どうも、トオルです。


今回は、ヘッドフォンリケーブルのRHC-2.5AK-SFを使用してみました。

【試聴システム】
P社ネットワークオーディオプレイヤー　→（同軸デジタルケーブル）→　S社フルデジタルAVアンプ　→　ヘッドフォン端子
ネットワークオーディオプレイヤーはデジタルトランスポート代わりに使っています。
S社のフルデジタルアンプがとても素直な音のためアナログで出力することはほとんどありません。
（96/24を超えたときはAVアンプが非対応のためアナログで出力）


まずヘッドフォン付属のケーブルで聞いたときは、適度に甘い音色です。
これは美音とも私は捉えていますが、音楽を美しく鳴らすモニターヘッドフォンだと思います。
キレやスピード感がダメダメじゃないところも選んだポイントですね。
機種はK271Studioになります。

リケーブルに替えたときの音質変化について…

・圧倒的な見通しの良さ。音場が晴れ渡る感動
・全帯域が瑞々しく蘇る。高音域は、気持ちいい鳴りはそのままにグッと上に伸びてきて、低域はぼやけていたのが引き締まってきた
・ボーカルは、空気感が大幅に向上。帯域が広がってナチュラルな音になった

付属ケーブルの適度に甘ったるい音も好きではありますが、
アコリバのリケーブルに替えたときの鮮度感の向上があまりに凄すぎて圧倒されました。
K271Sに搭載しているドライバーユニットの底力を知れました。


ただ1つ難点があります。
モニター使いの場合は、ソファに座ってゆったりではなくあちこち動き回ったり首の移動も多いです。
結果、アコリバのリケーブルが何かに当たると「ゴソゴソ」という音がケーブルから本体を伝わって聞こえてしまいます。
これが意外と大きな音です。

付属のケーブルは、柔らかいビニールシースなのでいくら頭を動かしたり身体ごと動き回ってもノイズは伝わりません。

リスニングで使う方は、ゆったり座って落ち着いて聞くか、
ヘッドフォン端子から宙に浮かして巻きそのままヘッドフォンに行くようにセッティングするとよいと思います。
アコリバの電源ケーブルと似ていて一度曲げれば記憶してくれます。


ということで、
付属のケーブルの音に不満や物足りなさを感じている方にはぜひオススメしたいリケーブルでした。