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投稿者 スレッド
ゲスト
投稿日時: 2008/6/30 17:55
Re: このCDは・・・
皆さん、こんにちは。

maroさんお勧めのドイツ・ハルモニア・ムンディのBOXセットを読者の皆さんも買われた方が多いようですね。
素晴らしいです。
少しでもクラシック音楽の源泉に触れられ、楽しまれんことを。

そこで、せっかくですから、バロック音楽の「いろは」に親しんでみませんか?
輸入盤ですと日本語解説もないですので、音楽史や楽曲解説も欧文なので読解が困難かと思います。

お勧めの入手しやすいバロック音楽の指南本があるので是非読んでみてください。読まないで聞くのと読んで聞くのとでは大違いです。著者はバッハやモーツァルト研究でも名高い磯山 雅先生で分かりやすいと思います。
私は磯山先生の講義をある講座で聞いたことがありますがとても分かりやすく解説をしてくださいました。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%90%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E9%9F%B3%E6%A5%BD-%E8%B1%8A%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%8B%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E-%E7%A3%AF%E5%B1%B1%E9%9B%85-NHK%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E7%A3%AF%E5%B1%B1/dp/4140015705

もし売り切れた場合は、このアマゾンでも紹介されている皆川達夫先生の「バロック音楽」も格調が高いです。皆川先生は、何を隠そう私が音楽の授業を受けていた恩師ですし、日本のバロック音楽の権威でもあります。
てつ
投稿日時: 2008/6/30 8:02
常連
登録日: 2008/2/15
居住地:
投稿: 47
Re: このCDは・・・
maroさんこんにちは。

 我が家にも2週間ほど前にこのCD全集が到着し、毎日楽しんでいるところです。

 バロック音楽の中でも私が「欲しい!」と思っていたものも殆ど網羅されていて、本当にいい買い物をしたなと思います。

 紹介していただいて本当にありがとうございました。感謝です。
スタビ
投稿日時: 2008/6/19 23:41
長老
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 1116
Re: このCDは・・・
maroさん今晩はスタビです。

maroさんお勧めのドイツ・ハルモニア・ムンディ設立50周年記念限定BOX(50CD)
最近やっと届きました。

これがバロック音楽ですか?、聞いた事が有りますね。
なかなか癒されます。

まだ2・3枚しか聞いていませんが音質も馬鹿に出来ない仕上がりですね。
これで¥6,889 は確かに安かったです。


これを全部聞き込むのも時間がかかりそうですが、時間をかけて
聞きたいと思います。

貴重な情報ありがとう御座いました。
管理人K
投稿日時: 2008/5/30 21:29
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: このCDは・・・
いなまるさん、こんばんわ。

赤坂工芸音研の石渡さんには多くの弊社ケーブル、アクセサリーを使用して頂いております。また、マイクアンプやPC、CD-Rなどには弊社のチューンUPも採用して頂いております。
石渡さんのピアノ録音は以前より定評があり、YPMレーベルなども当初は石渡さんが担当していました。
どうもマイク選びとマイクセッティングに絶妙な技があるようです。

シューマンロマネスクにおける印象の違い、興味深かったです。
フィリップス方式が平面的に感じられたのは、おそらくですがマイクを4本使い、横後方に広く配置したためではないかと思います。
ワンポイントと違い、マイク4本分(4トラック)をミキシングによって2chにするので、本来の立体感が出難いのかもしれません。

また、デッカツリー方式が響きが広がるのは私も感じています。
これはピアノなど生楽器の倍音が上方に向かって延びる性質を、今回の3種のマイクセッティングの中で一番高いセッティング位置であるデッカツリー方式が的確に録られてくれたのではないかと思います。
通常、デッカツリーは大編成のオーケストラ録音などによく使われる方式で、ピアノ録音などには殆ど使われないそうですが、実際にやってみると意外と良い効果が出たように感じます。
空間と倍音成分が最も良く出ているんですね。

それにしても、当時の録音モニターはオクタビアさん持ち込みの小型モニターで簡易式に行ったのですが、このモニター環境ではマイクセッティングなどの大まかな違いしか判らず、実際にどのような倍音や空間の違いなどが収録されいるかまでは判りませんでした。
録音もやはり音を聴きながら作業をするものです。
オーディオ同様に録音やマスタリングのモニター環境がいかに大切かという事を痛感させられた次第です。
いなまる
投稿日時: 2008/5/28 0:51
半人前
登録日: 2008/2/15
居住地: 埼玉県
投稿: 27
Re: このCDは・・・
管理人Kさん こんばんは

赤坂工芸のCDはアコースティックリヴァイブの機材を使っていたのですね。最近買ったピアノのCDでは、シューマンロマネスクとならんで赤坂工芸のALONEが圧巻です(こちらはジャズピアノですが)。

それにしても、機材以前の問題として演奏者や会場、天候のコンディションを最高の状態に持っていくということは至難の技なのですね。
ロマネスク収録の3曲はどれも素晴らしいのですが、一番気に入ったのは、実はトロップさんがヘロヘロだったという幻想小曲集だったりします。ピアノの音色がストレートで生々しく立体的で、かなり惹き込まれました(そんなに苦しんでいたとはもちろん知りませんでした)。
一方の交響的練習曲は広がる余韻が素晴らしく包み込まれるような演奏でしたが、幻想と比べると若干平面的な印象を受けました。
トロイメライは、演奏というよりオーディオ的興味で聴いてしまうのですが、自分としてのお気に入りはデッカ方式でした。立体的だけど響きが広がるというイメージです。

是非トロップさんをまた呼んでいただき、万全の調子でダイナミズム溢れる演奏を残していただけることを楽しみにしております。(展覧会の絵あたりでどうでしょう?)
管理人K
投稿日時: 2008/5/26 22:37
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: このCDは・・・
いなまるさん、こんばんわ。

「シューマンロマネスク」ご購入誠にありがとうございます。
また弊社ケーブル・アクセサリーを多数使用して製作して頂いている赤坂音響工芸様のCDもご愛聴頂いているとの事で、重ねて御礼申し上げます。

「シューマンロマネスク」録音製作時のエピソードを少しお話しさせて頂きます。

録音は群馬県内の笠懸野文化ホールで3日間に渡って行われました。
初日がリハーサル及びセッティング、2日目が「幻想小曲集」3日目が「交響的練習曲」の録音を行ったのですが、実は演奏者、天候共に初日がベストで、ウラディミール・トロップ氏のピアノ演奏は鬼気迫る迫力で非常に驚きました。

この来日初日に当たる1日目のリハーサルは凄まじい演奏だったのですが、なんと2日目に時差ぼけが出てしまいトロップ氏のコンディションが最悪になってしまったのです。また、天候も雨になり湿気によるものなのか、スタインウェイのピアノの音も初日と比べると抜けの悪いものとなってしまいました。
一曲一曲、何度となく弾き直しを行うなど、いかに録音時に演奏者が大変な苦労であるかを実感させられました。

その夜の食事においてもトロップ氏は話も出来ないほど疲労困憊といった状態だったにも関わらず、閉館時間ギリギリの終了間際に「トロイメライ」の3種のマイクセッティングによる録り比べのために全く嫌な素振りも見せずに快く同じ「トロイメライ」を弾いて頂いたのには今も凄く感謝しております。

3日目にはトロップ氏のコンディションも回復、天候も晴天となり、ピアノ自体の響きが2日目とは打って変わって晴れやかで抜けの良いものとなりました。
という事で、この「シューマンロマネスク」では一曲目の「幻想小曲集」よりも「交響的練習曲」の方が演奏も充実してると思いますし、ピアノの響きもずっと抜けが良く伸びやかなものとなっています。
マイクセッティング自体は「幻想小曲集」がワンポイント方式、「交響的練習曲」がフィリップス方式と違いはありますが、よく追い込まれたオーディオシステムですと、このピアノの音色や響きの違いも実感出来ると思いますのでぜひ確認してみて下さい。

個人的な印象ですが、この「シューマンロマネスク」はどのようなピアノ録音よりも低域方向の濁りがなくディティール明瞭で、ピアノのアタックも潰れてませんし、倍音の広がりや空間情報、演奏ノイズなども正確且つ克明に録られられていると思います。
その反面で足りないのは、ピアノ演奏のダイナミズムを録られ切れてない面です。
トロップ氏の演奏のダイナミズムは本当に凄まじいものがありましたが、残念ながらそのダイナミズムの全てを収録する事は出来ていないと思います。

ロシアからのメールでトロップ氏からはまだまだ記録として残したい曲がある、ぜひまた録音したいと連絡をもらってますので、近い将来、トロップ氏も本当に満足してもられるようなダイナミズムを完璧に録られられる録音に挑戦したいと思ってます。
いなまる
投稿日時: 2008/5/21 21:09
半人前
登録日: 2008/2/15
居住地: 埼玉県
投稿: 27
Re: このCDは・・・
こんばんは いなまるです。

今、先日のハイエンドショウで購入したアコースティックリバイブ制作のCD「シューマンロマネスク」を聴いています。
1枚もので3千円。ハルモニアムンディと比べるまでもなく、今の時代では決して安いCDではないです。

でも、使い捨ての音楽ではなく、いつも聴いていたい演奏、一生付き合えそうな音楽であれば、決して高くはないと思います。
そういう意味で、最近流行のマスター音質CDに大枚はたくことも決して不思議なことではないとも思います(もっとも私は買いません、というか買えません)。

少し前までは、大して思い入れの無いCDでもライブラリー拡充という建前で買い込んだりしておりましたが、今は多少値が張っても(あくまで「多少」です)良い演奏、良い録音のCDだけを買いたい、という思いが強いです。

最近はXRCDや、赤坂音響工芸制作のCDの比重が高くなってきていますが、価格以上の満足感を日々の生活に与えてくれています。もちろん「シューマンロマネスク」も同様です。
管理人K
投稿日時: 2008/5/20 3:12
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: このCDは・・・
maroさん、情報ありがとうございます。

それにしても50枚組1枚あたり¥120・・・
もうタダ同然ですね。

私は独ハルモニアムンディの他、仏ハルモニアムンディなどバロックものや宗教音楽など数枚持ってますが、買った時の値段は1枚あたり¥2800はしたと思います。
3枚分にもならない金額で50枚手に入る超お買い得
持ってる人から借りてCD−Rに焼いてもこの値段では収まりません
メーカーとしても記念の出血大サービスでしょうから、もうこれは買うしかないですね。

しかしCDも価格破壊になってきましたね。
ダウンロードなどに対する意識や対策などもあるのでしょうか?
良質なものが安く入手出来る事は素晴らしい事だと思いますが、これで採算が取れるのかな?と少々心配にはなります。
ただでさえクラシック業界は録音予算などが取れなくなってると聞いてますので。
また買った側も余りに安いとディスクに対する思い入れが少なくなったり、大事にしなかったり、買ったまま聴かなかったりなんて事も起こりそうな気も・・・。
素晴らしい音楽を聴く側にも提供する側にも適正価格というものが存在してもいいような気もします。
ゲスト
投稿日時: 2008/5/19 16:55
Re: このCDは・・・
maroさん

おっしゃるとおりですね。
膨大かもしれないコレクション盤からフッと自分の感性にぴったりと合った曲に出会ったりするのが、このようなBOXものの最大のメリットでもあると感じます。
演奏及び録音が極めてコンセプトがしっかりとした伝統のあるレーベルですから、私の経験から言っても内容を見るとまずははずれはないでしょう。

それにmaroさんは、西洋音楽のまさに殿堂でもあるあの黄金のホールのウィーン楽友協会大ホールでウィーン・フィルを、サントリーホールのベースになったベルリンのフィルハーモニー・ザールでベルリン・フィルをお聞きになっておられるので、欧州の空気も十分感じ取られたことでしょう。

カラヤンの1962年からの最初のベルリン・フィルとの録音は、後年の磨き抜かれたカラヤン・トーンというより、非常に若々しい発止とした勢いのある演奏です。芸術監督に就任して7シーズンですから両者の良さが引き出された演奏だと感じています。
聞き比べなら、我が家のうさぎ小屋ではなく、maro邸がやはり良いと思います(^^;)ゞ

欧州音楽の旅をご一緒できれば楽しいですね。
ただし、私の場合フランスのワイナリー巡りも加えたいなあ(苦笑)。
maro
投稿日時: 2008/5/19 16:17
一人前
登録日: 2008/2/21
居住地: 上州
投稿: 140
Re: このCDは・・・
みなさん こんにちは^^

1レスで失礼します。

シュテファンさん>
> さすがにセットとなると聴く時間が取れそうもないです。(^ ^;)ゞ

そうですね。これは全部聞くのは本当に大変だと思います。
今回は、金額があまりに安いので入門用に。。と。
膨大なライブラリを所有していても、1度も聞いてないものも有ります。
我慢して長く聞いていると、ふと好きになってしまう曲も有りますので、
そんなことがきっかけでクラッシックを好きになるのも良いかなぁ。と思っています^^;

カラヤンのアナログレコード全集!
今度聞かせてください。
アナログは1977年の全集(オリジナル)を持っています。
そして、紹介しました同音源のCDと聞き比べますと(7番でした)、なにか別物の様です。
アナログの良さ、CDの良さとかではなく、マスタリングに依るものと思いますが、
頑張って、全曲聞き比べてみるつもりです。

ケミさん>
全部揃えますか^^
今回、これだけ安いのは本当にラッキーだと思います。
音質云々もいいですが、とにかく、聞くことから始まると思います。
シュテファンさんも書いているように、クラッシックの様式美の世界を楽しめるようになれると良いですね。

てつさん>
> maroさん、情報ありがとうございます。

いえいえ、とんでもございません。
少しでもお役に立てればと。

アコリバ殿の目指す音の意味からすると、
バロックのチェンバロの音色や、古楽器の特徴を楽しめれば
結構オーディオでの音作りに成功していることになると思います。

ヨーロッパの由緒ある教会や宮殿等の録音の場合、
その昔の宮殿の香り、キリスト教に立脚した教会の雰囲気などを再生できたらいいなぁ。。と思います。

想像でしかないですが・・
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