初めて投稿します。鉄ちゃんと申します。長岡鉄男氏も好きでしたが、本当はもう一つの趣味が「鉄道」なもので・・・このハンドルネームです。このたび、RR-7およびRR-77のバージョンアップをしていただきましたのでその感想を書きたいと思います。

実はかなり昔からアコリバ製品は使っていたのですが、正直、このような掲示板があることも知らずにうまく使いこなしていなかったというのが実態です。
30年以上前にO社の電源BOXを導入してから、電源関連のアクセサリーの大切さはわかっており、最初のアコリバ製品は10年位前だと思いますがYTP-6を導入し、とても大きな効果が出たのにはちょっと驚きました。
その後、あまりメーカーにこだわらずいろいろなアクセサリーを試してみて今に至っています。（もちろんアコリバの製品も多数あります。）
30年以上遊んできたメインシステムJBL4343のフルマルチアンプ駆動のシステムが年のせいか手におえなくなり、また、地デジ化にともない大型TVをいれるためアンプやスピーカーの小型化・軽装化を余儀なくされたことなどから、今までとは違う方向でシステムを再構築している最中です。
50インチのプラズマTVを中心にJBLを使っていた頃は見向きもしなかったトール・ボーイタイプのスピーカーを導入し、さらにアナログを廃しLINN DSを導入するなど全く違った音作りに挑戦しているところです。

さて、これらのシステムでRR-7とRR-77の2台使いを今まで行なってきましたが、バージョンアップの話が掲示板で話題となり、2台のバージョンをそろえたいという気持ちもあり2台ともバージョンアップをお願いしました。
設置位置は左右のスピーカーの背後に立てているチューニングパネル、サーロジックSV-1800の上にアピトン合板の端切れを置き、その上に駆動用の単一電池8本とともに置いてあります。
バージョンアップ後の感想としてはRR-7、RR-77を使用したときのメリットをさらに強めた感じです。
　・音場の前後がよく再現される。音像が小さくまとまる。
　・音場は広がりが狭まる感じもありましたが、内振りぎみのSPの角度を直すことにより広がり感も出てきました。調整中です。
　・声や楽器の分解能があがり、しかも自然。
　・低音を中心として音がしっかり聞こえるようになる。
費用がかかりましたが、十分改善に見合うものになります。最初から新品を買われる場合はわずかの価格差ですのでこれは大きいと思います。

また、YTP-6、RTP-6のチューンアップも同時にしていただきました。これを利用して、今まで使用していたクリーン電源、1KWのトランスを差し替えました。それまではYTP-6は不使用、RTP-6はTVや無線LAN子機の電源に使うというもったいない使い方をしていました。
クリーン電源やトランスは音が変化するのははっきり分かるのですが、メリット、デメリット双方あり、クリーン電源も何回か新しいものに取替えをしています。クリアな音にそこそこ満足していたのですが、音の伸びやかさや声の滑らかさなどに引っ掛かるところがあり、はずしてみようと思っていたところです。また、先月、御茶ノ水のオーディオ店で行われたデモの影響もあります。雑音が相当入っていそうなビルでも雑味のない伸びやかな音を再現しており、これなら行けるという感じをもちました。
実際にトランス等をはずし、聞いてみると最初のうちは音が甘くなったのですが、次第に輪郭がはっきりして音場が見渡せるようになって来ました。上記の通り、スピーカーの位置なども微調整している状態です。

以上簡単ですが感想を報告いたします。

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主な使用機器
スピーカー　 SONICS　ALLEGRA
パワーアンプ　山水　B-2105MOS-V
プリアンプ　　自作トランジスタアンプ
CD　 　 ESOTERIC　DV-50S
NET AUDIO 　LINN　MAJIK　DS

＊アコリバ製品
RR-777　2台、YTP-6、RTP-6、RD-1、PowerMax使用の電源ケーブル、SIP-8、BSIP-2、RLI-1、CB-1DB

以　上