みなさんこんにちは、PAKAです。

私も、恥ずかしながら我が家のリスニングルーム紹介をしてみようと思います。
10数年かけて少しずつ行ってきたルームチューニングも、この5〜6年程でRWLシリーズやWS-1、QR-8を中心に使用して調整した結果、以前とは比較にならないくらい部屋の響きが良くなりました。
これからも、まだまだ色々挑戦をして更なるルームアコースティック向上を目指していくつもりではありますが、ひとまず現状の様子をご紹介致します。

リスニングルームの広さは約12畳程の縦長の部屋で、音の前後感や立体感などの表現力の優位性を考慮して、スピーカーは部屋の短辺にセッティングしています。

これはスピーカー側の写真で、鮮度感や細かい音の聴こえ方、低域の篭り感や締まり具合を考慮してセッティングを詰めていった結果、後ろの壁からスピーカーを1.6m程度も前へ出すセッティングとなってしまい、視覚的には少し圧迫感がありますが、スピーカー間のラックからかなり前に出ていることもあり、センターラック方式の弊害になる可能性の高い音場感や音像感の乱れの影響もほとんど感じず、また、スピーカー背後の空間が、奥行き感の表現にも有効に作用しているように感じています。


これはリスニングポイント後方の写真で、RWL-2とRWL-3を配置してルームアコースティック対策をしています。
左右2枚はハの字に設置していますが、設置角度により音場／音像感を調整できますので、なかなか便利です。


これは天井の写真で、天井にもRWL-3とWS-1を取り付けてルームアコースティック対策をしています。
天井のルームアコースティック対策はとても有効で、可能な方は是非試してみてほしいですが、しっかりとした施工をしないと落下の危険があるので、大工さんに依頼するなどをお薦め致します。
一応、RWL-3のスレッドに私が自己責任で施工した内容をご紹介していますので、ご参考になれば幸いです。


最後に、これはリスニングルーム側面の壁の写真で、CDの壁掛け用木製ラックを取り付けてCDをディスプレイしています。
元々の目的は、白い壁紙の所々に壁の共振対策として、QR-8がポツポツと貼られているため見栄えが悪いので、それをどうにかして目立たないように出来ないか、という考えからでしたが、もう1つの副次的な狙いとして、壁の平行面対策となってルームアコースティックの向上にならないか、という期待もありました。
これが音質的に想像以上の効果で、木を取り付けたことによる壁の鳴き止め効果と、壁に凹凸が出来たことによるフラッターエコーの影響も軽減したためか、かなりクセの取れた音に改善されました。
ただ、これは大きな地震が来た時のことを考えると、なかなか人にはオススメしづらい部分があります。

次回は、シンプルな構成ですが愛機のご紹介などもしてみたいと思います。