メイン [00-03]音楽全般 続、ギターインスト作品 | 投稿するにはまず登録を |
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投稿者 | スレッド |
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ホワイトメタル | 投稿日時: 2012/12/22 20:25 |
長老 登録日: 2012/8/21 居住地: 群馬県前橋市 投稿: 372 |
続、ギターインスト作品 zappa1993さん
今晩は、ホワイトメタルです。 しつこい投稿申し訳ございません。 この一週間ギターインスト作品を営業活動の移動中、営業車の中で聞きまくっておりました。当然zappaさんならお分かりかと思いますが、ただテクニックをひけらかした音楽的センスのない駄作も多いジャンルです。その中で、当時は真剣に聞き込んでいない作品群の中に、ほんの少しキラリと光るギターリストと作品がありました。一つ目は、ジョーイ・タフォーラの「インフラ・ブルー」と言う作品で、ネオ・クラシカル・フュージョンと称しており、まずまずの出来かと思われます。 二人目は、ヤン・サーカの「プリックリー・ペア」と言う作品で、派手なテク二ックは駆使しておらず、エモーショナルな曲が多くまずまずの出来かと思われます。 基本的に最近のギターリストに多い傾向ですが、ギター奏法的には新しい奏法や試みが無いのが残念です。イングヴェイのパガニーニのメロディを引用したスウィープ奏法ばかり耳にすると嫌気がしますし、ちょっとカッコイイタッピング奏法を耳にすると、ヴァイかサトリアーニの「パクリ」フレーズに思われますし、ペンタトニックを主流に変形させたフレーズを耳にしますと凡庸に感じ、ジョージ・リンチの溜めの効いた強烈なチョーキングとフィンガリングの足元にも及びません。批判ばかりで反省ですが、プロのギターリストに求めるものは、私みたいな凡人に感動と興奮を与えてくれる逸材をどうしても期待し続けてしまいます。結果、15年程前に私はロックの分野を捨ててしまい、クラシックへと傾倒してしまいました。私にとってクラシックを聞く事はとても幸せな時間でした。始めて行ったクラシックコンサートでは、地方のオーケストラでしたが、あまりにも生音と旋律が美しく思い、こみ上げてくる感情に堪え切れなくなり涙した記憶があります。 zappaさんのお陰で最近ではロック作品も聞き直しております。有難うございます。 最後に、実は17年前と20年前にESPのオーダーメイドでギターを二本作っておりまして、10年以上弾いておらず放置状態ですので、年末年始を利用してピカピカに磨いて弦を張替えて正常な音が出る様に試みたいと思います。憧れのスティーヴ・ヴァイとジョージ・リンチと同じ材質(アルダー材とメイプル材)を使用して、ピックアップもディマジオとダンカンで上記の偉人達と同じ物が付いております。塗装だけは独創的に施しております。おそらく、簡単な曲を弾くのにも数ヶ月かかると思いますし、今は仕事が忙しいので、上達する可能性は低いと思われます。 くだらない投稿で申し訳ございませんでした。 それでは、失礼致します。 |
zappa1993 | 投稿日時: 2012/12/23 9:14 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
Re: 続、ギターインスト作品 ホワイトメタルさん
おはようございます。 色々と聴かれていますね でもそのお気持ちよ〜く分かります。 当時はイングヴェイに続けとばかりに本当に色んなギタリストが出てきましたし、ネオクラシカルなフレーズが新鮮で心を掴みました。 普通の人はシュラプネル系の有名なギタリストを数人聴く程度なのですが、ギタリストにとってギターのインストアルバムというのはRCOKの中の一つのジャンルとさえ思えるところがあり、未知のものを発掘してみたくなるのですよね。 ジョーイ・タフォーラはアウト・オブ・ザ・サンしか記憶がないのですが、他にも出していたのですね。 ヤン・サーカも私の持っているのはスピリットで、プリックリー・ペアは聴いたことがありません。 どちらのギタリストもアルバム一枚しか持っていないということはそれ程記憶に残らかなったのだと思いますが、ホワイトメタルさんの様に久しぶりに聴いてみると良いかもしれません。 音楽はそんなところがありますね。 耳に入るメロディ・リズム・ハーモニーは何も変わらなくても、それを聴く年齢や音楽の知識、嗜好、その時の心理状態等々色んな要素で受け止め方が変わってきます。 勿論どんなオーディオセットでどんな音で聴くかというのも大きいですね。 最近(と言ってもずいぶん前からですが)のギタリストは本当に上手くなりましたね。 もう感動の域を超えて単に凄いとだけしか言えないくらいです。 どの楽器もそうですが、テクニックは音楽表現の幅を広げるために必要なもので(無いと表現に乏しいのかと言うと、これはまた違います)ひけらかす為のものではありません。 それは十分わかりながらも、昔は圧倒的に凄いギタリスト達に夢中になったものです。 確かにイングヴェイの亜流と思われるようなギタリストは多くいましたし、音楽的にも単調で、スケールをなぞった様なフレーズばかりの曲も多くありました。 そんな中でも本当に優れたギタリストは何人もいましたし、その様な人達はやはり未だに現役で頑張っています。 もうテクニック的に驚くことは殆どなくなりましたので、ようやく本来の音楽性の良し悪しでギタリストを評価できるようになって来たのかもしれません。 イングヴェイは相変わらず手癖の順列組合せの様な曲を連発していますが、それはそれで良いと私は思います。 新鮮味も感動もありませんが、もうそれが彼の世界そのものですし、後世に与えた影響は計り知れません。 それでも一枚選ぶとなると、1stのライジングフォースですね。 ブラックスターからファー・ビヨンド・ザ・サン への流れ、イカルスの組曲など本当にいい曲がありました。 一生懸命コピーしましたし、コピーしていても楽しかったですね。 (今のギタリストの曲なんてコピーも出来ないし、したいとも思わないでしょう?) オーケストラと共演したアルバムもどこかで聴いたようなメロディが多いですが、正にクラシックとの融合と言えるような良いアルバムでした。 書きながら思いましたが、ギターのインスト作品は永遠に不滅ですよ ホワイトメタルさん。 私も未だに聴きますし、ROCK・CLASSICSと呼べるものも数多くあります。 良い作品を残してくれたギタリスト達に感謝したいですね。 当時国内でオーダーメイドのギターと言うと真っ先にESPが思い浮かびましたね。 オーダーではありませんが、私もESPは何本か使いまして、スルーネックのホライズンは割と良かったと思います。 ただ、ウェイトバランスがあまり良くなかったのと、響きが少ない感じでPUの音と言った感じの鳴りだったので手放した記憶があります。 ESPは色んなミュージシャンのオーダーにも応えていましたので、ホワイトメタルさんのギターもさぞ良い作りなのでしょうね。 ピカピカになったら写真を見せてください。 そうそう、私は高校を卒業したらESPのクラフトハウスに入りたいと真剣に考えていたのですが、大学に行ってからでもなれると先生に言われ、そのまま違う道に進んでしまいました。 ですからギターのパーツ等も好きで、アッセンブリーを紹介した本などは宝物でした。 ストラトのあの何とも言えない美しい曲線 あれは芸術ですね。 |
ホワイトメタル | 投稿日時: 2012/12/23 18:57 |
長老 登録日: 2012/8/21 居住地: 群馬県前橋市 投稿: 372 |
Re: 続、ギターインスト作品 zappa1993さん
今晩は、ホワイトメタルです。 ご返信頂き有難うございます。 zappaさんもESPのギターをお使いになられていたんですね。 実は、二本目に作ったギターの鳴りが想像していたよりもあまり良くありませんでした。一本目は、素晴らしい鳴りでしたが。 zappaさんの方が私より真面目にロックに向き合われていた事がよく分かります。 今日の午後は、どのインスト作品が一番優れているか、過去に購入した中から引っ張り出し聞きまくっておりましたが、やはり当時と同じ回答に至りました。 ボジオ・レヴィン・スティーブンスの「ブラック・ライト・シンドローム」と「シチュエーション・デンジャラス」の二枚でした。 実に、エキサイティングで並みのミュージシャンでは到底達しえない至高の曲ばかりで、溜息しか出ませんでした。録音も素晴らしいと思います。しかし、内容がマニアックなので好き嫌いが分かれるのでないかと思われますが。 zappaさんに申し訳ありませんので、この辺で完結させて頂きます。今後、素晴らしい作品がありましたらお教え下さい。 それでは、失礼致します。 |
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