掲示板トップページ

お知らせ

「長時間かけて書いたコメントが送信できなかった」等の送信エラーのご報告をいただいております。 こちらは一定時間が経過した段階で、タイムアウトと判断している為です。 掲示板のセキュリティ上、どうしてもタイムアウト時間を設定する必要がございます。 つきましては、メモ帳などで下書きいただく等でご対応いただければ幸いです。 今後とも当掲示板をよろしくお願いいたします。
メイン
   [00-01]ACOUSTIC REVIVE全般
     アコリバ製品を使用して制作された高音質フュージョン!
投稿するにはまず登録を

スレッド表示 | 新しいものから 前のトピック | 次のトピック | 下へ
投稿者 スレッド
ゲスト
投稿日時: 2015/7/12 18:22
アコリバ製品を使用して制作された高音質フュージョン!
こんにちは、Toruです。

※内容に訂正がありました。7/26に修正しました。

Toruの中の人、徹さんがプロデュースを勤めるハイレゾ音楽制作ユニットBeagle Kickはご存じですか?

Beagle Kickとは、アコリバの製品導入記で登場した和田貴史氏が作曲を担当している音楽制作ユニットです。
http://www.acoustic-revive.com/japanese/introduction/wadat01.html

このBeagle Kickが7/9にアルバムを発売しました。
手前味噌で恐縮ですが、アコリバユーザの皆さんにお知らせしたいと思い、管理人Kさんに許可を取って書かせて頂きます。


まずはサンプルを試聴してみてください。

http://dimension-cruise.jp/beaglekick/
(クロスフェードと演奏風景を下にしたMVが試聴できます)

いかがでしょうか?

割と明るめでポップなメロディーだと感じられるかもしれません。
それはプロデューサーの私がそういう曲が好きだということもあるし、和田も極めて自然にこんな感じのデモを作ってきます。
そのデモが第一線のスタジオミュージシャンの手によって色鮮やかに楽曲へと進化していきました。

現在はCD版が全国の同人ショップで店頭購入できます。同通販もあります。
また、アマゾンでも注文できますし、全国のCDショップでも注文出来ます(一部を除く)。


では、皆さんが気になるアコリバの導入度合いを説明します!

電源・LINE/MICケーブル、アンダーボード、QR-8、RR-777、赤コンセント、NAKED DIGI CABLEといったアコリバの製品をスタジオ中のあちこちに導入しました。
作曲の和田が自社スタジオ(プライベートスタジオ)を有してることもあって、機材面も自由に試行錯誤できる環境でした。
Beagle Kickをやり始めて新たに増えたアウトボードやマスターレコーダーやマイクは数知れません(笑)

全曲がアコリバ製品を使用したものではなく、

01 Wonderful World
03 SAILING
04 祈りの丘
05 Day After Day
09 Grit
10 NEXT TO YOU
11 うたかた

上記の楽曲が導入後の楽曲です。


一度もPCMに変換しない完全DSDのうたかたを除いて、
新曲4曲と新録を追加したTick Tockは、Protoolsからリアルタイムに再生され、アナログコンソールSolid State Logicでミックス、マスターコンプとEQを通ってK社ののDSDレコーダーに5.6MHzで録音されます。
この録音の過程にアコリバの製品が多数使用されているため、最大限の鮮度で残すことが出来ました。

CD版もハイレゾ版もこの5.6MHzのDSDマスターからAudioGate 3によって96kHzのPCM音源に変換されマスタリングエンジニアに渡されます。
もちろん、CD版とハイレゾ版はそれぞれ違うマスタリングを施します。
新曲4曲とうたかた、Tick Tock以外の楽曲はProtoolsによるPCMミックスです。

ここで一つの疑問が浮かびます。
なぜオリジナルのProtoolsセッションからPCMマスターを作らないのか。
これは、和田によるサウンドの作り方が影響しています。
今回試して私も確信したのですが、アナログ機材を通してDSDマスターを作ってからPCMに変換した方が、
Protoolsで普通にバウンスしたよりも音がよかったのです。

具体的には音に血が通ったように生々しく有機的になり、いい意味で微生物が付いた感じです。
PCMファイルを再生しているのに、まるで卓の音を聴いている感じがします。
PCM臭い、いかにもサンプリングされているデジタルさは大幅に軽減されました。
オーディオ的な純度は落ちるのかもしれませんが、人間が感性で受け取る音の良さは、必ずしも純度だけで決まらないと僕らは考えます。


長くなりましたが、これらの制作過程を音質面から支えてくれたのがアコリバのアクセサリーです。

CD版の音は、極力ハイレゾの雰囲気を残しかつ音楽ソフトとしてのカッコよさも追求しています。
現在マスタリング中のハイレゾ版は、まさに「究極の高音質」と音楽ソフトとしての「聴いていて楽しい感覚」を両立するべく追い込みに入っております。

もし、少しでも興味が沸きましたら試聴音源をチェックしてみてください。
http://dimension-cruise.jp/beaglekick/


最後まで読んで下さってありがとうございました!
管理人K
投稿日時: 2015/7/15 0:41
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: アコリバ製品を使用して制作された高音質フュージョン!
Toruさん、こんばんは

サンプル音源拝聴させて頂きました。
70年代後半から80年代初頭のフュージョン黄金期を彷彿とさせるご機嫌なサウンドですね。
音質の素晴らしさがより音楽性を豊かなものにしていると感じました。

良質な音楽を伝えて行こうと奮闘されるToruさんと和田さんの姿勢に敬服致します。

和田さんのスタジオは何度かお邪魔しましたが、個人レベルのスタジオとは呼べない素晴らしいスタジオで驚きます。
和田さん自身、下手な大手放送局や大手レコードメーカーのスタジオで作業するよりも良質な音になると言われていましたが、スタジオの内容を観れば納得です。

あえてアナログ機器を通した方が有機的な音に仕上がるというご意見にも共感致します。
完成度の高いアナログ機器は単純にデジタル変換されるよりも音楽にとって大切な要素を与えてくれるからです。

今後はアナログ機器のチューンUPやブースへのルームチューニング導入などで更にクオリティUPを目指して頂きたいと思いますので和田さんに宜しくお伝え下さい。

今後も宜しくお願い致します。
ゲスト
投稿日時: 2015/7/26 18:38
Re: アコリバ製品を使用して制作された高音質フュージョン!
こんにちは、toruです。

管理人のKさん、丁寧なレスありがとうございました!
今後もより良いサウンドを残していくため、試行錯誤がんばります。

さて、マスターの作成方法に一部誤りがありました。
お詫びして訂正します。

正しい内容は大本のレスにあります。
Beagle Kickの公式ブログでもレポートしますので、よかったらぜひ皆さんもご覧下さい。
スレッド表示 | 新しいものから 前のトピック | 次のトピック | トップ

投稿するにはまず登録を
 

新しい登録ユーザ

リュカ 2024/4/23
とりすたん76 2024/4/11

たいらん
2024/4/3
じょんび 2024/3/12
nelton 2024/3/12
ふじいくん 2024/3/5
タンドン 2024/3/5
涼木ゆう 2024/2/22
m.m. 2024/2/22
kbgt 2024/2/19

ログイン


ユーザー名:


パスワード:





パスワード紛失

オンライン状況

40 人のユーザが現在オンラインです。 (36 人のユーザが フォーラム を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 40

もっと...