リケーブル可能なヘッドホンなら何を選んでも良い。当然ほとんど試していない。無責任なようだが、リケーブルしなくても個性の範囲だったので外れないだろう。リケーブルすれば当然よくなる。

ヘッドホンは頭が痛くならないかで選ぶと良い。この観点から合格なのはスタックスとＨＤ−８００だけだ。

ＳＯＮＹのモニター型は15分で耳が痛くて我慢できなくなった。ハウジングが小さいタイプのウルトラゾーンも同様、最低の評価を下している理由だ。

困ったことに販売店の試聴では気がつかない。販売店は音質を試すとこでなく装着感を確認するところだ。ところが、気持ちが高ぶるせいか、その時は気にならないのだ。

以前ブログを開設していたとき、都心に住んでいると思われる人から装着感について質問された。数件そのようなコメントがあった。今になって納得だ。自宅で聴き込んでいる人に確認するのが間違いない。

ＨＤー８００もスタックスもホールトーンを重視する音楽以外向かない。ビートの効いた音楽は私も使わない。逆に言えば、クラシックなら無理してでも買えだ。

私はウォークマンしか所有していないとき、いきなりウルトラゾーンエディション８とゼンハイザーＨＤー８００を購入した。数十日2万のＤＡＣでしのいだ。これもオーディオの楽しさだ。

四方山話
高額なヘッドホンを2台揃えて、次何をグレードアップしようかと迷いに迷ったとき、フェーズテック（フェーズメンション）のＵＳＢＤＡＣを選択した。これがアコリバ掲示板のメンバになるきっかけだった。

あるときフェーズテックからヘッドホンの試作を試さないかと案内がが来た。ユーザーカードを送っていたからだ。そこにＨＤー８００と書いている。ヘッドホンアンプのターゲットだ。これがＥＰＡ−００７だった。そしてデュアルモノケーブルの発売予定を聞き紹介してもらった。なのでゼンハイザーは思い入れがある。

そのゼンハイザーを鳴らしきってくれたのがアコリバケーブルだ。皆さんも楽しみながらアコリバインフラ環境を揃えてください

四方山話２
ビタミンには合成と天然の二種類がある。水溶性のビタミンＣは合成も天然も生理活性は同じだ。だからコストがかからない。ビタミンＥに代表される脂溶性ビタミンは、天然型でないと酵素活性は期待できない。これがポイントだ。

有機化学の世界に光学異性体の言葉がある。分かりやすく表現すると、光を当てたとき右または左に光が偏向する現象だ。右へ偏向するのか左へ偏向するかの区別はラテン語の頭文字で表している。左はエル、右はディだ。

合成のビタミンＣはLーアスコルビン酸だ。ビタミンＥの合成はDLアルファトコフェロールと表記される。右住左住していることが見てとれる。こいつは生理活性がない。

Ｌーアスコルビン酸の生理活性は高い。なのでコストの高い天然型を購入するのは無駄である。さらに、量的な確保を期待できない食事を信奉するのは愚の骨頂である。これが私のライフスタイルだ。

ビタミンＥに何故天然を求めるのか、答えは酵素の立体型だ。生体反応は立体型に依存する。これが分子生物学のイロハだ。おぼえてくれ