現在はオーディオラックを入れる前の過度期の状態で、ケーブルが乱立しています。

無理やりオーディオをリビング・ダイニング＆キッチンルーム(2F)に入れ込んだので、ルーム
環境としてはふさわしくありませんが、致し方無いところです。


床はハードサイプレスという非常に硬い無垢の板材で、ここにウールの絨毯を敷いています。
天井は35mmの赤松材（勾配天井）です。壁は珪藻土を塗っています。
少し、反響音が大きいかもしれません。

オーディオを聴く時は写真のようにテレビモニターの前にRWL-3を設置します。この後ろは
玄関からの吹き抜けとなりますが、シルク・オーガンジーのカーテンを設置しています。
本当はSPの背面にもRWL-3を置きたいところですが、左側は動線の障害となるので置けま
せん。

右側は壁と窓に近接しています。右側のカーテンは大塚家具さんで求めた輸入品、なかなかい
いセンスだと自負しています。


この写真はアナログ再生時のもので、右側に少しアナログプレーヤーが見えます。RIO5の左
横がフォノイコです。

左側のＳＰスタンドは右側の台と同じ材質・板厚のタモのブロック集成材で製作。
その上にＲＳＴ-38、その上に特注のヒッコリーのインシュレータ―。



















この部屋でのオーディオと同じブレーカーに入っている壁コンは3か所あり、テレビモニター
背面、試聴箇所の右壁、この壁の終端部です。

テレビ背面側をデジタル電源、試聴箇所右側をアナログ用としています。この2箇所は壁コン
3点セットを使用。もう一か所はコンセントスタビライザーで埋めています。

下の写真はＣＤ再生時、下からパワーアンプ、プリアンプ、ＣＤＰとなります。




・システム紹介
　スピーカー：JBL4311A














　










CDプレーヤー：CEC　CD３Ｎ



















　プリアンプ：AMPHION　LINE3
　パワーアンプ：CROWN　PS200



















　アナログプレーヤー：ROKSAN　RADIUS5.1
　カートリッジ　　　：DENON　DL103



















　フォノイコライザー：iFI　Audio　iPhono


















　BD・SACDプレーヤー：マランツUD9004
　テレビモニター：パイオニア　KURO　500M

・ケーブル
　電源ケーブル：全てPower Reference （PCOCC-A）
　ラインケーブル：RCA-tripleC FM
　スピーカーケーブル：SPC-tripleC

・アンダーボード：アコリバ各種















































・こだわりのスピーカーJBL4311A




























このスピーカーは40年近く前に買ったものですが、当時の為替レートは300円/ドル程度で
はなかったかと思います。私にとっては非常に高額な買い物で年収の半分くらいのローンを組
んで買いました。
ところが、この後継の4312は私の小遣い程度（？）で買えそうな価格になっています。
　
このスピーカシステムの構成は
　　　ウーハー30ｃｍ紙コーン
　　　スコーカ―12cm紙コーン
　　　ツイーター5?紙コーン
　　
ウーハーとスコーカ―には今は希少価値のあるアルニコマグネットが使用されています。
（4311Bからはフェライトとなっています）

　以下は何かに書いてあったこのスピーカーの説明です。

『このJBLスタジオモニターは個性的な音を出すことよりも、原音に忠実な音を出すことに注
力されたスタジオモニターなので、各スピーカーの音色や音質、又は周波数特性など、スピー
カーシステムとしての音のつながりを最重視した設計がなされています。

したがって出てくる音は、大変素直で周波数特性にもピークやディップをほとんど感じさせま
せん。

このスピーカーシステムの音の特徴として、音の立上がりのスピード感の素晴らしさが有りま
す。

例えば、ドラムのシンバルが当たる瞬間の「カチィ」という音など、通常のスピーカーシステ
ムではホーン型のスピーカーを用いないと出ないような音も忠実に出してくれます。
また、立上りの鋭さがありながら、硬い音にはならないのは音の余韻の再生能力が格段に優
れているからだと思います。

この再生音は、ひとつにはウーハーとスコーカ―の二つのスピーカーに使われている磁石に今
や希少価値のあるアルニコマグネットが使われている事も一つの理由です。

アルニコマグネットは、現在主流で使われているフェライトマグネットに比べて非常に強い磁
気回路をコンパクトに造る事が出来、電気信号を音に変換するスピーカー回路では理想的な構
造の構築が可能でした。

このスピーカーシステムにはもう一つ特出すべき回路設計があります。

それは、3ウェイのスピーカーシステムのネットワーク回路です。
低域用スピーカーの高域カットのフィルターが使われていません。これは何を意味しているか
と言うと、オーディオアンプから出た出力がもろにウーハーに直結されています。したがって、
オーディオアンプの低域特性と音質はダイレクトに最終的な音として出てきます。
しかも、この手法は中音域のスコーカ―にも採用されています。』