我が家にはオーディオ環境が2つあって、一つはPCスピーカー、もう一つはTVスピーカーとして使っています。
システムとしてはPCの方がメインなので、どうしてもTV側はケアの仕方がおざなりになってしまっていましたが…先日TVを買い替えたのをきっかけに、重い腰を上げて既存の環境にもテコ入れをしました。

これまで、スピーカー2台とCDPを違う国内メーカーの電源タップに繫いでいました。
黒い箱に青いコンセントが二つ横並びについていて、青いメッシュのケーブルが直接生えていて、青いプラグがついている「最高級グレード」の…といった趣のものです。
これは数年前に私がオーディオ趣味に足を踏み入れた際に一番最初に買ったもので、思い入れだけはあるのですが…。

某日、お願いしていたYTP-4Rが家に届き、Power Standard TripleC-FMを繫いで上記タップと入れ替えてみました。
スピーカーとCDPには既にPower Standard TripleC-FMを使用していましたし、何より交換元のタップは「最高級グレード」のお品ですから、そこまで大きな変化は無いだろうと踏んでいましたが…

交換し、電源を入れた瞬間から、笑っちゃうぐらいの変化が！
音場は広がるわ、音の分離は良くなるわ、定位ははっきりするわ、奥行きが出るわ、妙な歪みが無くなるわ、全体にエネルギー感が出るわ、低域の量感が増えてかつクリアになるわで、もう、何もかもが別次元。
あまりの変わり様に、今までのは一体何だったんだ…と。機器のケーブルは変えていないわけですから、交換前のタップがボトルネックだったことがはっきりとわかりました。
TVを買い替えなければきっとタップを交換する気は起きなかったと思うので、今回の買い替えは大成功と言えそうです。

ちなみに…交換前のタップは未だドナドナされず、USB電源アダプタと充電池の充電器が繋がれて、充実した余生を送ることになりました。