・ファンズワーズ(ds)
エリック・アレキサンダー(ts)
ハロルド・メインバーン(p)
ナット・リーブス(b)

VRCL-18852

1)リリカル・コールマン
2)スーパー・プライム・タイム
3)イン・ア・センチメンタル・ムード
4)トリッピン
5)星に願いを
6)マイ・ファニー・ヴァレンタイン
7)この素晴らしく世界
8)DMC(ディー・エム・シー)
9)スプリット・オブ・ジャパン

ここは特にジョー・ファンズワーズ・カルテットだからドラムソロが強調されているというところは一切ないところに好感が持てるのです。
エリック・アレキサンダーも今回はサイドマンとしての力量もあり、相変わらず厚みのあるトーンで温かみがあり、力強いテナーは依然として健在といったところです。ジョー・ファンズワーズもドラマーとしての存在感を遺憾なく発揮しているのです。
ジョー・ファンズワーズの気迫のこもった素晴らしいドラムスは生き生きと躍動しているところは、聴いていても何故か爽快な気分になってくるのです。ピアノのハロルド・メインバーンもそのデカイ身体から繰り出されるパワフルなピアノ・タッチの流れとスイング感で弾んでいくのです。
今の時代に相応したドラムスのテクニックとその冴え渡るスピード感が素晴らしく、ましてエネルギッシューであるだけでなく、サイドマンのエリックの巧妙で素晴らしい演出の成せる技と、ピアノのメインバーンと共に得意とするイントロから本題に入るまでの引き延ばしが実に巧みで、そこにメンバー全員の表現と気迫のこもった演奏がますます冴え渡っていくのです。

繊細にして切れ味鋭いドラムスのリズム感と、その重量感に満ちた低域部を上手く構成していて、驚くような迫力で迫ってくるのが断然魅力なのです。ピアノも豪快に厚くガッツがある響きに魅了され、腹に染みわたるベース音を聴けば、まさにここはオーディオ的に聴いても非常に優れたカルテットの良さと再現性を発揮しているのです。


RANZAN
投稿日時: 2015/4/13 12:02
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2613
Re: 私にとっての名盤?(JAZZ編)
皆さん
  こんにちは。

ピアノの巨匠スティーブ・キューンが叙情溢れる歌心で、繊細な感覚と新鮮で個性的なピアノを圧倒的でエネルギッシュなスイング・パワーで聴かせてくれます。

「 ウィステリア/スティーブ・キューン 」

スティーブ・キューン(p)
スティーブ・スワロウ(b)
ジョーイ・バロン(ds)

UCCE-7019

1)シャレー
2)アダージョ
3)モーニング・デュー
4)ロマンス
5)パーマネント・ウェイヴ
6)ア・ライクリー・ストーリー
7)バストラーレ
8)ウィステリア
9)ダーク・グラセズ
10)プレミセズ・ケブト
11)グッド・ルッキン・ルーキー

そのピアノの美しく奏でられるアドリブ・フレーズが一体となって、艶がある音はリアルで素晴らしい演奏と重厚なサウンドが上手く解け合い、とにかくこれはピアノ・トリオの傑作でもあるといっていいでしょう。

美しく高い技法での演奏は、その魅力を十分に聴かせてくれるもので、ピアノの響きはこのアルバムでも伺い知ることができるのです。豊かなロマンティズムにちりばめられ、個性的な音楽の充実ぶりと意欲的なアプローチで意気よいよく紡いでいくのです。その甘い調べのピアノに乗って、ベースのスティーブ・スワロウ、ドラムスのジョーイ・バロンの響きは、これまた息の合ったいい演奏を聴かせてくれています。
キラキラと輝くような、ピアノの表現力はまるで宝石をちりばめたような表現力には、思わずうっとりとさせられるものです。
こうして瑞々しい感性を持ち続けていて、その素晴らしいメロディを紡いでくれていることに感心させられ、ピアノの心唄での美しい調べに乗せてどの曲を聴いても説得力があり、それをフォローするドラムスも繊細で透明感あふれた気品ある響きが天井高くそびえ立つように弾け飛んでいくのです。
また、ベースもエッジがよく切れ込み、ゴリッとした低音を生み出してくれていて、また深く強烈な響きにも魅せられてしまうのです。
スティーブ・キューン・トリオはメロディを叙情的に歌わせるテクニックと、その美しさとゴージャスなアドリブに満たされ、まさに全曲にわたり絶品の出来映えであり、このトリオの熟成した深い味わいが堪能でるのです。

何時聴いてもキューンのメロディは、その乗りのよいリズム感がとても気持ちいいもので、響きが明るいコントラストとピアノの美しさ、それに絡むベースの深い豊かで引き締まった低域感がとてもよく、ドラムスもシンバルとスネアの繊細感も十分に醸し出しており、抜群のサウンドのよさで彷彿させられ、思わずその独特な音の世界に引き込まれてしまうのです。



RANZAN
投稿日時: 2015/6/18 16:24
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2613
Re: 私にとっての名盤?(JAZZ編)
皆さん
  こんにちは。

ノルウェイのジャズ・ピアニスト、トルド・グスタフデンが放つ、カルテット編成でのアルバムです。
この編成はオーソドックスなカルテットですが、緻密さと即興性が生かされて明快なジャズになっているのです。

「 ザ・ウェル/トルド・グスタフデン 」

トルド・グスタフデン(p)
トーレ・ビュンボルグ(ts)
マッツ・アイレッツェン(b)
ヤーレ・ベスベスタ(ds)

UCCE-7017

1)プレリュード
2)ブレイング
3)スイート
4)コミニュオン
5)サークリング
6)グラスゴー・イントロ
7)オン・エヴリ・コーナー
8)ザ・ウェル
9)ミュニオン
10)イントゥイション
11)インサイド

グスタフデンのピアノがメロディアスで美しく響き、そこに柔らかな雰囲気のテナーが交じり心地よい空間をつくっていきます。
ロマッテックでありながら新鮮で洗練された演奏において、ピアノは情感溢れる美しいメロディを奏でていき、透明感を保ちながらリアリティに響きわたっていくのです。そのグスタフデンを支えるのは技法力の高い奏者ばかりで、テナー、ベース、ドラムスと、その演奏一つ一つに情感や音色の綺麗な味わいが表現されていくのです。

クラシック音楽のようにピアニッシモ的な音質の再現性のようですが、これを聴いてもピアノの洗練された知的なテクニックとアレンジが一段と光っているように感じ、ボリューム感タップリとダンピングの効いたノリのよいピアノは、リズムも力強く繊細でありそながらセンスのよさも一段と冴えわたって聴こえるのです。
時には優しくソロで奏でていくところは、ひときわ輝いていくようで、この贅沢な響きにしばし酔わせてもらった気分になるのです。

まして、この独創的な表現力を高めるピアノは、じめじめしたこの梅雨空の下の夜のしじまで聴くのもおつなもので、我々ジャズ・ピアノ・ファンの心の潤いには欠かせないものとなるでしょう。



RANZAN
投稿日時: 2015/7/1 7:57
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2613
Re: 私にとっての名盤?(JAZZ編)
皆さん
  おはようございます。

いよいよ真夏の太陽が眩しい7月の始まりですが、今日も梅雨前線の居座りで大荒れの様相です。


全国の夏の祭りの先陣を切って、ここ京都では日本三大祭の一つ、京都・八坂神社「祇園祭!」で、京の都は1ケ月間祭り一色に染まります。

そして、デビッド・マシューズ プロ音楽家50周年記念するアルバムが発売されたのです。
また、「MJQ結成30周年記念コンサート2015」も、その新作も記念してコンサートツアーが始まります。

コンサートツアー開催 日程表

? 7月11日(土)の東京小平市・ルネこだいら
? 7月12日(日)三重県伊勢市・伊勢市観光文化会館、
? 7月14日(火)東京・青山ブルーノート青山、
? 7月17日(金)滋賀県栗東市・栗東芸術文化会館、
? 7月18日(土)兵庫県伊丹市・伊丹アイフォニックホール、
? 7月19日(日)広島市廿日市市・はつかいち文化ホールさくらびあ、
? 7月20日(月)静岡県静岡市・グランシップ中ホール・大地、
? 7月23日(木)福岡県福岡市・Gates7、
? 7月24日(金)鹿児島県曽 市・末吉総合センター、そして最後は
? 7月25日の神奈川県横須賀・よこすか芸術劇場までの10回にもわたるコンサートツアーが始まるのです。

ファンにとっては大変楽しみであり、貴重なコンサートともいえるでしょう。
開催会場がお近くの方はぜひ足を運ばれてみられては如何でしょう。

「 ステイル・クレイジ/マンハッタン・ジャズ・クインテット 」

KICJ-695

1, Tell Her About It
2, Grampa
3,One Note Samba
4, It’s Only A Paper Moon
5, Theme From Good King Bad
6,Nica’s Dream
7, S Wonderful
8, Still Crazy After All These Years

ジャズの本場ニューヨークでは名アレンジャーとして、世界のスーパースター達(デビッド・サーボン、ブレッカー・ブラザーズ、スティーブ・ガットなど)を起用した数々の大作を生み出したのです。
それらのプロデュースをした作品はデビッド・マシューズをリーダーとした“マンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)だということができるのです。
デビッド・マシューズはジャズ界空前のヒットを飛ばし、また日本のジャズ活性化にも貢献してきたことは、ファンとして大変嬉しいものでした。

オーディオマニアが重要視するサウンド的な面からいっても、今回の録音が大変優秀なアルバムだというのも、24bit 96KHz高音質録音はDSD(5,6MHz)マスタリングの鮮度においても抜群のSMH-CD仕様です。

今回の新作アルバムでもマシューズがアレンジで携わって大ヒットした3曲「アノ娘アタック」「時の流れに」グッド・キング・バットのテーマ」など含めて8曲がカバーされているのです。

まさに夏の暑さをふっ飛ばすには “マンハッタン・ジャズ・クインテット”の熱演は欠かせないでしょう。
それはMJQに相応しい結成30周年の記念に相応しいジャズ・スタンダード・ナンバーともいえるものです。



RANZAN
投稿日時: 2015/7/23 10:56
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2613
Re: 私にとっての名盤?(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

フュージョン・グループ「フォープレイ」のリーダーを務めるフュージョン界の先駆者でもある、そのボブ・ジェームスに認められた今回のテナーサックス奏者、カーク・ウェイラムは、ボブ・ジェームスのグループでプレイした後、ボブのプロデュースでColumbiaよりソロ・デビューして、その後の2作目「And You Know That」が米ビルボード誌のContemporary Jazz Albumsで?1に輝き、早くもソロ・アーティストとしての知名度確立させていったのです。

 「KIRK WHALUM /FORYOU」

WPCR-28165

1, ANYTIME
2, ASCENSION
3, SAME OLE LOVE
4, MY ALL
5, THAT7’S THE WAY LOVE GOES
6, FOR YOU
7, ALL I DO
8, LOVER FOR LIFE
9, I WANT YOU
10, GOIN ‘IN CIRCLES

1995年まではColumbiaに在籍し、96年に発表したボブ・ジェームス&カーク・ウェイラム名義によるアルバム「Joined At The Top」でWarner Bros に移籍して、そして、97に「Colors」を発表、98年には「The Gospel According To Jazz Chapter l」ソロ作を発表し、この間目まぐるしいほどの活躍を見せるのです。
それに続く作品が本作「For you」ということになるのです。

聴いていると、ウェイラムはとにかくハートに訴えるプレヤーということができる凄いプレヤーだと直感したのです。
サックスの一音一音に厚みがあり、深く説得力あるテナーサックスも抜群の堂々とした熱演ぶりで、また朗々と歌い上げるソロが感動的で曲にによって聴かせる美しい高音部にも、アルトのような長けた美しい音色が魅力となって表現されるのです。
だからこそ、ジャズ、・ファンだけでなく、R&B好きのリスナーからも別格の扱いを受けているようです。
ここでのプレーヤーの楽器数も多く華やかな展開が一層周りフュージョン音楽のように明るく照らしてくれているようです。軽快なリズム感が持ち味であり、そのリズムは明るく陽気で誰からも愛されるこの音楽に癒されていくようです。

このアルバムの中で唯一女性ヴォーカルのウェンディ・モートンの「All l Do」には、思わずうっとりと魅惑の世界に嵌まり込んでいくようです。
透き通るようなリアルで静寂な中にも軽快で柔らかなサウンドは耳によく馴染むようです。


RANZAN
投稿日時: 2015/8/1 9:50
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2613
Re: 私にとっての名盤?(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

いよいよ8月に突入です。
本格的な暑さはここ当分続くでしょう。

熱中症にはくれぐれも注意して、この夏を乗り切りましょう。

オーディオ&ジャズへの情熱は、この暑さ同様日々燃え上がるのです。

「アンドレ・バガーニ・トリオ/イタリア物語」

アンドレア・バガーニ(p)
マシュモ・モリコーニ(b)
アルフレッド・ロメオ(ds)

PCCY-30126

1, 甘い生活
2, さらばローマ
3, エスタテ
4,ゴッド・ファーザー愛のテーマ
5, メドレー:愛を奏でて〜」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
6, イタリアン・ブラザース(フラテリ・ド・イタリア)
7, ア・ティアー・オン・マイ・チェスト
8, ノン・パルティア
9, 死ぬほど愛して
10, ララバイ・フォー・ザ・シー
11, ベニスの夏の日
12, 緑の瞳

トリオとしての実質的な活動は2006年頃からということで、彼は未だ30代ということもあり経験年数も浅く、本格的なデビューは本アルバムなのです。
これはイタリアらしい哀愁あふれる旋律と、誰が聴いても非常に親しみやすく情緒豊かな響きを伴って湧き上がってくる優れた演奏のテクニックからいっても、今後知名度は高まることは間違いないでしょう。

ベース奏者マシュモ・モリコーニも現在まで米国で多くのミュージシャンと演奏活動を重ねてきたということで、その信頼も厚く日本のジャズファンとも馴染みが深いということです。
素晴らしいイタリアン・メロディで映画音楽をはじめカンツォーネと呼ばれたポピュラーソングをロマンティックに綴っていくパガニーニのアレンジもよろしく、興味深いベースのマシュモ・モリコーニとの掛け合いが実に功を奏したものとなっているのです。
パガニーニのドラマチックな編曲の垢抜けたセンスある演奏を聴いていると、思わずほほ笑みたくなるくらい魅せられるのです。
ここはメロディセンスが要求されるピアニストとして常に新鮮で豊かなハーモニーを持ちあわっせているといっていいでしょう。
イタリアン・ジャズらしい哀愁のこもったアンドレア・バガーニノピアノ美しい旋律を放ち続け、改めてイタリアン・ジャズの素晴らしさを認識したのです。

サウンドは情感豊かなピアノに加え、しなやかで力強く弾むベースとダイナミックでエネルギッシュなドラムスが自然と溶け合い、濃く豊かな空気が表現されているいくのです。


RANZAN
投稿日時: 2015/8/16 14:07
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2613
Re: 私にとっての名盤?(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

2015,7,1に記述しました「MJQ結成30周年記念コンサート」ですが、その成功は言うまでもなく
MJQ率いるデビッド・マシューズの貢献度があったからなのです。
マンハッタン・ジャズ・クインテット(MJQ)にとってハッピーでスイングできる音楽は、それは
30年間ずっと不変だったのです。

マシューズは64年にシンシナティ音楽院を卒業し、音楽家の道に。その後、ファンクの帝王と
称されるジェームス・ブラウンの編曲に抜てきされたことが飛躍のきっかけとなったのです。
『いいか、忘れるな。勝負は曲の頭。地味な編曲をしていたら最後まで聴いてくれないぞ!』と
言われた。その言葉を胸に刻んでやってきたのが、今の成功に繋がっているということです。

「これからもクレージーさを極めていきたいね!」と自身が言っているように、どんどんハッピーに
楽しくスイングできる曲を、我がファンに聴かせてもらいたいと願うところです。


RANZAN
投稿日時: 2015/9/7 10:49
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2613
Re: 私にとっての名盤?(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

「ジョン・スタフォード」の名前を聞くだけでそれは懐かしい歌声であり、当時はその美貌と透明に伸びる美声に魅せられたのです。
アメリカの国民的歌手であり、世界中に人気を持ちドリス・ディ、ジュディ・ガーランドらと人気を分かち合っていたのです。

「アズ・タイム・ゴーズ・バイ/ジョン・スタフォード 」

ジョン・スタフォード(vo)
ウォーレン・コビントン(tb)
ザ・バイド・バイパーズ(cho)
ザ・ガスライト・シンガーズ(cho,)
ビリー・バーブランク(arr)

XQAM-1050

1)アイ・ビリーヴ・・イン・ユー
2)アズ・タイム・ゴーズ・バイ
3)コルコヴァード
4)アイル・ビー・シーイング・ユー
5)9月の雨
6)サムホエアー・マイ・ラヴ
7)ピープルアズ・タイム・ゴーズ・バイ
8)ア・ゴースト・・オブ・オブ・ア・チャンス
9)荒れ模様
10)トライ・トゥ・リメンバー
11)世界は愛を求めている
12)銀色の糸
13)ザ・バーティーズ

これは1960年代後半の録音ということで、そのマスタリングからのCD化によって、ジョン・スタフォードの巧みな歌唱力には今更ながら驚くのです。

どこまでも透明感のある歌声は鮮烈に伸びやかで色っぽく、ジャージな感じをよく出して歌っているのです。
その絶妙な歌心と小気味よいジョン・スタフォードの格好よさが、どの曲においても上手く生かせれているのです。
それは往年のアメリカの一つの時代を象徴しているようで、その細やかな情感あふれる歌声はお茶の間のアイドル的存在であり、ラジオでも人気があったといわれているのです。
彼女の持ち前の明るい歌声で可憐に楽しませてくれるところもいいですね。

誰もがよく知るあの目が大きく、美しく澄んだ声量が溢れんばかりにリスナーの耳元に優しく歌いかけてくるところはたまらないものです。
その歌の巧妙さと抜群の音程と声力にかけては、他ボーカリストを圧倒しているようであり、タップリした歌い方になぜか癒される瞬間でもあるのです。
これからの夜に聴くにはもってこいの曲ばかりで、こうして全曲じっと目を瞑り静かに耳を傾けていると、ゆっくりと時間が流れていたあたかもあのよき時代にタイムスリップしたかのように、ハッキリと脳裏に甦るのです。
それはバラエティに富んでいて、アクセントも非常にクリアに表現しており、ジョン・スタフォードの豊かなボイスが魅力的で、そのサウンドにしてもよくサポートしているところも見事といっていいでしょう。

現代の録音と比べるとその音質の差は致し方ないところですが、それは当時最高メンバーのオーケストラを配して、また録音技術の粋を駆使し、お茶の間にスタンダードとして親しまれた名曲を収録されたものばかりというのも貴重なものです。
ベテラン・ボーカリストの腕によりをかけて製作された素晴らしいアルバムであり、ボーカルファンには存分に楽しんでもらえるでしょう。



RANZAN
投稿日時: 2015/11/1 10:53
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2613
Re: 私にとっての名盤?(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

いよいよ11月、全国的に錦秋はもうすぐそこまで来ているようです。
木々がゆっくりと色づき始めたようで、自然の移ろいを強く意識させる季節です。
また北からは早くも雪の便りもちらほらと!

その季節にふさわしく、特に女性ファンに人気を博した韓国TVドラマ「冬のソナタ」の主題歌を、
ジャズ・ピアノ奏者ベルサーチがいかにジャズ化して聴かせるか大変興味があるところです。

「冬のソナタ/ゲイリー・ベルサーチ」

ゲイリー・ベルサーチ(p)
ヨハネス・ワインデンミューラー(b)
ビリー・ドラモンド(ds)

MYCJ-30289

1) 冬のソナタ~最初から今まで~
2) 美しき日々~PLEASE~
3) ユアーズ・オン・マイン
4) マイ・ロマンス
5) 酒とバラの日々
6) ワンス・アポン・ア・サマータイム
7) 思いでの夏
8) 春の如く
9) はじめて(冬のソナタ)
10) 9月の雨
11) オータム・ノクターン

普段よく聴く躍動感あるジャズ演奏とは違い、かなりリリカルで優しいタッチのピアノ演奏は、
少々物足りなさはあるかも知れなませんが、その優しく静かなバラードを盛り込んでいるところも
心地いいものです。

全曲ナイーブで癒し的なこの美しい曲を、独特のピアノ・タッチで描いていくところは、
日頃多くのピアノ演奏を聴き慣れている我がファンも、恐らくこのキチンと基本を踏まえた
独自の歌心には、ニンマリとさせられる完成度の高い演奏だということができるのです。

まして、等身大のピアノはこれがデビューアルバムとは感じられないような美しい曲ばかりで、
サウンドも非常に高音質に仕上がっていて、、ベース、ドラムスの掛け合いも見事であり、美しい
メロディがよりいっそう輝いていくところに、ついつい聴き惚れてしまうのです。


RANZAN
投稿日時: 2015/12/3 15:05
長老
登録日: 2008/2/16
居住地:
投稿: 2613
Re: 私にとっての名盤?(JAZZ編)

皆さん
  こんにちは。

今年も残すところ1ケ月足らずで、慌ただしさが増すばかりです。

ここは菊池雅章の迫力あるピアノ・タッチのインタープレーで、忙しい師走のひと時をゆっくりと
くつろいでもらいたいものです。

「 サンライズ・菊池雅章 」

菊池雅章(p)
トーマス・モーガン(b)
ポール・モチアン(ds)

UCCE-1131

1)バラード1
2)ニュー・ディ
3)ショート・スタッフ
4)ソー・ホワット・ヴァリエーションズ
5)バラード2
6)サンライズ
7)スティックス・アンド・シンバルズ
8)エンド・オブ・デイ
9)アップテンポ
10)ラスト・バラード

そこに最強の職人肌というべき布陣の、トーマス・モーガン(b)ポール・モチアン(ds)が加わることで
素晴らしいコラボに興味をそそられるのです。
このピアノ・トリオも線が太くまた力強く、音像は中央に浮かび上がるように凄い迫力です。
我がジャズを愛するオーディオファイルにとって、これ以上嬉しいことはないのです。
その見事なまでの協調をみせる最強メンバーでのベースのトーマス・モーガン、ドラムスのポール・モチアンを
迎えて菊池のピアノは十分にその真価を発揮しているのです。

新鮮な感じさえ抱かせるようにブルージーな雰囲気で紡いでいくところは、そこには何とも云われぬ哀愁を
おびた表現力が、リスナーを魅惑の世界へと誘ってくれるようです。ベースの重低音とピアノとシンバルが
絶妙で、軽快なリズムを刻んでいく、まさに菊池のピアノはこれまでにない一番のリズム・セクションだと
感じるものです。

ますますこのトリオには鮮やかさが加わり、フォローするベースのトーマス・モーガンとドラムスのポール・
モチアンで、更にテンションを高めていく心地よいリズム感、躍動感を伴ってスムーズに奏でられる各メロディには、
ジャズが持つ哀愁さえも漂わせ、ピアノは美しく流れていくのです。
全体的に幻想的で興味深いナンバーが多いので、聴いていてもただただ楽しく心が盛り上がっていくようで、
菊池のピアノは新鮮であり、ポール・モチアンの音場空間に広がる多彩なドラムングは、素晴らしい音に彩ら
これはまさにリスナーを虜にさせる演奏だと好感を持ったのです。

さすが、ベースは朗々と骨太な感触で、ドラムスは透明感を増し鮮明で、より鮮度が増してくる印象であり、
シンバルの繊細な響きにも魅せられ、これは見事なものだと感じ期待も高まり、それが全身に伝わってくるのである。
優雅さの中にも豪華な音が加味され、その流れの美しさにしばし呆然と聴き惚れた。

オーディオ的にいって、特にECMレーベルは音質が良いと評価されていますが、それは録音技術の進化を示す証でも
あるようで、その技術陣がかなり録音に力を入れ取り組んでいるということが判明できる作品です。



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