皆さん。お久しぶりです。
評論家の方やメディアの批判が続いていますが、商業主義にはつきものです。音あるいは音楽は主観的な部分も多いので、何かと意見が衝突することもあります。
先日新聞で江川三郎氏の訃報を見ました。
私は氏の手法を取り入れたことはありませんが、氏の文章は好きでした。この時代にモノラルへの回帰を唱えるのは相当の勇気です。
他にも氏の文章には納得できる部分が多々ありました。
既に他界された長岡氏とも仲がよかったということもネットに載っていました。お二人のオーディオへのアプローチは正反対でしたが、お互い相手の手法は認めており、たまたま手法は正反対であったが、目指すところは同じという認識があったとのことです(地球の反対側に行くのに、右回りするか、左回りするかということ）。
氏の意見は、すくなくとも大メーカーには好かれることはなかったと思います。
自分と逆の意見の方にも認められた氏の冥福をお祈りします。