皆さん、こんにちは。
先日、長富　彩さんの「レゾナンス　ホロヴィッツト・リビュート」を購入しました。
聴いてびっくりの音です。
まさにキラキラの輝くような美しい音で、かつ演奏中の息づかいも入っており、実にリアルです。チェンバロがかったピアノの音と感じました。決して悪い作品とは思いませんし、好みの作品なのですが、ＣＤ１枚通して聴くと疲れます。
この後マルティン・シュタットフェルトの「バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻」を聴いたら、ソファーからずり落ちそうになりました。こちらはビロードのような滑らかな柔らかさで、耳をそっとなでるようです。これはこれでうっとりです。
「レゾナンス」はスタインウェイのピアノで、「バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻」もスタインウェイだと思うのですが、あまりの音の違いに改めてびっくりです。プレイヤーもレコーディングホールもエンジニアも違うとはいえ、ここまで違うとまるで別の楽器と言ったほうがふさわしいとさえ思えました。