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   [04-04. アンダーボード]ヒッコリーアンダーボード RHB-20
     ヒッコリーボードRHB-20
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投稿者 スレッド
とおさく
投稿日時: 2013/3/23 13:44
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
この数日間はLPを中心に聴き続けています。

エラックの古いカートリッジSTS455Eの針がだいぶ傷んでいるようなので、エラックに比べて高域寄りの感じがするシュアのV15Type3に交換して聴いています。
その分さらにハイ上がり傾向になった新中国製300Bだったのですが、ここに来てだいぶ落ち着いてきました。
ダンダン低域の豊かさが感じられるようにもなり、上下のバランスがとれてきたようです。
RHB-20(RST-38HM)に乗せたアナログPで、LPは楽音の定位が安定しています。
後はそれぞれの音像の実在感が表現できればということですが、シュアは大音量では気にならないのですが、どうも小音量では低域の表現がもの足りないような、そんな感じです。

例えばチェロの強奏部で、弦がただブ〜ンと鳴るのではなく弓と弦の擦れる音というかバサとした感じの音が聞こえる録音がありますが、このへんはエラックの方が上手く鳴らすようです。
低域の再生能力というより中高域とのバランスだろうと思います。

またSTS455Eの針を求めなくてはイケマセン。
検索すると、まだ手に入るようですが、なんだかはかない供給状態ですね。

CDでは、曲によってはバイオリンの最高域がほんの少し引きつる感じがありますが、これはSPの方の弱点なので、まぁこんなもんかな。

とりあえず新出力管のエージング段階は終わりのようです。

今年アナログP用にRHB-20を導入する時に、RST-38H風台座を自作してModokiとして使い、好結果に気を良くして、さらにもう1枚Modokiをプリアンプに敷き、かなり定位が安定しました。
この2か月はアナログを中心にして、拙宅のオーディオ環境整備が進みました。

さて、次にどこを改善するか、またイロイロ聴いて確認しながらやって行きます。
とおさく
投稿日時: 2013/3/18 16:44
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
新球を購入して10日あまり、毎日7〜8時間の慣らし運転です。
高域はまだ十分にほぐれていませんが、低域が少しずつ出てきて、全体にだいぶ聴きやすくなってはきました。
ギターとかチェンバロみたいな撥弦音は明快で悪くないと思いますが、バイオリンは倍音が上手く乗らないのか依然響きが硬い。
もう少しフンワリ柔らかい響きが欲しいところです。
これがこの中国製300Bの音傾向なのかも知れませんが、もうちょっとこなれて馴染んでくれと、無理やりバイオリン曲CDのかけ流し状態です。

ところが先ほど、LPはどんな感じになるのか確認したくて管弦楽曲をかけてみると、あれ?これは・・・。
とてもクリヤーで素直な音場が拡がります。
なんか、高低うまくバランスがとれていて、良い感じです。

しかしこれって、約30年前CDが世に出た頃感じたLPとCDの違い(新しいメディアはちょっと表現が直截的で響きが硬いと感じた)のような・・・、そんなことを思い出しました。

思えば、最近は我が家でもすっかりCD中心でLPは冷遇されていたのですが、RHB-20(RST-38HM)導入でアナログPが息を吹き返しました。
古い骨董的プレーヤーでも手をかけてコンディションを整えてやれば、ここまで復活してくれる。
いやいや、まだ若いもんには負けられん、というところでしょうか。
なんだか人間臭くて面白いですね。

今の我が家では、パワーアンプの出力菅を交換してこなれていない状態では、LPの音がCDを圧倒しています。

オーディオというのは実に難しくて飽きない、楽しい趣味です。
とおさく
投稿日時: 2013/3/15 13:56
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
前回書いた電源ケーブルの状態で、新真空管の慣らし運転を続けています。
意外に頑固な球で、現用WE300Bに比較して硬質な響きはなかなかこなれて来ません。
その分ピアノはきっちりした響きで好ましく感じます。
しかしバイオリン系はまだまだの状態です。
ま、気長に構えて行きましょう。

そうこうしているところへ先日、友人がもう使わないからとKT88のシングルパワーアンプを持って来ました。
躯体の塗装もところどころ剥げた見るからに古いアンプですが、内部を見ると几帳面な配線がキレイで、とくに不具合も無さそうです。
PCに繋いでいるデジタルアンプと取り替えてみました。
小さなヤマハのブックシェルフから、見違えるような(聞き違えるような)豊かな音、とくに低音が出てきてビックリです。
これならメインの300Bアンプの代替も可能かも知れません。

いや、オーナーを迷わせないよう新真空管の奮起を期待したい、なんて思う暖かい春の日の午後。
今日は穏やかな気分でブルックナーの大曲を聴いています。
とおさく
投稿日時: 2013/3/9 18:17
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
新しい出力菅の調教を続けていますが、昨日書いたケーブルの選択でちょっと違うなぁと感じるところがあり、いろいろ試行しています。

アコリバサイトで自作ケーブルの音傾向なんか、皆さんは興味無いでしょうが、いつかPowerReferenceあたり導入ということもあるかも知れませんので、前段の取り組みとしてご寛容ください。

当初は使い込んだWE300Bと比べて若干ハイ上がりで、高域がベタッとした感じで空間に漂うような響きが不足しているな、という印象でした。
使っているフルレンジSPの弱点なのですが、高域は時にヒステリックな際どい響きになります。
とくに当方の好きな古楽の奏法で、ビブラートをかけないバイオリンの高域は難敵です。

そこでパワーアンプの電源ケーブルを、全体に響きのカッチリした自作単線ケーブルから、ちょっと響きが柔らかく感じられるPowerMax10000自作ケーブルに取り換えてみました。
昨日は刺激感が減って良い感じだと思ったのですが、今朝から聴きこんでみると、依然高域が気になります。
新しい球の慣らし運転中で、だんだん音の傾向が変化して行くと思いますので、今は我慢のしどころということなのかも知れません。が、これはこれで何とかしたいと思うのが死ぬまで長期休暇中のオジサンの暇つぶし。(笑)

PowerMaxケーブルをさらに穏やか傾向のアンプ付属ケーブルに変更しました。
たしかに響きはおとなしくなるのですが、音像のクッキリ感が後退、ソリストがオーケストラの一員に紛れ込んでしまうようです。

今度はパワーアンプをPowerMaxケーブルに戻し、プリアンプの単線ケーブルを付属の撚線ケーブルに取り換えました。
やはり音像の立ち方がもう一つです。
もうちょっとだけクリヤーであって欲しい。

PowerMaxを単線に交換したところ、う〜ん、こんなところかなぁ、響きの鋭さもナントカ許容出来そうです。

ポリフォニー・複旋律音楽と呼ばれる形式の古楽曲は複数の旋律が独立して絡み合って進行していきます。
合奏といっても、それぞれの楽器が独立してそれぞれのパートの旋律を奏でていて、どちらが主役ということでもありません。
ですから古楽の再生では音の際立ちがクリヤーで、内声部の楽音もはっきり聞こえないとつまらないのです。
自作RST-38HM(MはModokiの略)導入で定位が安定していますので、一つ一つの楽音の際立ちと透明感のある響きのバランスがとれたら・・・。

しかしジャズでは、多少粗野でも力感ある音像を!なんて思い、クラシックでは端正な音像を!と求めるのですから、欲の深いことです。
はい、安い中国製真空管でしっかり楽しんでいます。

で、今日はここまでとしました。
明日はジャズ、とくにピアノを聴いてみようと思います。




とおさく
投稿日時: 2013/3/8 10:14
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
円安で輸入真空管も値上がり傾向のようです。
今のうちにと思い、パワーアンプに中国製出力菅300Bをオークションで購入しました。

一昨年の大地震で真空管アンプがラックからずり落ち、出力菅WE300Bの1本の首がグラグラになってしまいました。(音は出るので使えますが)
ピンチヒッターで購入した中国製300Bの1本が1年ちょっとで逝ってしまい、再度WEを登板させたり、残った中国製と予備の無銘300Bと左右アンバランスで使用したり、落ち着かない状況でした。
で今、新しい球の慣らし運転中です。
印象はWE300Bに比べて音像クッキリ、シャープな響きです。
とくにパワーアンプにVVF単線電源ケーブルを使うと相乗的にそういう傾向が強いようです。
少し響きが緩くなるPowerMax10000自作ケーブルでちょうど良い感じです。
もう少し鳴らしていると単線ケーブルでもバランス良くなるかも知れません。
高い方のフワッとした響きはWEの方が好ましいかな?
オーディオ雑誌でたまに300Bの聴き比べ記事を見ますが、順々に交換していったら傾向として違いを判別出来るかも知れませんが、いきなり聴いたらどこの300Bだなんて絶対わからないと思います。
そのぐらい微妙な違いです。
なのにWE300Bがペア20万円、復活国産300Bが10万円、中国製は1万5千円、この差は何なんだ!
いや、我流自作派としては安い代替品があるだけで良しとしましょう。

自作RST-38HM(MはModokiの略)をプリアンプに使用して、音像クッキリ、定位も安定していますので、球やケーブルの交換による変化もわかりやすいようです。
とおさく
投稿日時: 2013/2/28 22:23
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
ヒッコリーボードを使用して1か月経過しました。
この間の我が家の変化は今まで書いてきたとおりですが、定位の安定、それによる音場感の改善が印象的です。
他のスレでKさんが相反する要素の両立が可能かというテーマで書かれたので、うちではどうかな?と気にしながらLP、CD、SACD、いろいろ聴き続けています。
で、音場感は向上したが各楽器の音像はどうなのか、この点で感じたところを書いてみます。
現代の録音自体が音像と音場をより自然な形で表現しようとしていると思いますので、そんなに気張らなくともそれなりにバランスはとれると、ま最初から答えは決まりということなんですが、とくに音像について思えば、???、昔の方が迫真的な実在感を発揮していたような?そんな気がします。

ステレオ初期のジャズ録音では、左右に配置されたマイクの前でソロをとるプレーヤーがまるでマイクへ全エネルギーを放り込んだのでは?と思えるような力感を、左右各スピーカーからの再生音に感じました。
息と一緒にツバキを吐き出して、スピーカーから音と一緒にそのツバキが飛んでくるような、大げさに言えばそんな感じです。
その代わり、再生音は左右にバッチリ分かれていて音場は中抜け、今の録音と比べるとすごく不自然です。
しかし現代の録音では、うまく真ん中に定位するラッパからツバキが飛んでくるような粗野な力強さを感じません。
いや、うちではそんな感じです。
ハイレベルの皆さんからは、自分ちでは真ん中からもツバキ飛んでくるよ、と言われるかも知れませんが・・・。
それでも同じ装置で古いジャズを聴いてみると、タブン、昔の録音の方がもっとツバキが飛んでますよ。(笑)

これは再生側の問題というより録音側の要素が大きいのでしょうが、クッキリ定位した楽器それぞれからもっともっと迫真の実在感を表現出来たら、と思った次第です。

ところで、当方ではフォノモーター以外のすべての電源ケーブルに自作VVF単線ケーブルを使っていますが、最近パワーアンプだけ以前自作のPowerMax10000使用ケーブルに交換(RAS-14使用)してみました。
絵で例えれば、隅々まで几帳面に色を塗りこんだようなマットな感じを響きに感じだしていたのですが、ふっと緩んだというか、自然なノビやかな感じが出てきたように思います。
折からmeeさんがRAS-14スレで同じような表現をされていて、オォ!同感!でした。

自作時々アコリバ(含むパクリ)の我流オーディオですが、少しずつ進歩してるなぁ、とちょっと自己満足です。
とおさく
投稿日時: 2013/2/16 13:07
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
アナログプレーヤーのアンダーボードに、RHB-20+自製RST-38風台座+さざれ水晶=RST-38HM(MはModokiの略)を使ったところ、くすぶっていた古いプレーヤーですが、意外に躍動感のある再生が出来ました。
さらに2枚目のModokiをこれもまた古い真空管プリアンプに使ったところ、楽音の混濁感が減り音像の定位がより明確になった、という印象です。
使っているフルレンジSPの不得意なジャズ再生でも、音量制限はあるものの、以前より積極的な響きで演奏の雰囲気・気分をそれなりに表現出来ているんじゃないかな、と思います。

Modoki2台の効果をもう少し確認したくて、同時使用している点け放しのRR-77改(777相当)3台をoffして聴いてみました。
LPでもCDでも左右前後の音像定位はしっかりしています。
RST-38HM使用により定位は以前より安定したと思います。
これは水晶の振動遮断効果が大きいのかなという感じです。
ヒッコリーは、やはり響きの抑揚、躍動感を醸すのに有効なんでしょうね。
アナログプレーヤーにパインの集成材を敷いていた時のフォーカスの合っていないような感じの響きではありません。
自作品としては相応の効果に良し良しです。

で、その後RR-77改をonして、ちょっとオドロキ。
何気なく聴いていたベートーヴェンの弦楽四重奏曲、響きが天井方向にフワッと拡がっています。
上下の拡がりで、ゴージャスな雰囲気(大げさな!)。
室内楽ももっと楽しめそうです。
そうか、RR-77改ってこういう風に効いているんだ、と再認識です。

今回導入のRHB-20の使用報告でした。
とおさく
投稿日時: 2013/2/14 15:26
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20
のっぽさん、

何だか、かみ合わないやり取りになってしまいました。
以前にも書きましたが、音楽の嗜好、聴き方も人それぞれですので、かみ合わないことがあるのも仕方がないですね。
どうぞ目指す音を実現されますよう、頑張ってください。

では、失礼します。
のっぽ
投稿日時: 2013/2/14 14:39
長老
登録日: 2010/3/5
居住地: 千葉
投稿: 696
Re: ヒッコリーボードRHB-20
とおさくさん

近道は近道でありますが、1回聴けばわかるかどうかは
聴く人次第です(ちなみに私は1回では管理人K亭の凄さ
全部は分かりません)

私の中の基準というか、目標の音がそこにあるので、
私に質問や来い来い言うなら、私の中の基準を知って
貰うことも出来ると思ったので書きました。

>はは、でも音楽聴いていれば楽しい、楽しけりゃ、
>ま、いいか、・・・だな?

了解しました。

では私から申し上げる事はもうないので
このへんで...お疲れ様でした。
とおさく
投稿日時: 2013/2/12 10:39
長老
登録日: 2011/10/24
居住地:
投稿: 188
Re: ヒッコリーボードRHB-20

のっぽさん、

寒い日が続いているのに我が家のベランダの鉢植えには水仙の芽が出ています。
着実に春は近づいているんですねぇ。

>この辺を理解していただく近道として、アコリバショールームに是非足を運んで下さい・・・。

なるほど、一回アコリバ純正の音を聴いたらわかりますよ、ということですね。
いつか機会があったら良いのですが。

さて、一昨日書いたマイルスの連続再生。
実は昨年末CD20枚組の(めちゃ安い)ボックスセットを購入したのですが、あらためて聴いてみてこれほど多彩に音楽のスタイルが変化していって、それぞれに聞かせてしまうのはやっぱりスゴイなぁ、と思います。
ビートルズ世代の私には、リアルタイムでマイルスを聴いていたわけではなく、意識した頃にはマイルスのバンドはすでにエレクトリック化されていました。
学生時代、ジャズ喫茶で聴いた「ビッチェズ・ブリュー」、同じようなフレーズが続き、とらえどころのない長い曲にものすごく疲れたのを覚えています。
訳知り先輩の、マイルスは変質した、だのよくわからないご高説にも疲れましたが。(笑)
考えてみれば、ビートルズだって急速に変化して行ってグループは分解してしまいますものね。
変化出来るのも才能ある者のなせるワザ、ということでしょうか。
そういうことでは、才も能も無く同じところに留まっている、というか後退しているような我が身の愚かさ・・・。
はは、でも音楽聴いていれば楽しい、楽しけりゃ、ま、いいか、・・・だな?

ではでは、また。




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