メイン [00-01]ACOUSTIC REVIVE全般 クリニックで 音が見えるよう !! | 投稿するにはまず登録を |
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RANZAN | 投稿日時: 2010/7/22 13:59 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3269 |
Re: クリニックで 音が見えるよう !! PAKAさん こんにちは。
何時もありがとうございます。 >私が現在愛用しているシステムのアンプは、今はすっかり >新製品が発売されなくなってしまったサンスイの製品を >使用しており、アキュフェーズの製品は所持しておりません。 >恐らく、私もお邪魔させていただいた魚釣好人さん宅の >システムのことかと推測いたします。 私の聞き違いというか、勘違いでアキュフェーズ製品所持者は 魚釣好人さんでした。大変申し訳ありません。 >私が現在愛用しているシステムのアンプは、今はすっかり >新製品が発売されなくなってしまったサンスイの製品・・・ 現在、サンスイはアンプの製造は行っていません。 だが、オーディオブーム全盛期の頃、トリオ(現在のケンウッド)、パイオニアと オーディオ御三家とよばれ、特にアンプのサンスイとしてオーディオファイルに 親しまれていたのです。 バルブ崩壊、オーディオブーム衰退後の景気低迷とデジタル化の煽りを受け 経営が悪化していったのです。 1982年CDが発売された頃、サンスイは良質で音質にも優れた アンプ群を次々と発売していて、サンスイ絶頂期でもあったのです。 私もオーディオを志した頃は、サンスイアンプの音が好きで、 当時サンスイの真空管アンプAU-111(1965年)を愛用していました。 これはサンスイ・ブラックフェイス1号機で、最高級の真空管 アンプでもあり、ちょうど真空管とトランジスターが入れ替わる 時期に発売されたのです。 そのため、サンスイは真空管アンプの最高峰を目指して、この贅沢で豪華な プリメインアンプを発表。発売当初の広告で「これが真空管アンプの終着駅!」と、 うたっていたのを思い出します。 特にこの管球アンプは人気だったので、1999年に復刻版モデルとして 管球式プリメインアンプ AU-111 VINTAGEとして発売されたのですが、 瞬く間に完売となりました。 私も何しろサンスイアンプの躍動感溢れるダイナミックな音に 惚れ込んでいた一人で、その後は、AU-α907i、そして1年も 経たない内に、サンスイが創立40周年を記念して、回路、機構、 素材等を徹底的に追求して完成させた、台数限定プリメインアンプ、 AU-α907i MOS Limtedeを発売、これも愛用していました。 その1年後、まさにサンスイの究極ともいえる、純度の高い 最高峰プリメインアンプAU-1111 MOS VINTAGEが発売されたと同時に 追加導入しました。 それにしてもサンスイアンプを数多く、また随分長く使ってきた経緯からして、 懐かしい思い出でもあるのです。 なぜ、サンスイアンプの音が好きだったのか? それは当時サンスイ(山水電気)は、日本でのアメリカJBLスピーカーの輸入総代理店だったこともあるのです。 そのことからサンスイはスピーカーにも力を入れていて、サンスイ独自の スピーカーBOXにJBLのウーファー、ドライバー、ホーンが搭載されており、随分いい音を奏でていました。 また、あの組格子模様のネットがオーディオ心を擽るのです。 やはりサンスイのアンプ作りでの、よい音を求める信念というか基本は、 アンプではMclntoshの音質だったのでしょう。 そこからサンスイ技術陣はJBLを如何にいい音で鳴らすか!ということだったのではないでしょうか。 やはりサンスイには JBL=Mclntoshという、この音の組み合わせが 最高だったんでしょう。 そのことからして、これは私見になりますが、サンスイはAU-111アンプ発売以降、長い期間にわたり Mclntoshのブラックフェイスとボリューム等、ツマミの形状に至るまで、実に酷似しているところが多いことからも、判断することができます。 この優秀なサンスイアンプは、未だ沢山の根強いオーディオファイルによって 愛用され続けているのです。 アンプ製造は終わっていますが、さすが修理等の手配は行っているようです。 連絡は「サンスイ電気カスタマーサービスセンター?0297-57-7637)です。 PAKAさんもサンスイアンプを愛用されているということで、これからも安心して 末永く大切に使っていってください。 そのサンスイの懐かしい音、一度聴きたいものです。 |
PAKA | 投稿日時: 2010/7/21 21:43 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
Re: クリニックで 音が見えるよう !! RANZANさん
レスありがとうございます、PAKAです。 私が現在愛用しているシステムのアンプは、今はすっかり新製品が発売されなくなってしまったサンスイの製品を使用しており、アキュフェーズの製品は所持しておりません。 恐らく、私もお邪魔させていただいた魚釣好人さん宅のシステムのことかと推測いたします。 音を聴いていただく前は本当に緊張しました(苦笑) その後お話を伺い、心配していた程おかしな方向ではなかったようで一安心しました(笑) 確かに音質は各々の好みがあるかと思いますが、私もRANZANさんと同じく、その中にはやはり誰もが心地良いと感じる本物の高い質感というものが存在すると思っていますので、今後も少しでもそれに近づけるよう努力していきたいと考えております。 こちらこそ、同じ関西在住のオーディオファイルとして今後ともどうぞよろしくお願い致します。 |
RANZAN | 投稿日時: 2010/7/19 13:03 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3269 |
Re: クリニックで 音が見えるよう !! PAKAさん こんにちは。
こちらこそご無沙汰いたしております。 先日、管理人KさんとYossyさんがクリニックに来訪して頂いた折に、 PAKAさんのシステムのお話も少しお聞きしています。 Accuphaseのアンプをお使いということですが、当方もAccuphase の パワーP-7100、プリC-2810で統一しています。 パワーはモノラル M-6000、プリも最新のC-3800もいいですね! (しかし、上を見たらGOLDMUND等、きりが無いようです) ここは機器を替えるより、アコリバで音に磨きをかけよう! アコリバで!! >他の方に音を聴いていただくのは初めてでしたので、 >もしかして自宅の音が外れた方向に向かっていないかなど、 >当初は少し心配な気持ちもありましたが本当に来ていただいて >よかったです。 スピーカー、プレーヤー及びアンプのセッティング次第で、音は 確かに大きく変化するのです。 PAKAさんもおっしゃっておられるように、他の方に聴いて いただいて、「自分のシステムの音はどういう方向の音なのか!」 その心配される気持ちがよく分かります。 しかし、音は人それぞれ好みでの格差があり、本当の オーディオの洗練された、それは「誰が聴いても心地 よい音だ!」と感じる、質感のある音質へのクリニックは 本当に大切なのだと心しました。 今回、確かな技術と独自のアイデア及び知識、経験を兼ね備えられた 管理人Kさんが、あれだけ短時間のクリニックにおいて、それは絶大で 音の滑らかさや艶とエネルギー感、またキレのよさが両立していて、 なおかつS/Nの高まりや繊細で透明感、質感が伴った音質が再現された のにはびっくりでした。 言い換えれば、それがACOUSTIC REVIVE製品の色付けや付帯音を感じ させない、ピュアでナチョラルな優れたサウンドに繋がっているのだと思います。 >新製品の試作品は期待通りのすごい効果でしたよ! >発売がとても楽しみです。 新製品の試作品を試されたのですか? 先進技術のアコリバなので、さぞかしずば抜けて進化した音質でしょう。 それって! 早く試したいですね! 今回、そのチューニング(セッティング)によって、音楽がより楽しく生き生きと 聴こえる正しい方向へ導いてくださった、管理人Kさんに感謝々々の気持ちです。 また、PAKAさんとご一緒された魚釣好人さんも言っておられるように、 同じ関西に住むオーディオファイル同志で、交流していきたいものですね! |
PAKA | 投稿日時: 2010/7/18 20:10 |
長老 登録日: 2008/2/22 居住地: 兵庫県 投稿: 764 |
Re: クリニックで 音が見えるよう !! RANZANさん
ご無沙汰しております、PAKAです。 RANZANさんも管理人Kさん、Yossyさんのクリニックをお受けになられたのですね。 私もその数日前に自宅に来ていただいたのですが、RANZANさんがご投稿されているように、自分では到達できないであろう対策も施していただき、私も驚きの連続でした。 他の方に音を聴いていただくのは初めてでしたので、もしかして自宅の音が外れた方向に向かっていないかなど、当初は少し心配な気持ちもありましたが本当に来ていただいてよかったです。 RANZANさんもよりクォリティの上がった音質で音楽を楽しまれてください。 P.S 新製品の試作品は期待通りのすごい効果でしたよ! 発売がとても楽しみです。 |
RANZAN | 投稿日時: 2010/7/17 18:01 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3269 |
クリニックで 音が見えるよう !! 管理人Kさん Yossyさん こんにちは。
この度は、雨が降る中にもかわらず、クリニックに来訪頂きまして 誠にありがとうございました。 我々素人にはあのクリニックでのセッティングは、これ何年経っても 到達できない領域であると改めて感じものでした。 最初、管理人Kさんが「お好きなリファレンスアルバムを聴かせてください!」と、 おっしゃったので、ピアノ・トリオとボーカルが見事にマッチングした 「ムーンライト・セレナーデ/シモーネ」のボーカルをお聞かせしました。 その後テナーサックスを聴かれてから、早速、手際よくセッティングされていく 様子を拝見していると、さすが『これがプロの成せる神技だ!』と感服する ばかりでした。 まず、B&W N 802のスピーカーボードにはTAOC製を使っていたので、 これをセカンドシステムに利用していたACOUSTIC REVIVEのアンダーボードYST-64に乗せ換えられたのです。 そしてスピーカーの設置位置を、現在より5cm程外側へL,Rとも広げて、 リスニングポイントへの向きもかなり内側へ振られたのです。 次はスピーカーケーブルSPC-PA(バイワイヤー仕様2m)で、その インシュレーターにはRCI-3をL,Rで計4個使用していますが、 壁コンセントから電源BOX間までの幹線電源ケーブル(Power Refrence2m)のインシュレーターにはヒッコリー材とB20銅合金を 組み合わせた豪華な試作版インシュレーターによって、よりジャズに見合った豪快なサウンドを実現していました。 だが、しかしCDプレーヤー、プリアンプ及びパワーアンプ用電源ケーブルには、一部S社のマグネシウム・ケーブルスタビライザーを計4個使用していたのです。 そこで、管理人Kさんはラックの後ろに回り込むなり、素早くこのマグネシウム・ ケーブルスタビライザーを全部取り外され、代わりにこれもセカンドシステムの CDプレーヤーと、プリアンプの脚に既設していた天然クォーツ・インシュレーターRIQ-5010に取り替えられたのです。 また、このRIQ-5010は電源BOXの上部、SACDプレーヤーとプリアンプの 電源部の下にも配置されたのです。 当方もこのマグネシウム・ケーブルスタビライザーを設置してから、 その音に関しては「音が軽くかなり、ザラツキ感がある!」ということは 薄々感じ取っていたのも事実です。 また、今回のクリニックでの最後の仕上げは、“小さな巨人QR-8”の威力でした。 B&W N802のトゥイーター(通称:ちょん髷)の後部に、またプリアンプの入力端子に挿しているショート・ピン(SIP-8F)の後部にも貼り付けて、無事完了したのです。 そしてトゥイーター先端に取り付けられている網目の保護カバーも外されたのです。 短時間ではありましたが、その結果、B&W N802からより芯があり腰の座った、 切れ味鋭い良質な低域感と、滑らかさや艶とエネルギー感やキレのよさが両立して、よりS/Nが高まり繊細で透明感、質感が伴った音質が飛び出したのには驚きです。 音に落ち着きが出て、音の重みが実際に体験できるようで、シンバルのバシーンにもその重さがよく伝わってくるようです。 ベースラインにしても、今までのベースの音はなんだったのか?と 感じさせてくれるようで、ハッキリとベースラインが刻まれていく、この深く沈みこむベースが本当のベース音だと感じるものでした。 ピアノもスタインウェイの芯のある音の重さが実感できるものでした。 そのことでステージがより奥に広がりを見せ、また前に飛び出してきて ほしい音は、そのままグゥーンとスピード感が増してくるのです。 よく弾むベース音とボーカルの息使いがリアルで、その鮮明な再現性は、 驚きを隠せないもので、またシンバル&スネアがより明るくはじけ飛ぶ様には、 心酔わされるのでした。 それは何時までも聴いていたいような、音に全くにじみがなく、艶と質感が 漲るのです。 それ以降、音楽が美音で奏でられ、何しろ音に力感が宿り、まして聴き疲れしない ところがいいですね!! 管理人Kさん、Yossyさん いい音へのクリニックで、それはまるで音が 3Dハイビジョンのように見えるようです。 今回は本当にありがとうございました。 |
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