バカボンのパパです。

私は、ヘッドホンスレッドに、音楽再生品質改善度（オーディオ的快感度）は信号ケーブルの交換が一番だとか、ＤＡＣ（デジタル・アナログ・コンバーター）が音楽再生のすべてを決するとか、およよヘッドホンと関係のないことを、このヘッドホンリケーブルスレッドに投稿している。

今日は電源ケーブルである。いつになったらリケーブルについて書くのかと詰問されそうだが、このアイテム（電源ケーブルイコールアコリバ電源ケーブル）はヘッドホン再生においてとても重要なのだ。やはりこのスレッドに投稿したい。

電源ケーブルは、信号ケーブルと違って、数万単位で確実に再生品質が良くなることはない。さらに言えば、確実に高品質再生に向かう保証などない。なのでパワーリファレンスばかり薦めているのだが、ラインケーブルと電源ケーブルを（それもアコリバの高額な方）を一度に揃えるのは無理がある。最初は信号ケーブルだと説いた。その次は、安価なヘッドホンなら、ヘッドホンリケーブルをしろと断言した。特にシュアーを使っているなら絶対ヘッドホンリケーブルからすべきだ。

ゼンハイザーHD800クラスを買った場合も同じモデルが通用するかが問題だ。それはない、と自信を持って断言する。最終的にはヘッドホンリケーブルすべきなのだが、シュアーの安価モデルのような、ヘッドホンリケーブルによる劇的な改善は期待できない。オリジナルケーブルでもそこそこの再生をする。ようは買い方の順序だ。

このクラスのヘッドホンに手を出す人は、それなりのＣＤプレーヤーとヘッドホンアンプを所有しているはずだ。そしてラインケーブルを交換したとする。次は絶対電源ケーブルだ。

ＣＤプレーヤーとヘッドホンアンプで２本、いきなりパワーリファレンスは予算的に厳しい。付属電源ケーブルでは、再生品質的にかなり厳しい。ヘッドホンリケーブルの前に絶対電源対策なので、ここはパワースタンダードだ。

電源ケーブルは、機器とコンセントに間にアコリバ電源ボックスを挟み２本使う、がここの常連の常識だ。もしパワースタンダードとパワーリファレンスの２本だったらパワーリファレンスを機器側にする。これも常識だ。パワーリファレンスに関して、ことヘッドホン再生には電源ボックス直下出しのモデルが相性が良い。なのでパワースタンダードをあまり薦めていないのだが、予算がなければパワースタンダードから始めるしかない。

このときコンセントと一緒に交換するのがポイントである。コンセント自体は感激するほどの再生品質改善効果は期待できないが、あとでボディーブローのように効いてくる。とにかく再生が汚れる感じだ。オーディオグレードコンセント自体、幸いなことに安価だ。セットで買うべし。

２本目はパワーリファレンスだ、絶対に