良い音を、大音量でと言いたいのですが、残念ながらそれは叶わぬ夢　
ならば、小音量でも、心地よい音を目指そうと、購入したスピーカーです　

見て頂けると解りますが、8cmのフルレンジ、FOSTEXのユニットが左右に付いてます


まず、リスニング環境が、
スピーカの間に座ると仕事ができなくなる事　あまり、大音量で鳴らせない事　

この二つの条件で、探して見つけたスピーカな訳ですが　欠点がありまして
8cmのフルレンジですから、低域が出ません　
そのかわり、中高音域は、中々の　音を出してくれます

この頃は、ピアノソナタや、弦楽を好んで聴いていたので、これでも良かったのですが、JAZZとオーケストラを聴くとなると、話は変わってきます　

JAZZになると、低域が出ない特性に加えて、中高音が出るので、ベースラインが埋もれて聴こえにくいのです　ウッドベースの、一番美味しいところがまるで聴こえません　これは、悔しくてしかたありません　　

以前使っていた、SONYの5.1chのアンプを引っ張りだして、サブウーファーを繋げてみたのですが、サブウーファーの音はわざとらしくて、気に入りません

そこで、スピーカーケーブルを、キンバーに変えました　
すると、低域が少しは出る様になりましたが、特性である中高音が豊かになったぶん、やはり低域が弱いままです　この状態で、一年ほど鳴らしこみました　

ここで、RYG-1の導入になります　その感想は、RYG-1のところに書き込んでます

さて、その後で、SPC-REFERENCEを追加しました

まず、スピーカケーブルの皮膜をむいて驚きます　二本の線をチューブで包んでいて
まだ、フィルムの様な物でさらに包んでます　今まで自分が、使っていたケーブルで
は考えられない事です　こう言う、細かい作り込みが嬉しいところです　
そして、二本のスピーカーケーブルが出てくるのですが、ここでもびっくりしました

単線の意味を理解した瞬間です

一見、硬くて切りづらそうに見えるのですが、むしろ細身のスピーカーケーブルと比べると、
とても切りやすいです

取り付け完了した画像です
　


さて、音を出してみましょう

なぜ、ここまで質感のある低音が出る様になるのか？　

一音、一音、エネルギーが増して、心地の良い音を聴かせてくれます

SPC-REFERENCEに、交換してすぐの感想です　

さらに、一週間聞き込みました　

見事に、スピーカーに関する悩みを解決してくれましたよ　　

フルレンジ特有の、低域の弱さの改善（2way　３way)には勝てませんが
納得のいくレベルまで出る様になりました　このレベルと言うのは、
自分のリスニング環境での話です　それに、中高音域の質感も上がりました　
弦楽や、人の声は、良い音だと素直に言えますよ　

後、ボリュームを絞っても、音が痩せません　上記の特性を保ったまま、小音量でも聴ける様になりました　

でも、このスピーカーは、オーディオ愛好家の方には、不評の様ですね
まあ、リスニング環境も違いますし、感性も違うでしょうから、仕方ありませんけど

ちなみに、自分のリスニング環境は、四畳半の畳の部屋で、となりの部屋との仕切りは、襖一枚です　

音楽聴くには、かなり過酷な環境です

それでも、良い音で聴きたいという気持ちは、変わりません　　

感想と言うよりも、最後には愚痴の様になってしまいましたが　　

SPC-REFERENCEと、RYG-1を使用した感想でした