ラックを換えての配置換えに伴い、電源ケーブルと電源ボックスを１つずつ追加注文していたのですが、2-3週間程前に電源ケーブルが届きました。

試しに、CDPの旧Power Referenceと換えてみました。
電源周りは、殆ど全て旧Power Referenceで、
ラインケーブル、スピーカーケーブルは 新triple-cです。

ライン＆スピーカーケーブルの交換の時は、他社製からの交換だったので、期待通りの著しい変化でしたが、今回はアコリバ製からの交換なので、どれぐらい変わるのか興味を持って試聴しました。

試聴は、アントニオ・サンチェス「Live in New York at jazz standard」です。

出だしは、ベース単音で、それが延々と続きます。より静かになって静寂の中からベースの低音がくっきり響きます。ドラムが、まずシンバルから静かに重なっていきます。シンバル＆太鼓の音が生々しいです。段々盛り上がってきた所で右（ほぼ中央）と左から、テナー、アルト、2本のサックスが最初はユニゾンで加わります。うちのシステムでは、これまでサックスの中高域がCDでは薄かったのが、より太く聞こえます。一層盛り上がってきた所で左右の２管がばらばらに吹き始めます。このあたりも、付帯音が減ったせいか、五月蠅さが減って２管の音がくっきりよく聞こえます。１管になっても、一層生々しく臨場感か感じられます。１曲目終了後の拍手と食器の音がまた生々しいです。大分音楽に浸れる感じになってきました。


やはり、Power Reference triple-cも他のtriple-cケーブルと同様の変化でしたが、特に、音の厚み、立ち上がり、臨場感の変化が大きく感じられました。

他の、電源ケーブルも徐々に換えていく事になると思います。