メイン [08-02. ルームチューニング]ルームチューニング RWL-3absolute&WS-1 RWL-1 | 投稿するにはまず登録を |
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管理人K | 投稿日時: 2008/2/23 1:20 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: RWL-1 ご愛用誠にありがとうございます。
仰る通り、スピーカーはユニットが付いている前面だけでなく、前後左右上下全てに音波が放射されます。 その放射量はスピーカーの形態などによって異なりますが、最近の 最小バッフル板でラウンド形状や角を取った形状のハイエンドスピーカーなどでは前面以外に放射される量は非常に多くなってきますし、中にはほぼ後面にも前面とほぼ同量の音波を放射するスピーカーもあれば、コンデンサー型のQUADなどでは後面への放射量が前面よりも僅かに多いスピーカーもあるくらいです。 スピーカー後面に放射された音波は後方の壁に当たり、耳障りな反射音となってスピーカーの再生音に乗ってきてしまいますし、音像定位などの滲みや音場の混濁などに繋がります。拡散板の目的はこのスピーカー後方への音波を四方八方に散らしてしまい、オーディオ再生に有害な反射音を防ぐのが最大の目的です。 但し、ただ拡散すれば万事OKという事ではなく、拡散形状や拡散板の表面素材などには充分な吟味が必要なのです。 只の凸凹形状では上手く拡散出来ない場合もあれば、凹が深過ぎる場合などは凹内で音波が留まってしまい共鳴音を発生してしまう事もあります。 実際にコンピューター解析で製品化したと謳っている製品の中にも 凹内で共鳴音を発生するものがありますので注意が必要です。 また、拡散板表面の素材も非常に重要でして、化学繊維などを表面材に使用したものでは拡散された音波自体に化学繊維の刺々しい反射音が乗って非常に不快な響きとなる事も多いのです。 そのため、弊社では初代のRWL−1から表面材にはそれ自体が細胞組織がランダムで固有の癖やピークを発生しないシルクを使って 滑らかで心地良い響きを目指していますし、最新のRWL−3では 蚕にトルマリンを食べさせ吐いた糸にトルマリンが含浸されるというハイテク(ある意味ローテク?)素材を使用して、更なる質感の 向上を目指しています。 RWL−3はどちらでお聴きになられたのですか? 残念ながらRWL−1からRWL−3へのバージョンUPは不可能ですが、RWL−1を一次反射サイドに移動されてRWL−3を現在の定位置に置かれれば、よりルームチューニングを追い込む事が可能になります。 貸し出しも行っておりますので、ぜひお試しになられて下さい。 |
スタビ | 投稿日時: 2008/2/23 0:36 |
長老 登録日: 2008/2/17 居住地: 投稿: 1116 |
RWL-1 私はRWL-1を3枚使用しています。
通常ですとこの様な使用品は吸音系が主体でしょうがなぜアコリバのルームチューニングは拡散方式なのか独自に調べてみました。 スピーカーの音はスピーカー前面だけで音が出ているのでは無く 後面でも鳴っている割合的には前面6:後面4もしくは7:3です。 その後面の音を吸音すると音の密度はおそらく半減してしまうでしょう。実際吸音の多い部屋では混濁したデッドなつまらない音に聞こえたと記憶しています。 このRWL1の拡散で後面で鳴っている音を前に拡散する事に意義が有ると思います。実際使用しると音が明瞭になり躍動的なエネルギーが生まれてきます。 ボーカルの明瞭かつ声の伸び・響きが違う。 スピーカーとスピーカー間の空間再現性が格段に飛躍します。 音の密度・分離・鳴りっぷりが非常に良いです。 いずれにしても使用するとRWL1無しではいられません。 RWL-3を視聴しましたが上記の効果をさらにパワーアップした密度の濃い非常に良い音で最高でした。 時間を掛けてでも1→3に変える意義が有りますね。 今持っている3枚は1次反射面と視聴位置に変更するとさらに良い結果が得られるでしょう。 |
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