Acoustic Revive様

先日はRWL-3、及びWS-1の貸し出し試聴機を十分検討できる程の期間貸し出ししていただき、ありがとうございました。
必要枚数や設置場所も決まりましたので、感想の方を投稿させていただこうと思います。

今回は追加での導入ということで、リスニングポイント背面側のルームチューン対策を中心に考えて貸し出し試聴機を依頼しました。
初めに考えていたプランが
１、RWL-3をリスニングポイント背面の壁に1枚設置する。
２、WS-1のコンパクトさを利用して、リスニングポイント背面の壁へ必要枚数貼り付ける。
のどちらかのプランを考えていました。

実際に試してみると、予想に大きく反して、家の環境では本命視していたプラン1の方は良い結果が得られませんでした。
プラン２もスッキリして奥行き感の向上はありましたが、こちらも家の環境では期待以上の結果は得られませんでした。
ただ、RWL-3の実力は先日導入して十分わかっているので、もう1枚追加でRWL-3の試聴機をお願いして、HPの設置例を参考に少し応用させていただき、リスニングポイント背面側のコーナーに角度をつけて設置するのを試してみました。
これが想像以上の好結果で、音に包まれるという経験はこういう事なんだろうなぁという印象で、片方のコーナーは部屋の入り口で出入りする際は移動させなければなりませんが、これはもう外せない設置ポイントになりました。

更に色々試してみますと、RWL-3を設置する角度を変えるとかなり大きく音場をコントロールできることがわかりました。
具体的には、
・内振りに角度を大きくつけて設置すると音場がより濃厚に。
・内振りに角度を浅めにつけて設置するとより広がりある音場に。
という風に簡単にコントロールできるので、好みや他の対策をした際のバランス調整にも重宝できると思います。
現在は、浅めの角度で設置した場合と、大きめの角度で設置した場合のRWL-3の設置場所を床にテープを貼り目印にしています。

もう１つ今回気付いたことは、RWL-3の枠の部分にQR-8を貼り付けると更に大きくクォリティが増すということです。
貼り付ける位置によって音質傾向が異なりますが、自分が試した中で一番好結果だったのが天板の枠の前面中心でした。
QR-8が余っている人は是非試してみてほしいです。

WS-1も豊潤で濃厚な音場を得られるRWL-3とは傾向が異なりますが、色々設置場所を試しているとスピーカーの側面壁への設置が、音像の肥大を抑え、定位の向上やスッキリとした爽やかな高域に改善され好結果だったので、2枚だけ導入させていただきました。

今回のように事前に貸し出ししていただいて、必要枚数や設置場所
を検討した上で購入できるのは大変安心でありがたかったです。
ありがとうございました。

PAKAさん、こんばんわ。

詳細なご報告ありがとうございます。

RWL-3へのQR-8使用も参考になりました。
RWL-3は旧RWL-1などに比べると格段に強度は増していますが、それでも僅かながらの共振は起こってしまうようです。
QR-8を貼る事によってRWL-3自体の共振が止まり、共振によって発生していた僅かながらの付帯音が排除されるのではないかと思います。

皆さんもPAKAさんのように実際に貸し出し依頼をされて色々とお試し頂きベストポジションを探し出す事をお薦め致します。

なかなか音響パネル買えませんが（購入予定にも入れてない・・）
オーガンジーのシルクを部屋に張るだけでもRWL並みの効果は出ているのでしょうか？

ひかるさん、こんばんわ。

シルクは繊維細胞が全てランダムのため、固有のピーク音を持たずオーガンジーでも抜群の効果を発揮してくれると思いますよ。

但し、RWL-3のような考え抜かれた拡散板ではありませんから、シャープな音像定位や奥行き感、立体感まで期待するのは無理です。

ひかるさん

こんばんは、PAKAです。
私も以前、シルクのオーガンジーをルームチューンに使用していた時期がありました。
シルクのオーガンジーを使用しての個人的な感想は、高域の響きをキレイにする効果はありますが中域〜低域には効果はないと思います。
また、RWL-3のような広がりと定位を両立した厚みのある音場への改善は期待できず、使用する量や場所によっては高域にキラキラした癖のある音質傾向になり、マイナス面も感じられましたので使用する際には色々試してみるのが良いと思います。
しかし上手に使えばキツイ高域を滑らかに改善でき、コストパフォーマンスを考慮すれば大変良い素材であるのは間違いないと思います。

値段のことを考えれば、オーガンジーで我慢。結構いい、というところでしょうか。お金が一杯もらえるようになったらそちらの製品買えばいいですしね。3枚くらい必要なのかな？

当分数年はこれで（オーガンジー）いきます。

PAKAさん、お返事ありがとうございます。

PAKAさんはアコリバのパネルを何枚くらい使っているのですか？

オーガンジークロスでも水晶チップ貼ればよくなるのかなー
と思っています。
月曜か火曜にこちらで買った水晶チップが届くと思うのですが、
まだ壁や天井まではいきません。

ひかるさん

こんにちは、PAKAです。
現在使用しているアコースティックリヴァイブのパネルは、RWL-1を天井に3枚、RWL-3をスピーカー側の壁面真ん中に1枚、両側面壁の1次反射面に1枚ずつ、リスニングポイント後方の両コーナーに1枚ずつの計8枚ですね。
私の部屋は元々音響特性が非常に悪かったので、今まで部屋の響きには散々苦労し時間もかけましたが、やっと一段落つきそうです。
私もまだまだですが、ルームチューンはコツのようなものがつかめてくると、「ここをこうするとこうなりそう」みたいなものが予測できるようになってくるので、ひかるさんも時間をかけて少しずつステップアップして部屋の響きを調整していくと良いと思います。
お互いこれからもがんばりましょう。

RWL-3 これは将来の導入計画に入れなければなりませんね。
まず一枚買ってスピーカの真ん中奥。
それでそのあと2枚かな。そのまま３つスピーカー背面に直線に並べるのもいいし、またはその2枚をスピーカーの横壁に並べるといいかな、と。コーナーは自作のものがあるのでこれで我慢。
何にも対策しなかったころスピーカーの中心奥、そしてスピーカーの横の壁が一番変化が大きかったです。横側はポスター（ただのポスター）でそれをはがして壁そのものにしたとき、変化が強かったです。部屋の壁は塩化ビニールだからかかなり差がありました。

3枚だと結構金銭的に痛いですが、いずれやってみます。まず一枚試してみようかと。しかしいろいろ買いたいものがあるのでいつ買える事やら・・・・・