皆様こんばんは。先日わたくしもRR-77のアップグレード(特別チューン仕様)をお願いいたしました。約2週間前にご返送をいただいていたのですが仕事が立て込んでしまい、本日からようやく本格的な比較試聴を行っております(通電は行なっておりました)。
　「旧モデル(RR-77)」も手元にあるので、「アップグレードモデル」と比較してみたところ、私のシステム環境では、新旧モデルの効果に大きな違いが現れました。「アップグレードモデル」と「旧モデル」との改善効果を比較すると、「アップグレードモデル」の方が、楽音の明確化、再生帯域のバランス、音の響きにおいて、より顕著な改善効果が現れており、再生される音楽の構成を一層強く感じられるようになります。
　今回は2台のupgradeをお願いしたので、1台使用時と2台使用時についても比較してみましたが、1台使用時よりも2台使用時のほうが、上記の改善効果がより明確となりました。
　しかしながら、私の再生環境ですと、2台使用時の体感レベルが、全くの比例関係にあるという感じもいたしません。2台使用時の効果をあえて数値化をすれば、再生ソフト(下記記載)に左右されますが、未使用時と比べて平均1.5倍程度の改善効果であるように私は感じます。(最も効果を感じたのは加藤さんの無伴奏で、これは2倍近い改善効果を感じたといっても過言ではないかと思います)
　再生環境により体感の差はあるかと思いますが、私の場合、今回のアップグレード効果は大変満足の行く結果となりました。特別チューン等、様々なご配慮をいただきました関係者の皆様にはこの場をお借りまして御礼申し上げます。

比較視聴時に使用したソフト
SACD ウラディーミル・トロップ「シューマン・ロマネスク」ARDS-0001
CD エマーソン レイク＆パーマー「タルカス」2011年　リマスター輸入盤
CD 加藤知子「バッハ 無伴奏ヴァイオリン＆パルティータ全曲」COCO-70908-9
CD 関口機械販売「ビックヒット昭和歌謡」非売品