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投稿者 スレッド
モリア1
投稿日時: 2020/12/31 9:52
長老
登録日: 2014/10/27
居住地:
投稿: 334
似て非なる音楽ソフト媒体
似て非なる音楽ソフト媒体

媒体、コピー地域により、音が全然違うということを、マザマザと見せつけられることが、
Kさんフェイスブックに掲載されていましたので、転載させて頂きます。
それにしても海外ものの日本版はやはりダメなのですかね。
困った、困った・・・

―――――――――――



JHON WILLIAMS IN VIENNA
多くの友人が絶賛していたので私も購入してみました。
しかも日本盤にUS盤、UK盤、EU(ドイツ)盤に更にはアナログレコード盤まで5種類も。
自分でも思いますが、ほぼビョーキです😅
ということで各国のCD盤とアナログレコード盤の比較と日本盤とEU盤に付いてくるBD盤の比較を行いました。

まず基本的なこのライヴ盤の音質ですが、信頼する音楽家の方が絶賛された通り、ライヴ録音としては素晴らしい音質です。
音場は広大で躍動感に溢れ、高さや立体感も豊かに表現されています。
ですが・・・
各生産国によって音が違うんですよこれが。
しかも、ちょっと違うというレベルではなくて全然違うと言ってもいいレベル😲

まずは日本盤からですが、この日本盤CDはUHQCD盤(ウルトラハイクオリティCD)となっています。
つまり通常のCD盤よりも高品質高音質を謳っている訳で、実は弊社のレーベルのCD盤もこのUHQCD盤を採用しています。
ところが、実際に試聴してみれば、明らかに歪みが多く、金管楽器の響きはピーキーでうるさいし、ffでは全体が混濁して潰れてしまいます。
今回比較した4枚のCD盤の中で圧倒的に最低な音質です。
高音質CD盤のくせに一番駄目なのってどういうことよ?🥵
うちのレーベル、UHQCD盤やめようかな?😰
しかし、ここまで酷いとなるとCD盤の素材云々ではなくてマスターに問題があるのかもしれませんね。
コピーのコピーでも使用したんですかね?
(MQAコーディングの可能性も大)

次に聴いたのはUK盤です。
日本盤に比べたら遥かにマシで、金管楽器の刺激成分はなくなり、弦楽器もずっと滑らかで音場も広く展開します。

これがUS盤になるとその音場の広さはそのままに重心が下がり、音の密度と厚みが加わって来ます。

最後にEU盤を聴きましたが、これはほぼ完璧、素晴らしい音質。
UK盤やUS盤と比べても奥行きや前後表現など立体感が圧倒的で厚みや密度も更に向上して音に芯があります。
中高域は滑らか且つ艶やかで低域は最低域に向かって更に延びています。
CDでここまで再現されるならハイレゾなんていらないんじゃね?と思うくらいの素晴らしさ。

ということで、アナログレコード盤はどんなことになるのか?と期待して聴いてみたのですが・・・
確かに音色や質感は滑らかに肌触りが良くなった感はあるのですか、鮮度が落ち見通しや抜けが悪く、EU盤CDのような立体感や楽器の音色の描き分けがなく、楽器の位置関係も不明瞭です。
全体に分解能が悪く混濁している感じです。
カッティングとか製作工程に何かしら問題があったんですかね?
今回のアナログレコード盤は残念ながらハズレでした😿
最近のデジタル音源をアナログレコード化したものにはハズレが多いので、何でもかんでもアナログ最高と思ってる人は要注意ですね。

BD盤の日本盤とEU盤の比較はシアタールームにて行いました。
こちらはCD盤を遥かに超える酷い結果となってしまいました。
まず映像ですが、日本盤は全体にノイジーな画質でフォーカスも合ってない感じです。
ところがEU盤ではキリが晴れたように見通しが良くなりフォーカスがピタっと決まります。
音質に関してはDTS-HD-MASTERの2ch(24/96)
と5.1ch(24/48)で聴き比べましたが、こちらは映像以上の圧倒的な差となってしまいました。
日本盤のBDの音質ならば正直言ってCDの方が良いんじゃないかと思いましたが、EU盤の5.1ch再生は素晴らしい限りです。
まるでコンサート会場にトリップしたかのような感覚が得られます。
日本盤BDと比べると判りますが、5.1chのミキシング自体が違うようで、日本盤ではリアchに各楽器の直接音が大きめに入ってますが、EU盤では直接音は小さめでアンビエンス成分のみ多めに入れているようで、これがマルチ再生時の自然な包囲感や立体表現に繋がっているのだと思います。

ということでJHON WILLIAMS IN VIENNAのベストはEU盤BDの5.1ch、次点がEU盤BDの2chとEU盤CD、以下、US盤CD、UK盤CD、アナログレコード盤、日本盤BD5.1ch、日本盤CD、日本盤BD2chといった感じですかね。

えっ?ハイレゾがないって?
それはうちのCDクオリティを超えるハイレゾ再生機器を入手出来たら(開発されたら)やりますね。



―――――――――――――
管理人K
投稿日時: 2021/5/22 20:30
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: 似て非なる音楽ソフト媒体
モリア1さん、皆様こんばんは。

私のFacebook投稿をシェアして頂きありがとうございます。

日本盤がこれだけ悪かったのには呆れましたが、原因としてはCD盤に関してはMQAコーデッィングであること、マスターではなくコピーを使用したのではないかということ、日本独自のマスタリングを行った可能性があること、オーサリングや製造工程の環境が決定的にクオリティが低い、などが考えられ、BD版に関しては同じくマスターではなくコピーを使用した可能性、オーサリングや製造工程の劣悪な環境、サラウンドミックスに関しては日本独自で行った可能性が考えられます。

ちなみに私がこの投稿をした後にとある雑誌でこのソフトの販売元レコード会社の担当者を招いて日本盤CDと日本盤BD、アナログレコードの比較試聴を行った記事が載っていて、評論家が大絶賛をしていたのには驚きました。
私のような海外盤との比較ではなかったにしろ、日本盤CDやBDは比較せずとも劣悪な音質であることは誰が聴いても判るレベルのはずです。
輸入元レコード会社のタイアップ記事だったとは思いますが、こんな記事を当てにして購入したユーザーは正に被害者ですね。

尚、文中にもあるようにアナログレコード盤の音質も非常に残念なものでした。
なんでもかんでもアナログ盤が良い音だと思っている方は要注意ですね。
昨今のデジタル音源をアナログレコード化したものは総じて音が間延びして鈍り解像度が落ちているものが殆どです。
アナログレコードは丁寧なアナログ用レコード用のマスタリングや優れたエンジニアによるカッティングが必要不可欠です。
安直にアナログレコード化したもので良い音がするものは皆無ですのでご注意下さい。
平蔵
投稿日時: 2021/6/5 10:11
長老
登録日: 2017/11/14
居住地:
投稿: 257
Re: 似て非なる音楽ソフト媒体
お借りします。

MQAの問題をまとめています。

Kさんのコメント中のMQAコーデッドの問題という部分を具体的にお教え願えないでしょうか?

数少ない経験ですが同じユニバーサルマスター音源からのロスレスのSACDとロッシーのMQA CDとでは何でこんなに違うの?というくらい天井感を感じます。
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