今日は、ホワイトメタルです。
昨日、買い物がてらタワーレコードに立ち寄り、ショスタコーヴィチの交響曲第１０番のＣＤを久しぶりに購入しました。この作品に執着して１０年余り経ちますが、あえて言うなら、キリル・コンドラシン指揮：モスクワフィルハーモニー管弦楽団のソフトの演奏が素晴らしいのですが、如何せん録音がカセットテープ並みの劣悪なソフトでしたので、欲求不満が拭いきれませんでした。
購入枚数ばかり増えてしまい、今回もあまり期待しておりませんでしたが、今回は感動致しました。エリアフ・インバル指揮：東京都交響楽団の２０１２年４月のライブ録音のソフトです。Ａ社のソフトですが、いつも購入していたスタジオ録音のソフトは、大体質感が鋭利で残響成分が「ディレイ」「エコー」が妙な感じでかかっており、解像度とか音の分離などは素晴らしいのですが、質感のナチュラルさがプラスされれば最高なのになぁ〜と思っておりました。
しかし、今回のソフトは多少高域がキツイかもしれませんが、実際の生演奏はかなりピッコロや打楽器などが耳に痛いほど感じる事を考えますと、かなりリアルな表現をしておりました。
それより、演奏が素晴らしかったですよ。以前演奏会で聞いた背中がゾクゾクする興奮を味わえました。
まさか、日本のオーケストラのソフトで頗る感動するとは思いませんでした。
それでは、失礼致します。