メイン [00-02]オーディオ全般 官能的な JBL Everest“DD66000” | 投稿するにはまず登録を |
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RANZAN | 投稿日時: 2008/3/19 15:53 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3270 |
官能的な JBL Everest“DD66000” 皆さん こんにちは。
それはまさに威風堂々とした高峰なるハイエンドSPでした。 歴代銘機のフォルムをモチーフとし、昇華させた独創的デザインの Project Everest DD66000、それは同じJBLサウンドといっても質、量とも世界のトップブランドであるという証を、2006年9月「JBL創業60周年記念モデル」として発表されたのです。 発表されて間もなく、その年の秋「大阪ハイエンドオーディオショウ2006」で、早くも試聴することができました。 それも3ルームにおいて、異なった最強レファレンス機器を用いた贅沢な試聴を体験したのです。 JBL創立以来受け継がれてきたそのプレゼンス、存在感、佇まいは単なる継承ではなく、21世紀のモダンデザインとしてこのDD66000は見るものを納得させる真骨頂がそこにあったのです。 やっとその日が来ました。それはあのJBL創立60周年記念モデルとして開発された超弩級ハイエンドスピーカー、プロジェクト・エベレストDD66000が試聴できるという「大阪ハイエンドオーディオショウ2006」の11/3(祝)当日でした。 この日を今か遅しと楽しみにしていたからです。 逸る気持ちを押さえ、会場である大阪心斎橋(ハートンホテル)に着いたのは午前10時40分頃でした。 開催時間は(10:30〜19:00)で、注目のハーマンインタナショナル・ブースは予想していた通り祭日と重なり、もう既に20名ほどのオーディオファンで試聴開始されようとしていました。 ちょうど一番前席が空いていたので、「今日はこのJBL(ハーマンインタナショナル)のブースで注目のエベレストDD66000をゆっくりと1日試聴することに決めた!」と思っていたのです。 しかしハーマン担当者から進行説明があり「このDD66000は本日4Fのアキュフェーズ・ブースと、2Fのイベントホールにおいてもデモンストレーションを行っています」ということだったのです。 「これは他の2ヶ所でも試聴しなければならない。逆に忙しい一日になりそうだ!」と思ったのです。そして午前11時30分頃になり後席を見ると熱気ムンムンでもう既に超満員でした。 「大阪ハイエンドオーディオシュウ2006」の今年のオーディオファン注目の的は、何といってもこのJBLプロジェクト・エベレストDD66000であったと思ったからです。 一目でも早く見たい!聴きたい!という焦りもあり、資料を貰い担当者の説明を聞きながら、目の前にドーンと居座るDD66000を羨な眼差しでじっくり眺めていきました。 「いやぁ〜実に素晴らしい!!!」その存在感には思わず興奮し身震いがしてくるようでした。 まさにその雄姿はJBLのフラグシップモデルとして2001年発売の「Project K2 S9800」以来のモデルであり、それ以上に貫禄充分というところが見ていても素晴らしいものでした。 その品格ある面構えと官能的で堂々とした風格のスタイルに、何よりも音楽とオーディオを愛する我らリスナーは、その姿にずっと目が釘付けとなってしまったのです。 エベレストDD66000を実際目の前にして、そのデザインとスタイルが相まって、佇まいの素晴らしさも突起したものでした。 そしてこれを鳴らしきるアンプ群はパワーアンプがハルクロ製のモノラルL882台、プリーアンプはマークレビンソン?32L、CDプレーヤーは?390SLという最強のハイエンド機器で、これ以上強力なものがないという素晴らしいものでした。 またこのイベントのため、特にDD66000の形状に合わせた専用台(約20cm厚)も用意されていて、そのくびれた曲線美のかっこいい台に載せられているスタイルにも魅せられたのです。 しかしハーマンインタナショナルの説明では、残念ながらこの専用台の「市販は致しません!」ということでした。 それはこのような広い会場でのイベントでは、高さを確保するため音を遠くへ飛ばすため、少し高めの専用台を作ったということでした。 あのDD66000独特のスタイルの形状に合わせて製作してある非常に品格のいい専用台でした。(専用台で発売すると売れると思うのだが!) なお、「もし一般家庭で使うときは台に置かなくても、どのような設置条件化でも付属するインシュレーターにより、例えばじゅうたんの上においても十分満足がいく音質が得られる!」ということでした。 そこで資料を見ていくと、新設計のボイスコイルを採用した38cm口径(1501AL)ウーファー2基と10cm口径ベリリゥム・ダイヤフラムを持つ大型(476Be)コンプレッションドライバー、そしてスーパートゥイーター(045Be-1)構成の4ユニットからなる3,5ウェイということです。 それに従い目前に置かれたDD66000をよく見ていくと、38cm口径ウーファー2基を互いに少し外向きに角度を持たせて、安定感のあるワイドポロポーションは往年の銘機ハーツフィールドを思い起こさせるものだし、またパラゴンのイメージともオーバラップさせる官能的な魅力が備わっている優雅なものでした。 またダブルウーファーのバッフル表面には最高級の本革が張られていました。これを見るとさすがどこまでもプレステージ・フラグシップスピーカーであると感じ取ることができるものでした。 ダブルウーファーシステムの横幅いっぱいに広がる巨大なホーンのため、そのホーンの形状も大きくとれ、申し分のない再現性だということです。 担当者の説明ではハーマンブースのDD66000は「まだ下ろし立てなので慣らしきれていないため、音が硬いと思いますがその点ご了承ください!」ということでした。 試聴した音はその通りで、低音が硬く抜けがもう一つで、かなりブーミーな再現性だったのです。「これはまだ新品なので仕方ないか!」とも感じていました。ちょうどクラシック曲「惑星」が掛かったので、よく聴いてみたのですが、高域感は聴感上S/N比の高い、この適切なフーカス感は、やはり現代ハイエンドスピーカーの雄に位置づけられると感じとったのです。ボリュームを上げていくと凄いエネルギーが噴出してくるようで、その大音量の美しさは「さすがJBLの独壇場!」といった感がありました。 付け加えて「これから午後1時10分から2時まで2Fのイベントルームでは、オーディオ評論家三浦孝仁氏によるDD66000の解説とデモンストレーションが開催されます。盛況が予想されるため席が取れるどうか分からないので、参加される方は早目にイベントルームにお越しください!」とアドバイスがあったのです。 このイベントホールではDD66000をマークレビンソンのパワー、プリー、CDプレーヤーを使ってデモをやるということでした。 「ハーマンブースだけに入り浸りになる訳にいかん!これはじっとしておられない!」しかしまたアナウンスがあり「4Fのアキュフェーズのブースにおいては2台のパワーアンプを用いて、バイアンプ駆動でDD66000を鳴らしていますが、こちらの方がエージングに時間をかけているので試しに聴いてみてください!」という説明もあったのです。 「イヤァーこれにも試聴に行きたい。これは2日間程時間がほしいところだ!」と、嬉しいニュースばかりだったのです。 JBLエベレストDD66000の試聴での後半ですが、さて、そうこうしている内2Fイベントホールでの三浦孝仁氏解説によるDD66000のデモの時間1時10分が迫ってきたのです。 慌てて2Fイベントホールに急行したのですが、行ってみると既に始まっていて、より大きいホールは既に超満員でした。 仕方なく一人、二人と空くのを待って、ようやく20分ほどして3人ほど退席されたので、最後部からどうにか三浦氏の解説と音楽を聴くことができました。そしてスピーカーに目を移すと人波の間から見て取れるのは、ハーマンブースと同じ色のDD66000(エボニー)で、これまた同一の専用台に載せられ、悠然とした雄姿が見て取れたのです。 こちらのソース機器は全マークレビンソンで駆動され、パワーアンプ(モノラル)?436L、プリーアンプ?32L、CDプレーヤー?390SLという、これまた最高のラインナップでした。 途中からでしたが、それは2Fイベントホールでのアンサリーサの「星影の小路」での独特の澄んだ何ともいえないような、ジャズボーカルの透明感の素晴らしさに聴き惚れていました。解像度のよい鮮明な歌声が部屋中に響きわたっていたのです。サ行の発音が手に取るように鮮明に伝わってくるような快感は見事でした。そのボーカルの後を追うようにベースがこれまた低域感が深く、心地よい響きを提供してくれているのです。それはボーカルとベースの心地よいコンビネーションで、生々しいボーカルに思わずうっとりとして聴き惚れていました。 次もジャズボーカルで、ちょうど聴かせて欲しいアルバムが流れました「イージー・トゥ・・ラブ/ロバータ・ガンバリーニ」でした。 滑らかで厚みのある美声にサポートされて、ガンバリーニの張りのあるしなやかな声質も鮮やかにクッキリと中央に浮かび上がってくるのに魅了されました。そのスキャットにも魅力が伝わってくるような表現力だったのです。 しかしじっくり聴いていくともう一つ低域感が欲しいと感じたのです。それは欲を言うと、このソフトの録音状態が悪いのかどうか分からないのですが、 ウッドベースの音質が硬く、低音が完全に下がり切らないようでもあるのです。「これはまだまだ音が馴染んでいないのかなぁ!」とも感じたのです。 しかし続いての管弦楽とヴァイオリンのアンサンブルでは弦楽器の朗々と、床の底から響きわたる再現性には惚れ惚れする素晴らしい響きを聴かせてくれていたのには驚きました。 この威力は多分新設計のコンプレッションドライバーが全可聴帯域をカバーして、さらにスーパートゥイーター用のドライバーを加えることにより、このように素晴らしい音質で、聴感上遠くまで歪なく飛ばせるのがDD66000の魅力でそのJBLサウンドは新鮮そのものでした。 また交響曲「三角帽子」も触りだけ聴いたのですが、ピアニシモの「キーン!キーン!」と跳ねるような金管楽器の音域での最高域感が素晴らしい再現となってルームいっぱいに広がっていく見事な再現性でした。(このDD66000、クラシック音楽を悠々と鳴らしきるこの実力は大したものだと強く感じ取ったのです) 続いて日本人女性トランペッター「サラ・スマイル/市原ひかり」が掛かったのです。 三浦孝仁氏の説明でも「世界的にも珍しい女性トランペッターで、とにかく上手い下手は別にして、この録音のよさを味わってもらいたい!」ということでした。 それはストレートに美しく奏でる市原ひかりと、それに寄り添うようにドミニク・ファリナッチの何とも言えない哀愁を帯びたミューズ・トーンが織り成す色彩感を、DD66000は見事な再現性で飾ってみせる素晴らしさと、その持てる潜在能力の奥深いものを感じたのです。 そこで感じたのは、挑戦すればするほどこのDD66000が忘れなくなり、「嵌まり込むこと間違いなし!」とも思ったのです。 DD66000で最後の試聴はアキュフェーズ・ブースでした。ここでもブースは盛況でオーディオファンで満員でした。そして待つこと10分ほどして少し空いたので、試聴することができたのです。 このブースではDD66000のセッテングは専用台には載っておらず、床に直接専用のインシュレーターを使ってのベタ置きでした。 アンプ群に目を移すと、ここではアキュフェーズ最新のパワーアンプP-7100を2台使ってバイアンプ駆動でした。プリーアンプはこれも最新鋭機C-2810で、SACDプレーヤーはDP-78でした。 途中からだったのですが、エリック・クラプトンのギターのライブ感での音色が、直に伝わってくるような臨場感を素晴らしいボリューム感で再現していたのです。そのライブ会場にあたかもいるかのような雰囲気に包まれていました。しかも何処まで音量を上げても歪まず崩れないところが、逞しいとも思いました。このアキュフェーズ・ブースのDD66000が一番、音がこなれているということだったので楽しみにしていたのです。 そしてジャズCDで「ブライアン・ブロンバーグ/ウッド2」が掛かったのです。そのウッドベースの低域感はダイナミックで骨太でありながら分厚く、これほど深く沈み込む低音は無いといって過言ではない音圧でもあったのです。まさに水道の蛇口を全開したかのように淀みなく溢れ出るその曲が流れだして間もなくして、頑丈な造りである部屋の天井点検口のフタが、その振動と音圧で突然外れたのです。会場のオーディオファンは一瞬の出来事だったので、全員一斉に天井を見上げていたのが印象的な場面でした。それはまざまざとこのDD66000の能力の高さを垣間見た感じがしたのです。 しかし何といっても、このソフトでの録音も凄いと思うのですが、やはりDD66000をバイアンプで駆動すると、「ここまで頑丈な部屋を揺り動かすか!」と感じてしまったのです。「さすがダブルウーファーの威力だ!」とその音質に驚き、まさに感無量だったのです。 しかしこの状況を見ただけで、このエベレストDD66000の潜在能力がいかに優れているか、ということが立証できたのではないかと思えてくるものでした。 今後、もしこのDD66000の導入を検討しておられるオーディオファンは、第一にリスニングルームの改善から見直さなければならないと強く感じたのでした。 各ブースの試聴は短時間ではあったが、このスピーカーユニットの底知れぬ性能の高さからして、DD66000はさまざまなリスニング環境下においてリスニングされ、底知れぬ可能性を感じさせるサウンドをファンに届けてくれることと思います。 そのエベレストが持つ潜在能力をリスナーはいかに万全に出し切れるか、今後逆にその知識と経験、感性が試されるもので、オーディオマニアならこれまた挑戦のし甲斐あるハイエンドスピーカーでもあるのだと、その思いは心の奥底に終い込み、仄かな暖かさを抱きしめて、外は少し秋風が冷たく感じるハイエンドオーディオショウ会場を後にしたのです。 |
管理人K | 投稿日時: 2008/3/20 20:17 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: 官能的な JBL Everest“DD66000” RANZANさん、熱いレポートありがとうございました。
RANZANさんのエベレスト66000への想いが伝わってきました。 アンプの選択や土台の吟味など、使いこなしは難しいスピーカーだとは思いますが、使い手の情熱があればきっと素晴らしいサウンドを奏でてくれるでしょう。 ちなみにエベレスト66000の形状や仕上げに綺麗に合わせた専用台を販売してる九州の販売店さんもあったはずです。 このような専用台まで製作されるという事は、きっとエベレスト6600に惚れ込んで隅々まで熟知されているでしょう。 購入時の参考にされて下さい。 |
RANZAN | 投稿日時: 2008/3/22 17:40 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3270 |
Re: 官能的な JBL Everest“DD66000” 管理人Kさん、こんにちは。
いつもありがとうございます。 お忙しくされていても、会員に対する即座の返信(回答)に頭が下がります。 DD66000それは誰も想像し得なかった美しく独創的な造形美と卓越した音楽性能に憧れ魅せられているのです。 またそのフォルムを一段と際立たせ、その美しく湾曲したハート形にも似た豪華な専用台も魅力でした。 この専用台は福岡市のA社が製作したのではないかと思われるもので、作り手の多感な胸の内とDD66000に込められた深い思いが、至高なまでのサウンドに対する愛情が見て取れるようです。 |
管理人K | 投稿日時: 2008/3/22 22:12 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: 官能的な JBL Everest“DD66000” RANZANさん、こんばんわ。
>またそのフォルムを一段と際立たせ、その美しく湾曲したハート形にも似た豪華な専用台も魅力でした。 そのA店さんものを大阪ハイエンドショーで使用していたのですね? あの複雑な形状で同じ種類の突き板を使用して専用台を作るのは容易な事ではありません。 よほど情熱とオーディオに対する造詣、エベレスト66000に対する思い入れがなければ出来ない事で、尊敬に値すると思います。 |
管理人K | 投稿日時: 2008/4/1 19:30 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: 官能的な JBL Everest“DD66000” RANZANさん、こんばんわ。
オーディオフェスタ名古屋にてハーマンインターナショナルさんと 同じブースだったので、エベレスト66000を聴く機会があったのでご報告します。 改めて、可能性の高さと使いこなしの難しさの両面を感じさせました。 マーク・レビンソンのCDプレーヤー、プリアンプ、ハルクロのモノラルパワーアンプとの組み合わせにおいては、ベリリウム振動板の超高域用コンプレッションドライバーによる圧倒的なワイドレンジ感と同じベリリウム振動板によるコンプレッションドライバーとの繋がりの良さや、アルニコマグネット採用の38cmダブルウーファーの低域の音色の良さや切れ味などの片鱗を垣間見る事が出来ました。 また、ケーブルやアクセサリーの違いなども克明に出す傾向がある事が判りました。 名古屋の最終イベントにおいて評論家の三浦先生が弊社のバランスケーブルXLR-1.0PAや天然水晶インシュレーターRIQ-5010・5010WをCDプレーヤー、プリアンプに使用して頂いたのですが、ケーブルでは雑身の減少や音像定位の引き締まり方、水晶インシュレーターでは音色の生々しい変化や厚みの向上などが見事なまでに再現されていました。 これは、スピーカー自体の反応の高さを物語るものだと思います。 半分冗談だと思いますが、ハーマンインターナショナル大阪営業所の所長さんに弊社のリファレンススピーカーとしていかがと薦められてしまいました 威風堂々としたデザインといい、無限の可能性を秘めたエベレスト66000は生涯に渡って挑戦し甲斐のあるスピーカーだと思いました。 |
RANZAN | 投稿日時: 2008/4/3 13:49 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3270 |
Re: 官能的な JBL Everest“DD66000” 管理人Kさん、こんにちは。
ハーマンさんからエベレストDD66000導入への誘惑ですか! このような誘惑はいいですね!この音を聴いてしまうと、心揺り動かずにはおれないですよね。 DD66000を鳴らすのは中々難しいと思いますが、それだけ使い手の知識、経験が問われ、これまたチャレンジのし甲斐あるものだと思います。 >威風堂々としたデザインといい、無限の可能性を秘めたエベレスト66000は生>涯に渡って挑戦し甲斐のあるスピーカーだと思いました。 私も同感です。現代オーディオ・レファレンスにおいては欠かせないスピーカーだと思います。ここはぜひ検討され導入してもらいたいと願うところです。 |
管理人K | 投稿日時: 2008/4/4 2:05 |
管理人 登録日: 2007/12/10 居住地: 投稿: 1907 |
Re: 官能的な JBL Everest“DD66000” RANZANさん、こんばんわ。
>ここはぜひ検討され導入してもらいたいと願うところです。 いや〜・・・。私にはウエストレイクBBSM15F他の多額のローンが10年以上先までありますし・・・。 ここはRANZANさんに期待したいと思います(笑) 導入されたら京都まで聴きに行きますね |
かっぱ | 投稿日時: 2008/4/12 0:35 |
常連 登録日: 2008/4/11 居住地: 投稿: 47 |
私もJBLユーザーです RANZAN様
はじめまして、かっぱと申します。 よろしくお願いします。 RANZANさんは積極的に書き込みをされているようですね。 オーディオへの思いそしてアコリバへの思いが凄く伝わってきます 更に、JBLへの思いも大変なものではないでしょうか??実は私も知らぬ間に?というか自然の流れと言いますかJBLのスピーカーに囲まれオーディオを楽しんでいるものです。 ちなみにメインが4343B、センターがHC1000、リアがS3100です。 4343は導入からまだ2年程しか経っておりません。以前はリアで使用している3100をメインとしていましたので、RANZANさんとまったく逆で時代をさかのぼってしまいました しかし古いスピーカーですが、さすがJBLの名機です。素晴らしい音抜けの良さと元気の良い明るい音色は今でも健在。そしてアコリバのアクセサリー群のお陰で今でも進化し続け驚くほどの音場再現と質感の高さを獲得できています。 DD66000もJBLユーザーとして気になりますね〜 インターナショナルで一度聴くチャンスがありましたが、残念ながらその時は良い音で鳴っていませんでした。 本当の性能を確認してみたいですね!!RANZANさんよろしくお願いします!? こんな私ですが、これからもよろしくお願いします。 |
RANZAN | 投稿日時: 2008/4/12 15:10 |
長老 登録日: 2008/2/16 居住地: 投稿: 3270 |
愛着を持って鳴らしましょう! かっぱさん、こんにちは。
返信ありがとうございます。 幸いかっぱさんもJBLファンでいらっしゃるということ、これからもJBLを熱く語っていきましょう。 システムから見て、かっぱさんはピュアオーディオでのマルチの方ですよね。 現在お使いの4343Bは実にいいスピーカーですよ。 その4343の後継機として出たのが4344です。4344を語る前に4343の良さを見て頂きたいのです。 それは改めてこの4343を最初に見て聴いた頃の感動の想い出は、今も強く脳裏に焼き付いているのです。 この4343は実にカッコいいスピーカーであると思ったのです。 70年代風のカッコよさだけで音楽を真面目に聴くための機器であることを主張していたのも魅力の一つでした。 当時はいくつかのバリエーションがありましたが、ブルーのバッフルにウォールナット仕上げのエンクロージュアーのタイプ。 ブラックバッフルにグレー仕上げの二種のエンクロージュアーが存在していましたが、どちらかと言えば後者の方が魅力的で凄みがあって、精悍な感じで好感が持てたのを覚えています。トゥイーターは左右のどちらにもマウントすることが可能であることがユニークでした。 それを聴いてはいつも胸の鼓動の高鳴りを覚えたものです。この頃親しくしていたオーディオショップの担当者と4343の音を聴かせてもらっては、よくオーディオの話しに花を咲かせていたものです。 この4343の骨太な低音と力感がありダイナミックなサウンドに酔いしれていたのも確かです。 それは「いつでも低音を出せるぞ!」みたいな余裕の姿勢が感じられ、濃厚なのに嫌味にならない「気品と格調」感がありました。 70年代的なカッコいいサウンド、それがJBL4343で、4343(B)はやや寛いでいて、より厚みを増した音質でした。 かっぱさんが愛用されていますBタイプの方がより大人っぽい表現であったという事が思い出されます。 81年には、JBL初の46cmウーファーを搭載した4345が誕生しましたが、その低域のコントロールが難しく、短命に終わったようです。 やはり4344は4343の延長上にあったのです。それでいて音像のひとつひとつがキリッと立っている感じで、4343が持っていた音楽の切れ味を残しつつ、ハーモニー的な厚みを付加したような印象でた。 ジャズピアノに透明感、力感があって、実にスカッとした気分で試聴していたのを思い出すます。とにかくエネルギッシュで、ホットでライヴネスのある演奏が楽しめました。 その鳴りっぷりが良いというか、鳴らそうと思えば何時でもバリバリ鳴ってくれたのです。 私も好きだった4343には以上のような思い出があり、それ以来4344、4344MK?,4348へと進化していく、JBLスタジオモニターシリーズの虜となってしまったのです。 かっぱさん、これからも愛着を持って4343Bを大切に鳴らしていってください。 それと最新のエベレストDD66000ですが、私も最近改めてオーディオショップで試聴しましたが、かっぱさんが仰るように、決して良い再現性を聴かせてくれていたとは感じませんでした。 今まで聴いたDD66000を一番良い音で鳴っていたと思えるのは、ハイエンドフェアでの「アキュフェーズ・ブース」のバイアンプ駆動がやはり、その存在能力を発揮していたように思います。 だからこのスピーカーは如何に鳴らすのが難しいか、これはその鳴らす人の感性、知識、経験等が加味されなければならないでしょう。 これからもオーディオに関し熱く語っていきましょう。 よろしくお願い致します。 |
かっぱ | 投稿日時: 2008/4/12 22:30 |
常連 登録日: 2008/4/11 居住地: 投稿: 47 |
Re: 愛着を持って鳴らしましょう! RANZANさん
返信ありがとうございました。 RANZANさんはリアルタイムで4343を聴かれているのですね。4343が登場したのは何年くらいですか?私もその頃の生まれなのでJBL大型スピーカー全盛期!?を知りません。(汗) 現代に至るまでの歴史と音を体験されてきたRANZANさんがとても羨ましいです!! 個々に色々なキャラクターがあったようですね。 的確に捉え記憶しておられるところはさすがJBLファン!! 私にとって初のJBL大型モニタースピーカーの出会いは、RANZANさんが所有していた4344Mk?であったと思います。 音響レンズや独特のブルーのバッフル面を目の当たりにした時はあまりのカッコ良さにしばらく見とれていました。 しかしながら予算等々の関係で格安だったS3100のに落ち着きました。こちらは一応新品購入でした・・・。 自分でもいまだに何故かわかりませんが、当初買おうとしていた第一候補はウエストレイクの6.75という小さなスピーカーだったのです しかしながら今では4343Bが我が家の主役になっている訳で、この辺りはS3100と出会ったお陰だと思っています。更にスピーカーを紹介してくれた管理人Kさんと前オーナーさんのお陰でもあるんです モデルこそは違いますが、当時憧れだったブルーのバッフルがいつも目の前にあるのはいまだに不思議です。 更にこのスピーカーが最初から私の所に来ることが決まっていたかのようなオーディオルームとのバランスが導入当時の衝撃でもありました。 正直これから何年付き合っていけるか不安ではありますが大切に使っていこうと思います。 エベレストDD66000相当に手強そうですね。 良い音でなっているものがあれば聴いてみたいですね。 管理人KさんのウエストレイクBBSM-15のダブルウーファーにて相当な凄さを体験しているので本家!?にも是非がんばって欲しいなと(笑) いろいろ教えて頂きありがとうございました。 これからもよろしくお願いします。 |
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