会員の皆さん、こんばんは！まさこです。

本日、我が家へ世界的サウンドエンジニアである鈴木智雄さんが、私の音を聴きにいらしてくださいました。

鈴木さんとは今までに2回ほどお会いする機会があり、今までにも気さくに話掛けてくださりとても優しい気さくな方なのは存じ上げていましたが、1ヶ月ほど前のＭＥＧでのイベント終了時に「今度遊びに行かせてね」と、言っていただいたので、今回思い切って自宅訪問をお願いしたところ、快く承諾してくださり、今日に至ります。

私の希望は寺井尚子さんのライムライト、さだまさしさんのSada City、を録音した本人に聴いて頂きその感想を伺うことにありました。

勿論、鈴木さんが来るまでの間、緊張とともに音の調整を念入りにしたのは言うまでも有りません！

結論から言いますと、私の部屋はかなりライブで響きが強いのですが、その響きを上手くコントロールして広い音場を作っていたのですが、さすが鈴木さん、すぐさま部屋の特性を理解して視聴位置を前にだしたのです。
その事によって、部屋の響きよりも、スピーカーからの直接音を聴き一言、「この位置ならスタジオの音に近いよ！」と、仰っていただきました。

やはり、自分でも分かっていた事ですが、やはりプロの方には部屋が響き過ぎていたのでした。

勿論、スタジオと同じ状態が最高とは言いませんが、自分でも懸念していた吸音が必要なことがはっきりしました。

その後、鈴木さんが持参された、アキュフェーズＤＧ−48で部屋のｆ特を計測して頂いたところ、まず100Ｈｚ付近に大きな谷が有り、1ＫＨｚ手前に大きなピークが有る結果になりました。
それ以外は思いのほかフラットな結果に少しほっとしました！

以外だったのが、上記はＬチャンネルの結果ですが、Ｒチャンネルは100Ｈｚ付近の谷は一緒でしたが、1ＫＨｚ付近のピーク感はないのでした。この事は自分では、右側にカーテンが掛かって居る事による結果だと思いますが、スピーカーの左右でのばらつきもあるのかもしれません。

ＤＧ−48はこれに補正を掛けてあっという間にフラットな特性に変えてしまいます。
気になる再生音は、かなり良いです。
今まで気になっていた高域でのきつさが無くなり、出ていなかった100Ｈｚ付近の音が出る事により、音に厚みが出て、再生音がダイナミックになります。
まるで高額のスピーカーに代えたくらいの違いです。
かけたソフトもまるで違う録音位の違いがでました。

これはかなりの衝撃でした！
しかもＤＧ−48とは他社ケーブル（2万円位）でアナログ接続で、これをアコリバケーブルでデジタル接続すれば、もっと良くなっていたのかもしれません！

鈴木さんはプロの録音エンジニアなので、色々なスタジオで仕事をされているので、この様な機材がないとまず仕事の進行に支障がでてしまうのでしょう。事実、色々なスタジオでｆ特をフラットに聴感だけで合わせるのは不可能だとも言っておられました。

先日鈴木さんは、管理人Ｋ様の自宅でも同じ事をしたらしく、「Ｋさんもうなっていました」と、言っていました。

鈴木さんとのオフ会で、私は色々勉強になることがあり、今後の課題なども見えてきました。

今後もお会いする機会があると思いますが、これからも鈴木さんをかげながら応援していますので、これからも素晴らしい作品をどんどん世に出していってください。

会員の皆さんも是非、鈴木智雄さんの作品を購入してみてください。どのＣＤも決して期待を裏切ることはありませんので！

同じ人の作品を、最新の物と、過去の物とで比べるのも興味深いですよ！音がぶれていません！是非お試しあれ！

最後になりましたが、鈴木智雄さん、今日はお忙しい中、本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。m(__)m