皆様

今週末に、機器背面の単線ケーブル類の整頓をしました。

PhaseTech EPA-007に接続していたPOWER REFERENCE＋RAS-14が重みでRCA1.4×1.8mmとXLR1.4×1.8mmに圧（の）し掛かっているのがわかったので、上に乗らないように、下部側に通して、またRCAとXLRも含めてケーブル類が交差しないように、機器の位置を少し変えたりして工夫をして整頓しました。

するとどうでしょう、音質が大きく向上しました。
XLRでは中高音域が解放されたように前に出てきて、全体的にバランスが非常に良くなり、もともと気に入っている低音域が全体をスピード感を持って支える相乗効果が出ました。また、躍動感が増しました。

かなりびっくりしました。

単線ケーブルが上に乗ったり、交差したりすると、電流や磁場の流れを悪くして、本来の単線の素晴らしさを減じてしまうのでしょう。

部屋もそう広くないので、完璧に単線ケーブル類の重なりを無くすことは不可能なのですが、いろいろ工夫して、できる限り、重なりを無くすと、音質が向上することを実感しました。


それから、STAX導入時にXLR1.4×1.8mmを導入したのですが、当初はケーブルは床に着かない様にしていたのですが、時間を経て、重みで床に接地していました。
そこで、保有しているRCI-3H×2個とHQ-4（ヒッコリーキューブ3個）（因みに1個はヘッドホンリケーブルのインシュレーターとして使用）をPOWER REFERENCE＋RAS-14とRCAとXLRに、組合せを変えて、設置場所もあれこれ変えて、自分の求める音質に向上するように、いろいろ実験しました。

私の環境ではPOWER REFERENCE＋RAS-14にRCI-3H×２個使用し、RCAとXLRにHQ-4を使用するのが最適でした。
空間性が１周りも２周りも向上し、弦やピアノの高域が響いて空間に消える様は言葉に例えようもなく、自分の求める音質はこれだと幸福感が得られました。

単線ケーブルは、特に1.4×1.8mm導体使用は重量もあるので、ケーブルインシュレーターは必須ですね。

今週末、よい勉強になりました。