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   [00-06]アナログレコード
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投稿者 スレッド
ELPEAMAN
投稿日時: 2022/2/10 20:12
一人前
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 101
Re: レコード三昧
すっかりご無沙汰していました。

カーブの話題で、もはや自分の出番はない、と意気消沈していました。
昨年秋にターンテーブルシートRTS−30を購入しました。その前に管理人Kさん宅に数年ぶりにおじゃまし、上記製品を使用した状態で聴かせていただきました。

相変わらずの語彙の乏しさをお許しください。
音がクッキリ、スッキリで、さらに気持ちよくなりました。

購入して4か月ほどが経過しました。最初は効果のほどがよくわからなかったのですが、当方でもクッキリ、スッキリするようになりました。
そしてもう一つ、驚いたのは、ディスクの静電気が生じないということです。
他の方々がコメントしているかは知りませんが、これには驚きました。

おかげさまで、精神的にも気持ちよく、日々レコードを聴いています。
管理人K
投稿日時: 2017/11/24 23:38
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: レコード三昧
zappa1993さん、皆様、こんばんは。

アナログ時代のプリアンプやプリメインアンプにトーンコントロールが付いていたのはリステムや部屋の違いによるFレンジの調整が目的だった訳ではなく、レコードのEQカーブの違いを簡易的に調整するのが目的だったそうです。
ただターンオーバーなどの厳密な調整はトーンコントロールでは不可能ですし、なによりもアナログ領域でのEQ調整は位相のうねりが避けられないので仮に周波数帯域的にマッチングしても位相の乱れのデメリットの方が大きかったと想像出来ます。

これまでもアナログレコード再生でデジタルを一度通すことのメリットは位相特性やS/N比が良くなる(安定する)という意見は多かったのですが、EQカーブに関してはデジタル領域でのカーブ設定は決定的と言えるメリットがあると思います。
位相のうねりもそうですが、何よりもアナログ回路ではJOPLIN?のような何十種類の正確なEQカーブを搭載するのは不可能な訳ですから。
zappa1993
投稿日時: 2017/11/22 23:24
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: レコード三昧
owlさん
こんばんは

情報ありがとうございます。
やはりある特定のレーベルの音がしっくりこない原因の一つにイコライジングカーブのマッチングがあるのですね。
最近は管理人さん達の検証によって一般的にはあまり表に出て来なかったイコライジングカーブの問題がクローズアップされ、レーベル毎の特徴というものが解明されつつあります。
アナログはただでさえ様々な組み合わせや調整の中で音は如何様にも変化しますが、イコライジングカーブの選択まで加えると更に再生の幅は広がりそうです。


管理人さん
こんばんは

>JOPLINの素晴らしいところはデジタル領域でのプログラミングでEQカーブの設定を行っているために手動可変式のような位相のうねりが一切ないことです。
DAコンバーター次第ではこのやり方が最高峰なのではと思えて来ました。

なるほど、そういうメリットもあるのですね。
デジタルのゲインやハイ/ローパスフィルターの特性の良さなどもアナログ方式に比べて音が良い理由かもしれません。
デジタル技術の進歩がアナログの良さを更に引き出すとは何とも頼もしい話ですし、今後の発展にも大いに期待ができます。
管理人K
投稿日時: 2017/11/22 22:31
管理人
登録日: 2007/12/10
居住地:
投稿: 1907
Re: レコード三昧
owlさん、皆様、こんばんは。

イコライジングカーブによる違いをお楽しみ頂いているようで何よりでございます。

STEREO誌での取材でも申し上げましたが、ヴァーブはMGMカーブで間違いないですね。
owlさんが感じた印象は正しいと思います。
ヴァーブがレーベルとしていつまで存在したかは不明ですが、少なくとも70年代初頭まではMGMカーブでカッティングしていたようです。

EQカーブは再び注目されるようになったのか?
新製品のフォノイコライザーアンプでもEQカーブが可変出来るものが出て来てますね。
ただ、手動で可変するものは高域、低域の値以外にターンオーバーの値なども可変出来たとしても位相のうねりは避けられないはずです。
JOPLIN?の素晴らしいところはデジタル領域でのプログラミングでEQカーブの設定を行っているために手動可変式のような位相のうねりが一切ないことです。
DAコンバーター次第ではこのやり方が最高峰なのではと思えて来ました。
owl
投稿日時: 2017/11/18 22:28
常連
登録日: 2013/9/2
居住地:
投稿: 70
Re: レコード三昧
ZAPPA1993さん

>CDで聴く方が本来の音に近いという現象も起こり得るのでしょうか?

本来の音かどうかは知りませんが、うちの場合は、最近までアナログがちゃんと鳴っていなかったこともありますが、マイルスデイビスのオリジナル盤よりも、SACDばかり聴いておりました。


>レーベル単位で音が良くないと思うことがあります

うちでも、古めのヴァーブレーベルがいまいちで、やはり殆ど聴いていませんでした。「ステレオ」誌の10月号、私も見てみましたが、「ヴァーブはMGM」との事で試してみました。

オスカーピーターソンやアニタオデイ、エラフィッツジェラルドは、確かにMGMカーブの方がしっとりと聞こえるものの方が多かったです。ノーマングランツ繋がりで、正式にRIAAが普及していない頃と思われる古いモノラル盤も試してみました。NORGANレーベルのレスターヤングやCLEFレーベルのチャーリーパーカーはどちらも今までRIAAでも楽しめておりましたが、MGMの方がしっとりと歌心が感じられて良く聞こえました。


少し話題が変わりますが、最近アナログ雑誌をよく見るのですが、イコライジングカーブを換えられるフォノイコライザーがJoplin以外でも有りました。ご存じかもしれませんが、大阪のメーカーでZANDENが4種類のカーブを換えられます。沢山のレーベルの対応表があって、MCMはRIAAを指定しています。でもJoplinで比べると、RIAAとMGMは大分違うのですけど。
他には、やはり日本のFIDELIXのLEGGIEROというフォノイコライザーは25種類のカーブと広告にあります。どんな具合なんでしょうね?
また、ハイエンドでは、EMTのフォノイコライザーも有りますです。
zappa1993
投稿日時: 2017/10/14 10:04
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: レコード三昧
ELPEAMANさん
ご解説ありがとうございます。

なるほど、そういう背景があったのですね。
私は「リスナーがRIAAでは本来の音では聴けないイコライジングカーブをレコードメーカーが採用する」というのがどうも理解できませんでした。
聴く側に不利益になるようなことをするのはおかしいという思いがあったからです。
しかしELPEAMANさんの解説のとおりであるならレコードメーカーは自分たちの都合を優先させたという事になりますね。
「RIAA 統一」でネット検索してみると確かに仰るような背景について書かれたページがいくつか出てきます。
例えばRIAAに統一されてからの最初の数年間であるとか極一時的なものであれば、技術的な問題もあり直ぐに移行しなかったという解釈もできるのですが、仮に80年代前後までこの状況が続いていたとなればその期間は約20年にもなります。
これだけの期間があれば機材の変更は十分可能でしょうし、設備費用等の理由はレコードメーカー側の言い訳のように聞こえます。
おそらく過去のノウハウを生かし続けたかったのと自社のプライドというものが大きかったという事になるのでしょうね。

アルバム単位ではなくレーベル単位で音が良くないと思うことがありますが、これもそのレーベルがRIAAカーブに準じていないことが原因である可能性が高いようですね。
疑問ついでに、アナログ時代の録音がマスターテープからCD化される際は当然イコライジングカーブの問題は関係ないと思いますのでアナログをイコライジングカーブ・マッチングしない状態で聴くよりもCDで聴く方が本来の音に近いという現象も起こり得るのでしょうか?

ELPEAMAN
投稿日時: 2017/10/13 10:36
一人前
登録日: 2008/2/17
居住地:
投稿: 101
Re: レコード三昧
zappa 1993 さん

ご無沙汰しております。
お尋ねの件につきまして、管理人Kさんともよく話をしているのですが、こんなことだろうと思います。

そもそもRIAA以前はRCAとColumbiaが2大レコードメーカーだったのですが、よくありそうなことで、覇権争いにRCAが勝ち、RIAAはRCAに準拠したカーブになったようです。そうなれば、Columbiaにしてみれば「はい、はい」と簡単にRIAAにするはずはありません。しかも、機材を新たにしなければならず、その費用を捻出するのもいやだ、ということのようです。Columbiaは80年頃に「ハーフスピードマスター」やらなにやらの新しいレコードを製造しました。その時にはさすがにRIAAでやらざるを得なかった、という顛末のようです。
同様に、Capitolやその他メジャーなメーカーもRIAAに変更する費用や手間を考え、表向きにはRIAAの4文字をジャケットにとりあえず印刷した、という推測が成り立ちます。

ことば整いませんが、補足がありましたらKさん、お願いいたします。
zappa1993
投稿日時: 2017/10/9 9:55
長老
登録日: 2011/3/17
居住地:
投稿: 1916
Re: レコード三昧
皆さん
おはようございます。

イコライジングカーブの件、STEREO誌の2017年10月号に4ページほどの記事がありまして、具体的にアルバムやレーベルごとの検証が載っていました。
確か以前にも別の雑誌で同じような記事を見かけたような気がします。
Billy Joelの初期のアルバムは楽曲は素晴らしいのにどうも籠ったような音が残念でならなかったのですが、この音もイコライジングカーブの違いに起因するものであるなら今までは本来の音で聴いていなかったという事になります。
素朴な疑問ですが、では何故レコード会社はRIAAで統一された後も独自のイコライジングカーブでレコードを作り続けたのでしょうか?
リスナーがRIAAで聴くのが分かっていながら何故敢えてRIAAでは本来の音では聴けないイコライジングカーブを採用し続けたのでしょうか?
この点がどうも腑に落ちません。
もちろん皆さんの検証や雑誌の記事を疑っている訳ではございません。
皆さんの仰ることが真実だと思えるから上記の疑問が湧いてくるのです。
(どこかに解説があって私が見落としているだけかも知れませんが)

私も実際にイコライジングカーブ・マッチングというものを体験してアナログレコードの奥深い世界をゆっくりと探索してみたいと思います。
JOPLINmk2を使った試聴会が関西でも行われることを期待します。
owl
投稿日時: 2017/9/17 17:48
常連
登録日: 2013/9/2
居住地:
投稿: 70
Re: レコード三昧
Elpmanさん、勝手な書き込みが続きますがご容赦ください。JoplinMK2つながりだもんで、失礼します。


1.まず、デジタルフォノイコライザーJoplinMK2に繋ぐ新DACが届きました。d○SのRossini Playerと、新しくかつ大分グレードアップしました。

結果は、サンプリング周波数の違いも有りますが、よく「ハードをグレードアップした様な効果」と言いますが、文字通りその通りでした。(笑)音場がはっきりして、倍音が豊かになりかつ音の輪郭がはっきりして、低域も中高域もよく鳴ります


2.次に、新DACへ繋ぐデジタルケーブルをCOX-1.0TriC―FM(1.8*1.4)からEX仕様のCOX−absolute-FMに変更しました。

結果は、新DACの効果と同じような表現になりますが、まさに「ハードをグレードアップした様な効果」でした。どちらの効果か解らなくなりがちなので、もう一度、旧COX-1.0TriC―FM(1.8*1.4)に戻して確かめましたが、その通りで、静かな中から豊かにかつくっきりと響くベースの低域や、中高域のピアノの鳴り、ボーカルのニュアンスの変化の感じられる響きは、相当なものです。
それから、サンプリング周波数ですが、スペック上は192kHzまでできるはずなのですが、旧では96kHzまでしか使えず、新abosoluteでは176.4kHz辺りまでと少し繋がりが良くなりました。(この辺りは、微妙ではあります。)


ただし、新DACによるCD再生に比べると、アナログ再生は(その良さはあるのですが)その潜在能力からすると、まだいまいちでして、伸びしろが有りそうと申しますか、改善の余地が多いと感じています。


owl
投稿日時: 2017/8/8 22:04
常連
登録日: 2013/9/2
居住地:
投稿: 70
Re: レコード三昧
今晩は、
うちのアナログシステムは、ケミさん達のような立派なものでもないし、まだまだ未整備な状態でして、CDの音が大分良くなったので、そろそろ何とかしたいと思っていたところに、今回の話を聞いたのでした。


DACがまだ届かないので、その間に周辺の強化を始めました。以下の通りです。

1. 光ケーブルをCOX-1.0TriC―FM(1.8*1.4)に変更
2. Joplonの電源を、RBR-1とRAS-14−TriCとPowerRefernceTriCをレンタルしました。
3. RIQ-5010をJoplin下に

結果は、勿論、凄いものです。

付帯音が減って、音が良く聞こえて奥行きが出るのですが、それ以上に
音圧が上がって、音の立ち上がりが鋭く、音が太くなりました。

今回もマイルスデイビスです。
Colombiaのモノラルで、「Round About Midnight」。勿論Colombiaカーブです。
ミュートトランペットの音圧が凄いです。レッドガーランドの玉を転がす様なピアノまで音圧が高くて立ち上がりが鋭いのです。サックスは太い音で、コルトレインらしいです。

前回紹介した、
「Milestones」(モノ)
「My Funny Valentine」(モノ)
も同様でしたが、
ステレオ盤の「Fore&More」も、他のモノラル盤以上に凄い迫力です。

Colombiaのマイルスはこんなに凄かったんですね!BlueNoteのオリジナル盤で期待している様な迫力があって、しかも音色はより綺麗に聞こえます。

比較の、
「Milestones」(MoFi盤)は、RIAAカーブです。
綺麗な音ですが、うちのシステムでは、ベースが不自然に良く聞こえて耳障りだし、音圧、音の立ち上がり、音の太さがより乏しくて、また聞こうと思うのは、Colombiaカーブのオリジナル盤となります。
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