皆さん
　　こんにちは。

オーディオ情報、PHILE Web AUDIOによると、JICO（日本精機宝石工業）は、レコード針専門店
「Feel Records 京都はなれ店」を京都府下京区にオープンするというのです。
4月1日の午前9時半より営業を開始。ショウルームのほか、カフェやリスニングブース、
ギャラリーなども併設されるということです。

JICOの製品を実際に手に取ることができるリアルショップは、JICOの長年の夢でもあったということです。
「Feel Records」のコンセプトは「A Vinyl Supreme（至高のレコード体験）」としており、京都らしく和風モダンな
空間に貸切でレコードと向き合えるリスニングブース「音の間」を完備。希望に合わせてレコード針とレコードを
試聴できる環境を用意したということです。

さらに、軽いお食事とお飲み物を楽しめるカフェと、アートギャラリー「にかい」を併設。音楽ととも
にくつろぎの時間を提供するという魅力あるものです。

定休日は日曜日と月曜日で、営業時間は9:30から17:30まで。5月12日までは日曜日も営業する。

■Feel Records 京都はなれ店
開店日：4月1日（月）　AM9:30-
場所：京都府下京区西酢屋町10
TEL：075-354-3888
mail：inquiry@feelrecords.jp
定休日：日曜日・月曜日
営業時間：9:30 - 17:30

皆さん
　　こんにちは。

前稿、デノンの高級アナログプレーヤー（DP-3000NE)の捕捉です。いち早く試聴したという評論家福田雅光氏に
よると「キャビネットは1枚板の厚いMDF材を削り出したもので、ボックス構造ではない高剛性のソリッドタイプを
採用していて、最後はインシュレーターが性能を左右するので、脚は飾りではなく設置面からの振動を排除して
ハウジングマージンを高める重要な役割を持つ」といことです。

DP-3000NEではスプリングとラバークッションを採用した高さ調整機能を持つインシュレーターを採用しているのは、
素材にはアルミニウム、樹脂、フェルトなどを組み合わせた優秀なものだというのです。そのことでサウンドの
活気ある部分を、より高めてくるようで、ヴォーカルにおいてはフォーカスする力が大変優れていて、その揺るぎ
なく立体感を感じさせリアル感を明確に定位する様子は素晴らしく、スピーカーの前に向かって明確な音像を
構成するサウンドは、とにかくSN比が高く静かで、そこから音の立ち上がる勢いが断然魅力であったという高い評価でした。

皆さん
　　こんにちは。

往年から放送局のプロ用の現場で、アナログプレーヤーの高級機として認知されてきた、
デノンの伝統を継承しつつ、民生用としての高級機(DP-3000NE)が誕生したのです。

この情報を得た途端、これはマニアが長い間経ち望んでいたアナログプレーヤーではな
いでしょうか。
デノンは1970年に放送局用のダイレクトドライブプレーヤーを開発して、全国のリスナー
にいい音を届け続けてくれたのです。

伝統のS字型アームの新設計で機能的にして、現代的な技術が積み込まれた高い能力を有し、
モーターも強力な駆動力を持つ「3相16極DCブラシレスモーター」を搭載し、さらに
「空間ペクトル・パルス幅変調」回転制御によって滑らかで高精度なドライブを実現している
というのです。

電源ケーブルは装備されているが、ここはハンドメイドで組み上げたという、アコリバ・
フォノケーブルPHONO-1.2Triple C-FMシリーズの贅を尽くしたケーブルが最適でしょう。

皆さん
　　こんにちは。

最新情報によると、Grandiosoから究極なアナログプレーヤーが、圧倒的なクォリティで登場とのことです。

オーディオファンから常に熱い視線を集めているエソテリックのGrandiosoシリーズにおいて、今回新発売される
“Grandioso T1” は、これこそ最高機器といえるでしょう。

それは世界で脚光を浴びるであろうフラグシップ・レコードプレーヤー「Grandioso T1」で、磁力で駆動するという
世界で最高の技術を有しているとのことです。
臨場感溢れた生々しいレコードのダイナミックな表現力と、自然な響きで再現昇華してくれるということです。

皆さん
　　こんにちは。

アナログプレーヤー「GTシリーズ」で人気の高かったヤマハGT-2000L 、GT-2000Xは、その頂点に立つ高品位な
プレーヤーでまさに名機といっていいでしょう。

40年もの歳月が経過した現在、GTシリーズを継承するかのごとく登場したのが次世代フラッグシップともいうべき
感動的アナログプレーヤーがGT-5000でもあるのです。
ヤマハブランドの新フラッグシップとなる同シリーズでは、1980年代までのオーディオ機器開発で培ったノウハウを
受け継ぐ一方で、最新技術も多く盛り込み、今人気のアナログならではの魅力を維持し、現代のオーディオに求められる
情報量が豊富で品位の高い音を両立しているといっていいでしょう。
そういう意味では、ヤマハオーディオはいったんは失われかけた過去の技術を、次世代へとつないでいくための製品群と
言えるかもしれないのです。
知る限り単品コンポはシステムとしての統一感が非常に大事な一方で、個性や強みを持ったプレイヤー、アンプ、スピーカー
などを自由に組み合わせる楽しみもあったのです。それは自分好みの1社でまとめるのか、複数社を組み合わせて楽しむのか、
ここは一概に言えないもので、オーディオファン各人の好みの音はオーディオ的な「いい音」という以上の「音がそこにある」
ような実在感を感じさせてくれたような思いを強く持ったのです。

皆さん
　こんにちは。

日本では珍しい透明アナログプレーヤーの登場です。

最新PHILE WEB情報によると、非常に好評で完売していたオーディオテクニカの透明アナログプレーヤー「AT-LP2022」が数量限定で復活するというのです。

オーディオテクニカは、2022年12月に60周年記念モデルとして数量限定販売したアクリル製アナログプレーヤー「AT-LP2022」について、追加販売を行うと発表したのです。
昨年の販売では「想定を上回る早さで完売」した人気モデルで、完売後も多くの要望が届いていたというのです。これを受け、同社では検討を重ね、追加販売が決定されたということです。
なお一部の部品に限りがあることから、今回も数量限定での発売となるというのです。
追加販売の予約受付は5月19日10時より開始され、発送は6月16日以降、順次行われるということです。

取り扱いはオーディオテクニカ公式オンラインストア、および一部家電量販店や専門店。価格は176,000円（税込）。
『アナログ技術の粋を集めた、モダンインテリアにマッチするターンテーブル』を目指したモデルとなっており、
アクリルを活用した透明な外観が特徴。30mm厚の低共振・高密度なアクリルシャーシを採用しており、
プラッター部には、こちらも共振が少ないとする16mm厚の透明アクリルを使用。スピードセンサー搭載の高精度DCモーターで駆動することで、安定した回転を実現しているということです。
トーンアームはスタティックバランス式ストレート型で、素材にはカーボンファイバーを使用するというのです。
付属カートリッジは、VMカートリッジ「AT-VM95E BK（0.3x0.7milの楕円針）と専用ヘッドシェル「AT-HS4」を搭載。AT-VM95シリーズとの互換性を持ち、交換針の使用も可能ということです。

皆さん
　　こんにちは。

オーディオ情報を多発信する地元新聞から、またまたアナログ情報が掲載されたのです。

” 関西　sai 再発見 ”　　〜 アナログ盤を愛する人へ 〜 　大阪・北区のレコード店

大阪北区にある「tototo RECORDS」は、店主との距離の近さが魅力の中古レコード店
でもある。アナログ盤を愛する人たちを温かく受け入れる店主元で、世代や肩書もさま
ざまな人々が集い、思いを分かち合う。
日本一の長さとされる全長2・6キロの天神橋筋商店街。大阪天満宮に近い雑居ビルの
3階に店はある。入口ドアの外側に描かれた米国のミュージシャン、ジョナサン・リッチマン
が迎えてくれる。
約23坪の店内で売られているは3千点以上。国内外のロックに昭和歌謡。
さまざまなジャンルが揃う。直径約30センチの大きな12インチサイズが収まる
オリジナルトートバックも人気。完全に々柄は二つとない1点ものという。
3月中旬に訪れた青年は、数枚を選びレジへと向かった。「ジャズが好きみたいやね」。
笑顔でつぶやく店主の岡本秀基さん(50)は商品整理に余念がなかった。買取にも力を入れて
いる。20代女性が2月中旬に持ち込んだ故西城秀樹さんのLPレコードやインディーズ
バンドのTシャツに、身を乗り出した。
若い頃から20年以上、大阪市内の中古レコード店で働いた。その経験を生かし、2019年に
独立開業した。
自身の多くの枚数のコレクションを手放す決意をしたことも、開店理由の一つだった。
「保管場所だった自宅の部屋を息子に明け渡すため、断捨離しなければならず・・」。
商品として活用すれば、新たな持ち主の下で生き続けられると思った。
商店街の近くで働く人たちが、おやつを差し入れてくれる。缶ビールを手に上機嫌なサラリーマン客
らと、熱い音楽談議を繰り広げる。新型コロナウイルス禍の厳しい経営環境も、出会いの
おかげで乗り切れている。
CDや配信といったデジタル音源にしかなじみのない世代に、もっと興味を持ってもらうために。

「この仕事、いつまでたっても、やまられへんわ！」

皆さん
　　こんにちは。

毎年恒例となっている第5回フジダイ・レコード・フェア「FUJIDAI ・RECORD・FAIR」が
今年も2023年1月5日（木）〜1月12（木）まで
場所：京都・藤井大丸B1F EVENT SPACE（京都・四条寺町）
時間：10：30AM〜8：00PM まで」開催されます。

参加店は下記のように全国の各有名店からの出品です。

pocoapoco（京都）／クレモナ（京都）／ART ROCK ?、1（京都）／TORADRA
RECORD(京都)／Vivrant Disc Store（京都）／イエローポップ川口店（埼玉）／
ＦLAMINGO RECORDS(福井)／MEDEL MUSIC（岡山）／バナナレコード（愛知）／
PLANTATION(大阪)／大潮レコード（広島）

アナログレコード人気の昨今です。
興味のある方は、ぜひ参加されてみては如何でしょう。

思わぬ掘り出し物があるかも！！

皆さん
　　こんにちは。

心は孤独な狩人、瞳に映る遠い地平に夢を託して大空をさすらう翼、生きる歓びと哀しみを
美しいメロディーで描く、フュージョン界の雄、ジョー・サンプルのアナログ・ソロ第4作

「ザ・ハンター／ジョー・サンプル」

ジョー・サンプル(p,el-p,shynthe)
スティーブ・ガット(ds)
マーカス・ミラー(b)
デビッド・スピノザ(g)
トム・ブラウン(tp)
ボブ・ウイルソン(ds)
エイブ・ラボリエル(b)
ディーン・パークス(g)
ジョン・フィリップス(sax,bcl)
フィル・アップチャーチ(g)
ポリーニョ・ダ・コスタ(perc)

ホーン・セクション

アーニー・ワッツ
ラリー・ウイリアムス
ジェリー・ヘイ　他

VIM-6299

SIDE 1
1) ザ・ハンター
2) ブルー・バレエ
3) ビューテイ・アンド・ビースト

SIDE 2
1) ウイングス・オブ・ファイアー
2) リトル・ハイアー
3) ナイト・フライト

アナログレコード（LP）の全盛期、このフュージョンの軽快なリズム感とその迫力が気に入り、
レコードが頂点を極めた1983年頃（この頃を境にCDが登場したのです）手に入れた「ザ・ハンター
／ジョー・サンプル」盤は、音質が最高によくそのことから、この盤を何回プレイバックしたことか。

ジョー・サンプルはグループ「クルセイダーズ」のリーダー格でもあったのです。
これはソロ・リーダー・アルバム第４作であって、作品は大空を舞う鷹の姿に自然の美しさを見出し、
フュージョンの持つ軽快なリズム感と、そのサウンドは最高潮に盛り上がっていくのです。

タイトルの「ザ・ハンター」というのは鳥のことで、それも大きな鳥の鷹と呼ばれる種類のものです。
このレコードのジャケットに描かれている鷹は大きな羽を広げて、獲物に向かって飛び立たんとする
雄姿もまた迫力があり、目と爪の鋭さが鮮明に描かれているのです。（やはりアナログレコードの大きな
ジャケットは迫力が違うのです）このジャケットを見ているだけで、そのサウンドの素晴らしさまで判断
できるというものです。

実際、アルバムの2曲目「ブルー・バレエ」を聴いてみても、鷹が舞い上がる瞬間のイメージを曲にした
ものと思われ、朝の光がすみやかに射し込む頃、羽を立てて叫びを押し殺した鷹は炎の眼に火を点じ、光を
放つ朝の冷たい空気は、鷹がなき叫ぶ声（効果音）、その心まで冷やし生気溢れた風は大気を満たすハンターの
眼は地平線を見つめ、青空に舞い上がる感動の光景が、その迫力と共に奏でられる数多い楽器と、その活気とが
音の洪水となって耳に飛び込んでくるのです。

このアルバムの録音には半年もかかってしまったということです。

皆さん
　　こんにちは。

やさしいカタコトの日本語で歌うスサーナの歌声は、まるで夢の世界へと誘ってくれるようでした。

「アドロ・サバの女王／グラシェラ・スサーナ」

グラシェラ・スサーナ (voc,g)

SIDE 1

1) アドロ
2) 遠くへ行きたい
3) 雪が降る
4) 誰もいない海
5) サン・トワ・マミー
6) 時計
7) サバの女王

SIDE 2

1) 竹田の子守歌
2) あなたのすべてを
3) 恋心
4) 忘れな草をあなたに
5) 夜霧のしのび逢い
6) 爪
7) 希望

アナログレコードでの大ヒットなった、「アドロ」「サバの女王」をアルゼンチンの歌姫
”グラシェーラ・スサーナ”が自らのギターの弾き語りで歌うアルバムなのです。
このタンゴのスタンダード・ヒット曲を、スサーナは語りかけるように美しく夢のように
歌っていくのです。

実は、夜寝るときたまたまNHKラジオ放送の深夜便を聴いていて、この曲を初めて耳にした時、
たちまちその歌声に魅了されてしまったのです。そして心地よい安らぎへと誘ってくれたのを思い
出します。
そこで早速、翌日NHK京都放送局に連絡して、そのアルバムのレコードナンバーを知らせて貰ったのです。
スサーナと日本との結びつきは、’71年南米旅行中の菅原洋一（歌手）が「エル・ビエホ・アルマセン」
に出演中のスサーナのステージを見て、「アルゼンチンで生の音楽を聴き、最も感動した歌手の一人である」
と絶賛し、日本での共演を企画したことに始まったということです。
スサーナの第1回目の来日は’71年11月に実現したが、この時1ケ月の滞在期間しかなく、菅原洋一との
コンサート及びレコーディングに終わってしまったというのです。
’73年1月に、第２回目の来日が実現し、アルゼンチンの日本大使館で覚えてきたカタコトの日本語を使い
ながら、各種のコンサート、テレビ、ラジオに精力的に活躍しとというのです。

そして、このアルバム「アドロ・サバの女王」はその間をぬって行われたということです。
日本語で彼女のギターの弾き語りを中心に組んだアルバムですが、日本人の歌手には出せない味を持つ、
この歌声にしびれる方も多いと思います。