メイン [02-01. シングルコアケーブルシリーズ]シングルコアケーブルシリーズ PC-tripleC XLR-1.0PA?(1.8mm×1.4mm導体)を導入して大正解 | 投稿するにはまず登録を |
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zappa1993 | 投稿日時: 2012/11/18 19:52 |
長老 登録日: 2011/3/17 居住地: 投稿: 1916 |
XLR-1.0PA?(1.8mm×1.4mm導体)を導入して大正解 皆さん
こんばんは zappa1993です。 私のオーディオシステムも改良を重ね、一応思い描いていた形に近くなってきました。 細かい点ではまだまだ調整も必要ですが、アクセサリーの導入に関しては、ケーブルはすべてPCOCC-Aの単線になりましたし、多くの箇所でヒッコリーや水晶を活用しています。 そんな中、ネットワークプレーヤーとアンプ間のラインケーブルをアンバランス(RCA-1.0PA)からバランス(XLR-1.0PA?)に変更するという案を持ちながら、中々試せずにいました。 これはRCA-1.0PAの音に十分満足していたのと、バランスケーブルにするとアンバランスケーブルが無駄になってしまうためです。(ラインケーブルはこの間しか使いません) 2月ほど前に新たにDACを購入しまして、これをネットワークプレーヤーのデジタルアウトで結線し、このDACからのアナログアウトとネットワークプレーヤーのアナログアウトを併用することとなり、もう一組のラインケーブルが必要になりました。 (DACはアンバランス出力しかないためRCA-1.0PAを活用します) アコリバの製品に関しては全幅の信頼を寄せていますので、一番最初に3種類の電源ケーブル(POWER REFERENCE,POWER MAX?,POWER STANDARD)をお借りして以来一度も無料貸出制度を利用せずに今日まで来ました。 今回は、バランスとアンバランスの違いを確認してから気に入った方を購入したいと思い、久しぶりに無料貸出制度を利用させていただきました。 皆さんご存知だと思いますが、バランス、アンバランス接続に関しては一概にどちらが良いと言えるものではなく、接続する機器がどちらを主に考えて作られているかによってマッチングが変わってきます。 バランスの方が良いと聞いても、果たして自分の機器でもそうなのか確かめる必要があります。 お借りしたバランスケーブルと所有するアンバランスケーブルを聴き比べてみますと、 アンバランスは、適度なドライ感があり音が軽やかに広がる感じがし、ソフトボーカルやアコースティックな楽器はきめ細やかな表現でリアリティがあります。 これに対してバランスは、密度が濃くボーカルや楽器をしっかりと描き切る表現力があり、音の広がりは多少劣るもののエネルギー感はこちらの方が上で、沈み込むような低音も力一杯に再生されます。 バランス接続の方が私の好みに合いましたので、バランスケーブルを注文することにしました。 管理人さんにバランスケーブルの注文を伝えたところ、「エネルギー感や密度、厚み、重心の低さなどでは太い線材が圧倒します」と1.8mm×1.4mm導体の製品を薦められました。 導体が太いとそれだけ図太い音になるが、繊細な表現や音の透明感が後退するので、ネットワークオーディオの特徴ともいえるこれらの表現がどのようになるのか心配だったのですが、こちらの掲示板で1.8mm×1.4mm導体のケーブルを導入された方の投稿をいくつか読ませていただく限りではその様な心配は不要で、皆さん導入に満足されているようでしたので、私も太い方の導体で作成をお願いしました。 ROCK好きなら絶対に太い方の導体のほうが良いですよとのことでしたが、結果的にはROCKだけでなく、JAZZやCLASSIC、ソフトミュージック等何を聴いてもこちらの方が良かったことを付け加えさせていただきます。 1.8mm×1.4mmのバランスケーブルが届いて最初に音を出しましたところ、音の密度や厚み、重心の低さに本当に驚きました。 これは凄い これほど変わるのか と言った感じでした。 エネルギー感も申し分なく地を這うような低域が迫ってくる感じに「これが聴きたかったんだ」と思わず笑みが出ました。 ただ、問題の繊細な表現や透明感は多少後退した感じはありましたが、これはエージングで何とかなるだろうと思いそのまま使い続けていますと、2,3日目辺りで変わり始め1週間くらい経った日には最初に聴いたときの印象とはだいぶ変わってきました。 音のヌケが良くなり透明感が際立ってきました。 導通が良くなったためか、音の立ち上がりが鋭くなり煌びやかな高域や弾むような低域の表現がしっかりと出て、やや甘かったフォーカスもきちんと合い、出音から消音までが非常にスムーズに繋がり消え入るような微妙な表現の再現性も出てきました。 逆に当初に感じた音の厚みや重心の低さは薄れてきて、全体としては突出した所がなく全てがとても自然でケーブルの存在が無くなってしまったかのような感覚に陥ります。 その時にハタと思いました。これが私の機器の音なのだと。 そうなのです。 今聴いている音は私の機器そのものであり、私が作成したリッピング音源の音なのです。 そこにケーブルによる味付けは皆無で、音源をストレートに伝える役割に徹しています。 導体の太さは導通の良さからよりストレートな表現に貢献しますが、音そのものを変えてしまうようなことはなく、機器から出力された信号が変質することを防いでいるように思えます。 結果的にネットワークオーディオの繊細な音やリアリティのある音場感などの特徴が更に良く表現されるようになり、機器の能力が最大限発揮さることになりました。 最初に聴いた図太い音が懐かしいのですが、これは私のリッピング音源の足りないところを晒してしまったようで、逆に言えば機器の悪い所まで浮き彫りにしてしまう怖さがあります。 それ故に音の悪さをケーブルのせいにしてはいけません。 自分のオーディオシステムを高い次元で追い込みたいと考える方にとっては、大きな力になるでしょうし、なくてはならない存在になるでしょう。 |
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» XLR-1.0PA?(1.8mm×1.4mm導体)を導入して大正解 | zappa1993 | 2012/11/18 19:52 |
Re: XLR-1.0PA?(1.8mm×1.4mm導体)を導入して大正解 | まさこ | 2012/11/18 21:27 |
Re: XLR-1.0PA?(1.8mm×1.4mm導体)を導入して大正解 | zappa1993 | 2012/11/19 20:30 |
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