皆さん

今晩は、スタビです。

１２月４・５日に群馬県太田市新田総合体育館エアリスアリーナにて行われた、大田市　大学　Jazz Festivalに行って来ました。

この太田市　大学　Jazz Festivalは私は知らなかったのですが、かれこれ１５周年をむかえる程の歴史があるJazz Festivalでした。

今回は、15大学の学生の面々がビックバンドが演奏するFestivalでした。

参加大学

4日（演奏順）

・東洋大学
・埼玉大学
・立教大学
・中央大学
・青山学院大学
・早稲田大学
・明治大学

特別出演　　群馬大学

5日（演奏順）

・専修大学
・神奈川大学
・法政大学
・東京工業大学
・日本大学
・慶応義塾大学


特別出演　みどり市立大間々東中学学校


特別ゲスト　　アメリカで活躍している　山中千尋さん


この15大学のビックバンドでした。

各大学共に20分間の持ち時間で、司会演奏と大変楽しいFestivalでした。

皆さん、演奏何か危機迫るものが有りました。
それもその筈です。
何とFestivalで有りながら、賞金が出ます。
優勝100万円・準優勝40万円・３位20万円
その他個人賞　５万円
でした。
それは、皆真剣に演奏する筈です。

ジャズのビックバンドの演奏はソフトでは聴いた経験は有りますが、実際に聴くのは初めてでした。
いや〜
楽しい２日間でした。
素人ながら、プロに等しいグループもいれば、正直・・・と思う様なグループも。
その中で、印象が残った事をいくつか書かせて頂きます。

４日の埼玉大学の特に目を引いたのは、ドラマー羽鳥文仁さん
この方の演奏は素晴らしかったです。
なんと言っても、硬めにセッティングされたドラムが奏でる音が素晴らしかったです。非常に気持ちが良いドラムの音やスカッとしたシンバルの音が素晴らしかったです。もう一度聴きたいそんな音でした。同伴のオーディオ仲間も同様のコメントでした。

続いて、立教大学此れもドラマー　松田尚樹さんこの方はスティックさばきが素晴らしいかったです。
若干甘めのセッティング？で若干柔らかめの音でした。
ですが、なんと言っても、スティックさばきが素晴らしい。
指先で回る回るぐるぐると回りながらの演奏でした。
若干のミスはあったものの、見ごたえは充分に有りました。


４日に一番素晴らしい演奏をしたのは、オーディオ仲間も一緒でしたが早稲田大学でした。
一人一人技術は多分かなり有り、なんと言っても調和が素晴らしかったです。全体のバランスも素晴らしかったです。
特に、2曲目のクインシー・ジョーンズ　Quintessenceでセンターでサックスの力強いが気持ちが良い音が非常に良かったです。
何だか、心が和みました。


さて、続いて５日目は


まず印象に残ったのは、　みどり市立大間々東中学学校のジャズクラブの面々でした。正直中学校にジャスクラブが有るとは？少々不思議な感じがしたのです。迫力にはさすがに欠けるものの、トロンボーンを拭いた子でした。
非情に明確な音出しを出来る子で、まだまだトレーニング不足か後半若干失速した感は有りましたが、あと2・3年後が楽しみな感じです。

多分この2日間で一番良かったと思えるのが、東京工業大学です。
用意が終了して、暗い中でスタンバイしている姿でこれは素晴らしい演奏が期待出来ると直感した程でした。
なんか、オーラが他の大学と違いが有る様に思えました。
予想をはるかに上回る演奏でした。
このグループは、日本で3校しか無いラテンジャズサウンドのグループでした。ラテンサウンドで非常にアップテンポのサウンドでしたが、ひるむ事が無く調和が素晴らしい音楽でした。
また、各個人のレベルも高レベルだと思えるほどの素晴らしい音を出していました。このグループは、一人一人が主役ででも調和を保ちながら各個人が他の人に負けない様に、張り合う姿勢が素晴らしかったです。張り合いながらも調和が素晴らしく感動ものでした。
3曲演奏しましたが、3曲共に最高の演奏でした。


どうしても、音楽を音で聴いてしまいましたが、どの大学も非常に真剣に会場の皆に良い音楽をと言う感じが伝わって来ました。
また、空き時間も司会者と中山千尋さんが漫才風のコメントで笑わしながら、各大学の演奏者にコメントを求めるなどの工夫をして、観客を飽きさせない工夫をしていました。
主催者の努力だと思います。

2日間通し券で値段が何と2000円でした。
非常に安い金額で、価値に有るJazz Festivalだったと思います。

各大学共に、正直多少下手な演奏でも、真剣に演奏する音楽の方が感動しますね。

来年も、是非開催して頂きまた見に行きたいと思います。

スタッフや関係者皆様方、大変お疲れ様でした。
また、各大学の演奏者共に裏方で頑張った方々お疲れ様でした。
来年も期待しています。

最後に、我輩が大好きなコカ・コーラが協賛だったので大きなイベントが開催されたのだと思います。来年も是非協賛お願いしたいものです。