バカボンのパパです。

私は久しぶりに購買欲を掻き立てられた。ウォークマンNW-ZX1である。私はまだ所有していないのでコメントできない。だが投稿する。ハイレゾ対応、高音質コンデンサ、電源部の強化、ステレオミニジャック、削りだしアルミボディの宣伝文句にメロメロなのだ。これなら、SRH940+RHC-2.5SH-SFの組み合わせを、本当にオープンカフェへ持ち出す。

デジタルウォークマンの良いところはいくつもある。先ず、ＰＣを所有していれば、ウォークマン本体とヘッドホン（インナーイヤホン）以外費用は掛からない。ＰＣに、フリーのリッピングソフトをインストールして、wav形式のファイルに変換したらウォークマンにコピーするだけだ。DACもヘッドホンアンプもウォークマン込みなのだ。

いまどき、ＭＤやポータブルＣＤプレーヤー感覚の人などいまいが、スマホの質の悪さを知る者にとって、衝撃的（という形容を使いたくなる）再生をしてくれる。下手をすると、１０万クラスのＣＤプレーヤーで、録音品質の悪いＣＤ規格のディスクを再生するよりまともかも知れない。

デジタルウォークマンとシュアーSRH940の組み合わせは音源に拘るのだ。音源は、圧縮などしないでリッピングしたまえ。リッピングソフトは正確に記録できるタイプを選択すきだ。記録中エラーが発生したら、読み取りをリトライする設定でコピーするのだ。光学ディスク読み取り装置は内蔵でもよいが、内蔵型の読み取り装置よりまともな作りの外付け装置を買ったほうが良いかもしれない。なお、無理して購入する必要はない。ハイレゾにチャレンジすることが目的である。

とにかく、ハードディスク系再生は時代の流れだ。再生品質を左右するのは、音源であり、電源であり、ＤＡＣの造りだ。光学ディスクプレーヤーだろう、ハードディスク再生だろうが同じ理屈である。ＤＡＣと電源に拘ったものが至高の再生を得るだけの話である。勝利の方程式は不変である。

もはやＳＡＣＤに未来はなくなった。後を振り返るな。

その一方、無理してハードディスク系に移行する必要もない。ＳＡＣＤでもＣＤ規格でも不満がなければ良いのだ。私は、従来のオーディオ再生（特にオールアコリバPCOCC-Aシングルコアに移行する以前の再生）に不満があった。この不満は、多分普遍的な事実である。曲種によって認識できないだけの話だ。

まっ肩肘張らずマイペースで楽しむのだ。私はオーディオに続き、服の着こなしの楽しさに開眼した。どちらもポイントがある。まだ上があるかもしれないが、ステップアップの過程が楽しいのだ。