オーディオでクラシック音楽を聞かれている方は、おおむね交響曲や器楽曲を聴かれる方が多いと思います。そこで、せっかく首都圏や日帰りで行ける環境にある方は、東京新宿初台にある新国立劇場のオペラパレスでオペラを聴きに行ってみてはどうでしょうか。

若杉弘・新音楽監督の2008年−2009年シーズンの主だった有名演目は以下のとおりです。
トゥーランドット(プッチーニ、10月)、リゴレット(ヴェルディ、10〜11月)、ドン・ジョヴァンニ(モーツァルト、12月)、蝶々夫人(プッチーニ、2009年1月)、こうもり(J.シュトラウス?世、2009年1月〜2月)、ラインの黄金(ワーグナー、2009年3月)、ワルキューレ(ワーグナー、2009年4月)、チェネレントラ[シンデレラ](ロッシーニ、2009年6月)などです。

みな大変有名でポピュラーな親しみやすい曲ばかりです。
オペラは、歌手・オーケストラ・合唱・演出・舞台装置・舞台美術など、まさに総合芸術です。実演の舞台に接することで必ずやオーディオファイルの方達にも大きなインスパイアを与えてくれることでしょう。

チケット代もS席20,000円、A席15,000円、B席10,000円、C席6,000円、D席3,000円といったところです(演目・出演者により値段は異なりますが)。海外の引越公演を考えれば格安といえるでしょう。
主役を歌う歌手は世界の一線級ですし、オーケストラは東京フィル、東京響などのオペラを得意とするオケがピットに入ります。是非生のオペラに触れて貴方の音楽範囲を広げられてみてはいかがでしょうか。